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2016-03-22 00:56:48

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診療マル秘裏話 号外Vol.267 平成27年6月22日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
目次

1)心不全の治療薬で肺ガンの患者の再発割合減少
2)「ガンサミット」初開催で医療関係者等が出席

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 心不全の治療薬で肺ガンの患者の再発割合減少

 
 
 
 
心不全の治療薬を肺ガンの
患者さんに投与した結果再発の
割合が少なくなったことが分か
ったとして、国立循環器病研究
センターなどが詳しい効果を調
べる大規模な臨床研究を始める
事になりました。
国の規制改革の一環として、
審査期間が短縮された先進医療
と、保険が適用されている治療
を併用して行う、いわゆる
「混合診療」が認められた初め
てのケースとなります。
これは、1日、国立循環器病
研究センターなどで作る研究グ
ループが、東京で会見を開いて
明らかにしました。
それによりますと、心臓から
分泌される「ANP」と呼ばれ
るホルモンを手術後などに投与
した肺ガン患者さん77人につ
いて調べた結果、2年間、肺
ガンが再発しなかった人は91
%で、投与していない患者に比
べ16ポイント高かったという
ことです。
ANPは、血管を保護する
作用があるため心不全の薬とし
て使われていて、投与したAN
Pが、手術後、炎症を起こしや
すくなった血管に、ガン細胞が
付着するのを防いだとみられる
ということです。
研究グループは、ことし9月
以降、全国10の医療機関と
協力して、合わせて250人の
肺ガン患者さんにANPを投与
する、大規模な臨床研究を始め
ることにしています。
この研究は、国の規制改革の
一環として、通常の半分以下の
2か月余りの審査で認められて
いて、こうした先進医療と保険
が適用されている、通常のガン
治療を併用して行う、いわゆる
「混合診療」が認められた初め
てのケースとなります。

ペプチドホルモンとステロイド

ホルモンについての動画です。

ANPもペプチドホルモンです。



 
 
 
 
金剛遍照の弘法大師が、混合
の墨染めの衣を着用した。

 
 
 
 
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2】 「ガンサミット」初開催で医療関係者等が出席

 
 
 
 
 
「ガンサミット」が、初めて
開催されました。ガンサミット
は、ガン対策の推進を定めた
「ガン対策基本法」の成立から、
2016年で10年を迎える前に、初
めて開催されたもので医療関係
者や患者団体など、およそ350
人が参加しました。
サミットでは、塩崎厚生労働
相から、ガン予防や治療の研究
の推進などを盛り込んだ「ガン
対策加速化プラン」を、年内を
めどに策定することなどが発表
されました。
厚労省は、ガン死亡者数を、
2005年から,2015年までに、20%
減少させるとしています。

ガンサミットに関するニュース動画

です。



 
 
 
作庭の計画を策定した。笑

 
 
 
 
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編集後記
心臓から分泌される「ANP」
と呼ばれるホルモンが、肺ガン
の転移を抑えることは、以前の
メルマガでもお話ししました。
ついに臨床試験に至ったこと
は、感無量の気持ちです。どん
どん臨床で使って頂きたいと考
えております。 ガンの治療は、
転移、再発を抑制することが、
肝心です。転移、再発さえ抑制
されれば、原発巣の治療に専念
できると考えられています。
転移、再発の原因として、最
たるものは、ガン幹細胞です。
ANPが、ガン幹細胞にどのよ
うに作用するのかが明らかにな
れば、なお良い研究となること
でしょう。
厚労省が、ガン死亡者数を、
2005年から,2015年までに、20%
減少させるという目標を立てて
いたようですが、実現は、不可
能と言われています。目標を立
てること自体は、悪くないと思
いますが、実現不可能ならば、
その原因を深く探るべきでは、
ないかと私は、考えます。原因
として、最も考えられるのが、
ガン幹細胞を標的とした治療が
行われていないことにあるので
はないでしょうか?身体の負担
ばかり大きく、ガン細胞は、殺
せても、ガン幹細胞を温存する
治療は、百害あって一利なしと
言えると思います。

一里塚を立てるのには、一利
ある。笑

 
 
 
 
 
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