最近の号外Vol.250メルマガ

2016-02-18 14:05:33

カテゴリー:ブログ

エベレスト

藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。



美白·美肌ブログランキングへ

 
診療マル秘裏話 号外Vol.250 平成27年6月2日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
目次

1)低酸素性虚血性脳症の子供に臍帯血の幹細胞を投与
2)黄ニラに、真菌の一種・カンジダ菌を殺菌する効果

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 低酸素性虚血性脳症の子供に臍帯血の幹細胞を投与

 
 
 
 
仮死状態で生まれ、脳性まひ
を引き起こす「低酸素性虚血性
脳症」となった男児に、へその
緒に含まれる自分の臍帯血(さ
いたいけつ)から抽出した幹細
胞を投与し、脳性まひを予防す
る治療を国内で初めて実施した
と、倉敷中央病院(岡山県倉敷
市)が11日、発表しました。

治療は臨床試験として、4月
下旬に行いました。男児の経過
は順調で、今週末にも退院予定
だそうです。

同病院によると、新生児が低
酸素性虚血性脳症になると、脳
に血液が十分に行き渡らずに脳
障害が起き、脳性まひにつなが
ります。治療で投与された幹細
胞は、血管や神経の細胞になっ
たり、神経の再生を促進したり
するため、脳障害の改善を狙っ
て投与されます。自分の臍帯血
を使うことで、拒絶反応を防ぐ
などの利点もあるそうです。

これまで低酸素性虚血性脳症
の赤ちゃんには、体温を低く保
ち脳細胞を保護する「低体温療
法」が実施されてきましたが、
後遺症が課題となっています。

男児は、4月28日に岡山県
内の20代女性が出産しました。
仮死状態で、蘇生したものの低
酸素性虚血性脳症と診断されま
した。このため低体温療法と併
せて、臍帯血から分離した幹細
胞を多く含む成分を、出生後2
4時間ごとに計3回に分け点滴
で投与しました。

治療は倉敷中央病院や埼玉医
科大、名古屋大、大阪市立大等
でつくるグループが計画してき
ました。

治療を担当した倉敷中央病院
の渡部晋一(わたべ・しんいち)
総合周産期母子医療センター長
は「長期的に経過を見る必要は
るが、脳性まひに苦しむ子ども
を少しでも減らすことができる」
と話しました。

低酸素脳症の症状と治療に、

関する動画です。



 
 
 
 
寵姫が弔旗を掲げて長期戦に
望む。笑

 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
2】 黄ニラに、真菌の一種・カンジダ菌を殺菌する効果

 
 
 
 
岡山県の特産黄ニラに、真菌
(カビ)の一種・カンジダ菌を
殺菌する効果があることを川崎
医療福祉大、川崎医科大の共同
研究グループが突き止めました。
日常的に食べることで、カンジ
ダ菌の異常増殖によって起きる
感染症・口腔(こうくう)カン
ジダ症の予防につながる可能性
があるといい、13日に京都市
で開かれる日本顕微鏡学会で
発表します。

カンジダ菌は常在菌の一つで、
口腔カンジダ症は口の粘膜や舌
に、白い苔(こけ)状のものが
付着したり、粘膜が赤くなった
りします。加齢や病気で抵抗力
が弱まった人や義歯の利用者が
感染するケースがあり、高齢化
に伴い患者数は増加傾向といわ
れています。

グループは、抗菌作用を持つ
とされる食材のうち黄ニラ、青
ニラ、ピーマン、米酢、タマネ
ギなどで研究しました。それぞ
れ、すりつぶして抽出した上澄
みと培養したカンジダ菌で実験
したところ、黄ニラが最も高い
抗菌作用を示し、生きた菌の数
は24時間後に10分の1、48
時間後には1万分の1に減少し
ました。電子顕微鏡で菌を観察
すると細胞壁に凹凸があり、強
いダメージを受けていたことが
分かりました。

口腔カンジダ症の治療には、
通常、抗真菌薬を用います。口
内では薬剤が効きにくくなる菌
の集合体「バイオフィルム」が
形成されることがありますが、
黄ニラには、形成率を2割程度
抑制する傾向も見られたそうで
す。

県の2012年の調査による
と、県内の黄ニラの栽培面積は
17ヘクタールと全国の7割を
占め、生産量は85トンに上り
ました。川崎医療福祉大の山田
作夫教授(細菌学、顕微鏡学)
は「抗菌作用を持つ成分物質の
分析などを進めたい」、亀崎彩
紗助教(栄養微生物学)は、
「食材の抗菌力を生かした加工
食品の開発につなげたい」と話
しています。

岡山の黄ニラの紹介動画です。



 
 
 
 
食材を供えて、贖罪とする。


 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
編集後記

仮死状態で生まれ、脳性まひ
を引き起こす「低酸素性虚血性
脳症」となった男児に、へその
緒に含まれる自分の臍帯血(さ
いたいけつ)から抽出した幹細
胞を投与し、脳性まひを予防す
る治療ができるようになった事
は、喜ぶべきことです。脳性の
麻痺が存在する人生としない人
生を較べれば、麻痺が存在しな
い人生の方が、望ましいのは、
言うまでもありません。
岡山県の特産黄ニラに、真菌
(カビ)の一種・カンジダ菌を
殺菌する効果があることが分か
りました。カンジダ症の治療に
は、抗真菌薬を使いますが、抗
真菌薬には、副作用があること
が多く、またその真菌を殺す力
には、限りがあることが知られ
ています。免疫不全の患者さん
が真菌症を発症しやすいので、
私は、白血病や悪性リンパ腫の
患者さんで真菌症を発症した方
を多数診察しました。その結果
予防が重要であることを学んだ
訳です。その予防には、殆ど副
作用のない、黄ニラが最適であ
ることは、いうまでもありませ
ん。

差異的な発言は、最適とは、
いえません。笑

 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント