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2015-12-30 17:53:52

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診療マル秘裏話 号外Vol.221 平成27年4月29日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)ウイルス感染が原因の糖尿病のリスクを高める遺伝子
2)心血管系疾患、大動脈瘤の発症に関わる新原因遺伝子

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
1】 ウイルス感染が原因の糖尿病のリスクを高める遺伝子

 
 
 
 
九州大学保健学部門の永淵
正法(せいほう)教授らの研究
グループは、ウイルス感染が、
原因で発症するとみられる糖尿
病のリスクを高める遺伝子を
発見した、と発表しました。英
電子版科学誌「ネイチャー・コ
ミュニケーションズ」に7日付
で掲載されます。ウイルス感染
との関係が指摘されている1型
糖尿病の発症予防につながる事
が期待されるとしています。

糖尿病には、主に生活習慣が
原因で日本人患者の95%を占め
る2型と、膵臓(すいぞう)の
細胞が破壊されて血糖値を下げ
るインスリンが分泌されなくな
る1型があり、1型の中には風邪
のような症状の後に発症するタ
イプがあることが、知られてい
ます。

研究グループは、ウイルス
感染で糖尿病になりやすいタイ
プのマウスを調べ、感染を防ぐ
インターフェロンが働くのに
必要な「Tyk2」という遺伝子に
変異があることを発見しました。
このマウスのインスリンを分泌
する膵臓の細胞は、高濃度のイ
ンターフェロンによっても抵抗
力が回復せず、ウイルス感染に
弱いことが分かりました。

一型糖尿病について、分かり

やすく解説している動画です。



 
 
 
 
 
北朝鮮の挑戦者が、挑戦した
将棋の20手以降、名人に抵抗し
た。笑

 
 
 
 
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2】 心血管系疾患、大動脈瘤の発症に関わる新原因遺伝子
 
 
国立循環器病研究センターは
4月8日、同センター分子生物学
部の森崎隆幸部長らの研究チー
ムが、オランダのエラスムス大
学、ベルギーのアントワープ大
学などの研究チームとの、国際
共同研究により、心血管系疾患、
特に大動脈瘤の発症に関わる新
しい原因遺伝子TGFB3 変異を
同定したと発表しました。
研究チームは、胸部大動脈瘤
患者470 例について、多方面か
らの解析手法(網羅的ゲノム
関連解析、エクソーム解析なら
びに候補遺伝子配列解析)を用
い、病因遺伝子を同定しました。
その結果、日本では3家系、
国外で8家系の患者さんで遺伝
子TGFB3 の変異を同定したとい
うことです。
さらに、同定したTGFB3 遺伝
子変異によるTGFβ 系の細胞内
シグナル伝達の変化について
検討したところ、TGFB3 遺伝子
変異を持つ症例は、種々の身体
所見とともに、高率に心血管系
とくに胸部腹部大動脈瘤・ 解離
を発症し、TGFβ 系の細胞内シ
グナル伝達に関係するとこれま
でに知られていた遺伝子(TGFB
R1/2、SMAD3、TGFB2)の変異と
同様に、この細胞内シグナルの
変化(増強)が確認されたとい
うことです。
同研究で明らかになった遺伝
子情報は、大動脈瘤等の心血管
系疾患の早期発見とその管理・
治療につながる情報として、そ
の活用が期待されます。

大動脈瘤の最新治療に関する

動画です。



 
 
 
 
200 海里の排他的経済水域で
漁師の人心が乖離し、漁業解離
が起こった。笑

 
 
 
 
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編集後記

まだマウスでウイルス感染を
防ぐ遺伝子に変異がみつかった
に過ぎませんが、人でも同じあ
るいは、似通った遺伝子がある
ことを期待したいと思います。
そうした切り口で、1型糖尿
病の発症予防につながることを
祈念しております。
動脈瘤の原因遺伝子から遺伝
の家系まで解析されているとは、
知りませんでした、研修医時代
の解離がオペをしても改善され
なかった男性患者さんのことが
思い出されてなりません。家系
が分かっていれば、早期発見で
治療が成功したかもしれません。

家計が苦しいのは、家系的な
理由かもしれない。笑

 
 
 
 
 
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