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2016-01-31 19:52:25

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診療マル秘裏話 Vol.534 平成26年2月27日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1) 最新の目の網膜の再生医療施設
2)携帯可の小型の透析装置の展望

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】目の網膜の再生医療施設

 
 
 
 
神戸市は2014年度、ポートアイランド2
期の神戸医療産業都市で、世界最高水準の
技術を生かす試みに乗り出します。 人工
多能性幹細胞(iPS細胞)を使った目の
網膜の再生医療施設「神戸アイセンター(
仮称)」の整備に向けた調査を始めるほか、
スーパーコンピューター(スパコン)「京」
の次世代機「エクサ級スパコン」の誘致を
視野に入れ、開発拠点の整備にも着手しま
す。 新しい万能細胞「STAP細胞」の
開発などで注目度を増す神戸発の医療技術
を世界に発信する構えです。

医療産業都市では昨夏iPS細胞を使っ
た世界初の臨床研究がスタートしました。
早ければ今夏にも理化学研究所(理研)や
先端医療センターなどが、網膜の病気「加
齢黄斑変性」の患者さんに対しiPS細胞
を網膜色素上皮細胞に分化させ移植します。

市は18日に発表した総額1兆7646
億円の14年度当初予算案で、アイセンタ
ーの整備調査検討費として1千万円を計上
しました。

センター内に、研究や病院、リハビリ、
細胞培養の機能を一体化させ網膜再生医療
の実用化を加速させたい考えです。14年
度は最適な事業形態やセンターの具体的な
機能などについて調査する予定です。15
年度に着工、16年度の完成・開設を目指
しています。

一方、「京」の100倍の処理能力を持
つ「エクサ(1兆の100万倍)級スパコ
ン」は神戸での建設が有力視されています。
決定はまだ先ですが、先手を打った取り組
みで誘致競争を有利に展開する狙いもあり
ます。

スパコンの開発主体は理研ですが、市は
14年度、開発者チームが使う“受け皿”
の整備を開始しました。 「京」の近くに
賃貸の研究室が入るビルを建設するため、
市が2年かけて用地を取得する予定です。
14年度予算案に8億7500万円を盛り
込みました。ビルは16年度の開設を目指
しています。

iPS細胞から作った網膜の細胞の移植手術

に関する記者会見の動画です。



 
 
 
 
アイセンターのある、ポートアイランド。


 
 
 
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2】小型の透析装置の展望

 
 
 
腎臓の働きが低下する腎不全患者さんの
血中に含まれる尿毒素を、吸着することが
できる人工繊維を、開発したと物質・材料
研究機構(茨城県つくば市)の荏原 充宏
(えばら・みつひろ)主任研究員らのチー
ムが2月19日、英科学誌電子版に発表し
ました。災害時に携帯できる、小型の透析
装置の開発につながると期待されています。

慢性腎不全の患者さんは、血中の老廃物
や尿毒素を腎臓でろ過しきれず透析が必要
となります。透析をしなければ、即死亡に
つながることは、言うまでもありません。
チームは、代表的な尿毒素のクレアチニン
を吸着する性質がある鉱物ゼオライトを
樹脂に混ぜ、極細の繊維の作製に成功しま
した。布状にして血清で実験したところ、
約16グラムの繊維があれば、体重60キ
ロの人が1時間に作る量のクレアチニンを
全て吸着できることを確認しました。

国内で透析治療を受けている患者さんは
30万人超とされています。透析には大量
の水と電気を使う大掛かりな装置が必要で、
東日本大震災では、被災地の患者が遠方に
避難を迫られる事態となりました。

荏原主任研究員は「吸着率を向上させれ
ば、腕時計型の装置でも透析治療が可能に
なるかもしれない」と話しています。

現在行われている血液透析の機械について

解説している動画です。いかに大きな機械で

あるか、見ての通りです。



 
 
 
 
 
装置を被災地に送致する。笑

 
 
 
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編集後記

昔は、「株式会社神戸市」と批判されて
きましたが、再生医療都市と名前を変える
ような気がします。 私の故郷が再生医療
都市となるのは、誇らしい限りです。この
時点では、理化学研究所がSTAP細胞がある
と考えてプロパガンダに余念がなかったと
記憶しています。 その後、後ろ盾の笹井
芳樹氏が自殺して、再生医療都市となる事
が困難になったようです。本当に残念と言
わざるを得ません。  透析には大掛かり
な装置が必要です。私も透析病院で仕事を
していたこともあるので、よく知っており
ます。腕時計程の装置で透析が可能になれ
ば、災害時、透析患者さんだけが透析の為
だけに遠方の避難を余儀なくされるという
ことは、なくなるのではないでしょうか?
ただし、そうなるには、まだ少し時間が、
かかりそうです。

非難の嵐から避難する。笑

 
 
 
 
 
 
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