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診療マル秘裏話 号外Vol.237 平成27年5月18日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)サルが記憶の想起時、側頭葉で高次領域から送られる信号
2)乳ガンのホルモン治療後、再発し薬剤の効きが悪くなる背景

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
1】 サルが記憶の想起時、側頭葉で、高次領域から送られる信号

 
 
 
 
東京大学は4 月24日、同大学
院医学系研究科の竹田 真己元
特任講師らの研究グループが、
サルが記憶を思い出している際
に、大脳の側頭葉で、高次領域
から送られる信号によって低次
領域の皮質層間にまたがる神経
回路が活性化されることを明ら
かにしたと発表しました。
認知機能や記憶の中枢として
知られ、大脳の後方側面に位置
する側頭葉では、視覚の長期的
な記憶に関わるニューロン群が
存在することは知られていまし
たが、従来はニューロンの活動
を1つずつ計測する手法が一般
的であったため、記憶を想起し
ている際に側頭葉の複数の領域
にまたがるニューロン群がどの
ような原理で活性化されるかは、
明らかにされていませんでした。
そこで研究グループは、複数
の記録チャンネルを持つ電極を
使用して、側頭葉のTE野(中下
部、前下部)の皮質層間の信号
を記録しました。又、より高次
の領域である36野からの信号も
同時に記録することで、サルが
視覚の長期記憶を想起している
際には、TE野の皮質層間にまた
がる神経回路が36野からのトッ
プダウン信号(高次から低次の
領域への信号)によって活性化
されることが重要であることを
明らかにしたそうです。
今回用いた領域間信号と皮質
層間信号を同時に記録、解析す
る手法により、記憶の想起を支
える、大脳ネットワークの作動
原理の解明が進むと共に、視覚
的な記憶障害に関わる神経回路
の研究が進展すると期待されて
います。
なお、この研究は、科学技術
振興機構(JST)戦略的創造研究
推進事業チーム型研究の一環と
して行われました。研究成果は、
米科学誌「Neuron」オンライン
速報版に4 月23日付で公開され
ています。

記憶の長期増強に関する動画です。



 
 
 
ソーキそばを想起することは、
早期に行うべき。笑

 
 
 
 
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2】 乳ガンのホルモン治療後、再発し薬剤の効きが悪くなる背景

 
 
 
 
 
乳ガンのホルモン治療後、
ガンが再発し薬剤が効きにくく
なる背景に、ガン細胞を増殖さ
せる遺伝子を活性化させる分子
の存在があることを熊本大発生
医学研究所の中尾光善教授らの
研究グループが突き止め、29
日の英科学誌電子版で発表しま
した。果物にも含まれるポリフ
ェノールの一種が遺伝子と分子
の働きを抑制することも分かり、
中尾教授は「新しい治療法につ
ながる可能性もある」と話して
います。

中尾教授によると、乳ガンの
大半は、女性ホルモンをガン
細胞内に取り込んで増殖します。
薬の投与でホルモンを抑制する
治療法がありますが、長期間の
投与で耐性ができることがあり
ます。

乳ガンのホルモン療法の意外な

副作用が経験者によって語られて

いる動画です。



 
王様の八世が発声練習をして
発生学を勉強する。笑

 
 
 
 
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編集後記

今回用いた領域間信号と皮質
層間信号を同時に記録、解析す
る手法により、記憶の想起を支
える、大脳ネットワークの作動
原理の解明が進むと共に、視覚
的な記憶障害に関わる神経回路
の研究が進展することを期待し
たいと思います。
果物にも含まれるポリフェノ
ールの一種が、乳ガンを増殖す
る遺伝子とこの遺伝子を活性化
する分子の働きを抑制すること
が分かったのは素晴らしい発見
と言えましょう。しかしながら、
スーパーフルーツと呼ばれる
フルーツの中には、抗ガン作用
のある物質があることは、経験
的に分かっていました。 その
物質を薬のレベルまで高めた物
が存在していることも事実です。

視覚に頼ると死角が落とし穴
となる。笑

 
 
 
 
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