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診療マル秘裏話 号外Vol.254 平成27年6月7日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)ラットを用いて、本態性振戦の原因遺伝子を発見
2)甲状腺ガンと診断されたが事故の影響は考えにくい

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 ラットを用いて、本態性振戦の原因遺伝子を発見

 
 
 
 
 
京都大学は,5月14日、同大医
学研究科附属動物実験施設の
庫本高志准教授、大阪薬科大学
の大野行弘教授らの研究グルー
プが、実験動物のラットを用い
て、本態性振戦の原因遺伝子を
発見したと発表しました。
明らかな原因と考えられる、
病変が存在しない、病態不明の
本態性振戦には、遺伝の関与が
示唆されてきました。 本態性
振戦は成人で最も頻繁に見られ
る神経疾患で、人口の2.5~10
%に見られるという統計があり
ます。しかし、この原因となる
遺伝子は不明でした。
今回、研究グループは、実験
動物のラットを用いて、本態性
振戦の原因となる遺伝子を発見
しました。1つはイオンチャネ
ル、もう1つは脳内でグルタミ
ン酸に次いで多く存在している
アセチルアスパラギン酸の分解
酵素だったということです。
更に、個々の遺伝子異常だけ
では本態性振戦は発症せず、2
つの遺伝子異常が組合わさった
ときに、はじめて本態性振戦が
発症することも明らかとなりま
した。
これら2つの遺伝子は、ヒト
も持っており、ラットと同様の
働きをしていると考えられる
ため、ヒトの本態性振戦患者
さんにおいても、これらの遺伝
子変異の可能性があるそうです。
今後は、同疾患の患者さんを
対象に、今回発見された遺伝子
変異があるかどうかを調査する
と共にラットを用いて発症機序
を明らかにしていくとしていま
す。なお、同研究成果は米科学
誌「PLOS ONE」に5 月13日付で
掲載されています。

本態性振戦の治療に関する動画

です。



 
 
 
 
発症機序を貴女に説明して頂
いても、鬼女には、なりません。


 
 
 
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2】 甲状腺ガンと診断されたが事故の影響は考えにくい

 
 
 
 
福島県は、18日、東京電力
福島第一原発事故に伴う被曝
(ひばく)の健康影響をみる甲
状腺検査で、今年1月から3月
末までに新たに16人が甲状腺
ガンと確定診断されたと発表し
ました。 検査対象となる事故
当時18歳以下の約38万5千
人のうち甲状腺ガンが確定した
のは計103人です。

甲状腺ガンは、手術を受けて
確定します。昨年3月末までの
1巡目検査でガンの疑いがある
と診断され手術を受けた12人
と2巡目検査の4人が、ガンと
確定しました。

ガンやガンの疑いがあるとさ
れた人は1巡目112人、2巡
目15人で計127人となりま
した。2巡目検査は来年3月ま
で続きます。県検討委員会では、
1巡目と2巡目以降の結果を比
べて被曝の影響を判断しますが、
「現時点で事故の影響は考えに
くい」と話しています。

県によると1巡目では、原発
周辺自治体と他の地域で、疑い
も含め、ガンが見つかった人の
比率に差はないということです。
チェルノブイリ原発事故後に、
甲状腺ガンが多発した、放射線
の影響を受けやすい乳幼児には、
ガンは見つかっていません。

甲状腺ガンが増えているという

主張の方が多いように思います。

その原因は、民主党政権化の

まずい対応にあったのではない

でしょうか?



 
菅政権の対応のまずさに関する

動画です。被ばくが想定される

地域に避難させたのは、本当に

まずいと言わざるを得ません。



 
 
 
 
拳闘の試合で、戦略を検討し
て、健闘する見当をつけた。笑

 
 
 
 
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編集後記

本態性振戦の原因遺伝子が
発見されたのは素晴らしい業績
と言えます。本態性振戦の診断
は、受けても治療法は、まるで
なく、放っておくしかないのが
今までの医療でした。原因遺伝
子が特定され2つの遺伝子異常
が組合わさったときに、はじめ
て本態性振戦が発症することも
分かっているので、どちらか一
方の遺伝子を不活化することが
できれば、症状の改善が見込め
ます。治療に繋がる研究を継続
して頂きたいと思います。
1巡目では、原発周辺自治体
と他の地域で、疑いも含め、ガン
が見つかった人の比率に差はな
いということと、チェルノブイ
リ原発事故後に、甲状腺ガンが
多発した、放射線の影響を受け
やすい乳幼児には、ガンが見つ
かっていないことが、「現時点
で事故の影響は考えにくい」と
いう主張の根拠になっていると
考えられます。しかし、本当に
そうかと疑ってかかることを忘
れてはならないと私は思います。

幼児の歯についたプラークを
楊枝でとる。笑

 
 
 
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藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
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