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診療マル秘裏話 Vol.437 平成24年4月12日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次
1) 海藻を毎日食す閉経後女性は,甲状腺ガンのリスク大
2) 転移した進行胃ガン細胞を光らせる内視鏡的診断法

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 海藻を毎日食す閉経後女性は,甲状腺ガンのリスク大

 
 
 
 
 
閉経後の女性で、海藻をほぼ
毎日食べる人は、週に2日以下
しか食べない人に比べ、甲状腺
ガンになるリスクが2・43倍
になるとの研究結果を国立ガン
研究センターと国立環境研究所
のチームが4月11日発表しま
した。

甲状腺ガンの中で最も多いの
ですが、生命にかかわることは
少ない乳頭ガンに限ると、リス
クは3・81倍とさらに大きい
ことが分かりました。

海藻に多く含まれるヨウ素は
健康維持に必要なミネラルです
が、摂りすぎると甲状腺ガンに
結び付く可能性があるとされて
います。ただ、閉経前の女性で
は海藻を頻繁に食べてもリスク
は増えず、チームは「女性ホル
モンの濃度などが関与している
とも考えられるが、仕組みはは
っきりとは分からない」と話し
ています。

研究では9府県の40~69
歳の女性5万2千人余りを19
90年代から約14年間追跡し
ました。この間に134人が、
甲状腺ガンになり、うち113
人が乳頭ガンでした。

食事に関する調査を基に海藻
の摂取頻度を「週2日以下」「
週3~4日」「ほとんど毎日」
の3グループに分けると、閉経
後の女性については、摂取頻度
が上がるほどリスクが増えてい
ました。

男性には甲状腺ガンが少なく、
意味のある解析結果が出ないた
め、研究対象に含めなかったそ
うです。

閉経後女性の海藻の食べ過ぎは、

甲状腺ガンリスクを上げるという

ニュース動画です。



 
 
 
 
 
 
精査しても、性差の原因は、
分からない。笑

 
 
 
 
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2】転移した進行胃ガン細胞を光らせる内視鏡的診断法

 
 
 
 
 
胃ガンが進行した患者の腹部
に転移したガン細胞を光らせる
診断法を大阪府立成人病センタ
ーが開発し、4月9日発表しま
した。肉眼では見えない小さな
ガン細胞も早期発見できるとい
うことです。

ガン細胞が胃壁の外まで広が
り腹膜に転移すると、手術をし
ても再発することが多く、腹水
や水腎症の原因にもなります。
肉眼では、転移したガン細胞
の塊が、2~3ミリ以上になる
まで見つけられません。

消化器外科の岸健太郎副部長
らは、健康食品に使われるアミ
ノ酸「アミノレブリン酸」に、
着目しました。人体に投与する
と、正常細胞ではすぐ代謝され
ますが、ガン細胞では別の物質
に変化したまま4時間程度とど
まり、特殊な光を当てると赤く
見える性質があるということで
す。先端に小型カメラを付けた
管を体内に入れる内視鏡検査で
進行胃ガンの患者さん20人を
調べると、肉眼で「転移あり」
と診断されたのは6人でしたが、
内視鏡から光を照射して観察す
ると、さらに3人が発見されま
した。

アミノレブリン酸の健康食品の

紹介動画です。購入は、自己

責任でお願いします。



 
 
 
商社が瀟洒な光を照射する。


 
 
 
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編集後記

閉経後の女性は、海藻の摂取
で甲状腺ガンのリスクが高まる
ことは分かりました。しかしそ
のメカニズムがもう少し詳細に
分かると対策も立てやすいので
はないでしょうか?内視鏡検査
の精度を上げるツールとして、
アミノ酸が使われるとは驚きで
す。 今後もこのような発見が
多数見つかることを期待してい
ます。

制度の精度。笑

 
 
 
 
 
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