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2015-10-20 21:23:49

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脂質セラミドについて」というものを出席者

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診療マル秘裏話 号外Vol.180 平成27年3月13日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)持続グルコース測定機能を搭載のインスリンポンプ
2)移植用の角膜上皮細胞シートを作成する際の新技術

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 持続グルコース測定機能を搭載のインスリンポンプ

 
 
 
 
日本メドトロニックは、患者
さんがリアルタイムで、間質液
グルコースを視認できるパーソ
ナルCGM (持続グルコース
測定)機能を搭載したインスリ
ンポンプ「ミニメド620Gイ
ンスリンポンプ」を発売しまし
た。患者さんが適切にインスリ
ン量を調整することができ、高
血糖や低血糖のリスク低減が、
期待できます。

国内初の、パーソナルCGM
機能搭載インスリンポンプ(S
AP)です。日本語表示とカラ
ー画面を導入し、少ないボタン
操作で使用可能なナビゲーショ
ンメニューを搭載しています。
患者さんの症状にあわせて設定
するインスリンの基礎レートや
ボーラス最少注入単位が0・0
25単位から調節できるため、
小児の患者さんにもよりきめ細
やかで適切な血糖コントロール
が可能です。

CGMトランスミッター(送
信器)と通信することで、パー
ソナルCGMとして使用可能で
す。5分ごとのグルコース濃度
を測定、インスリンポンプのモ
ニタ画面上に表示します。

インシュリンを自動放出する

貼付薬に関する動画です。



 
 
 
 
 
 
痛心から通信をためらう。笑

 
 
 
 
 
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2】移植用の角膜上皮細胞シートを作成する際の新技術

 
 
 
 
 
JCRファーマは、ヒト角膜
上皮細胞から移植用の角膜上皮
細胞シートを作成する際の、新
技術を開発しました。 1人の
ドナー組織から得られるシート
の枚数が飛躍的に増加しました。
さらに特性を維持したまま拡大
培養し、凍結保存する方法も
確立しました。

京都府立医科大学との共同
研究で、関係する特許は出願済
みだそうです。ドナー角膜輪部
より採取した角膜上皮幹細胞を
羊膜上で培養、移植可能な角膜
上皮細胞シートを作製する際に
使います。 従来は、角膜上皮
細胞の特性を維持したまま拡大
培養・凍結保存することは難し
く、一人分のドナー組織から得
られるシートの枚数は限られて
いました。また、ドナー角膜受
入れと同時に細胞シートを作製
しなければならないため、移植
スケジュールの設定が制限され
ています。

凍結保存していた細胞で作製
した細胞シートを動物モデルに
移植した結果、2週間、透明度
を保ったまま良好に生着した事
を確かめました。一人分のドナ
ー組織から得られる、角膜上皮
細胞シートの枚数が増加すると
ともに、移植スケジュールに応
じて移植用細胞シートを生産で
きる確度が高まったとしていま
す。

角膜上皮再生がなされた患者

さんの感想動画です。



 
 
 
 
 
 
俯瞰する角度の確度が高まっ
た。笑

 
 
 
 
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編集後記

患者さんが適切にインスリン
量を調整することができ、高血
糖や低血糖のリスク低減が期待
できる装置が開発されたのは、
喜ぶべきことであると思います。
インスリンの投与量が適切でな
いために、血糖コントロールに
苦労するということがなくなる
かもしれません。特に1型糖尿
病での低血糖発作の頻発には、
有効ではないでしょうか?2型
糖尿病に較べて、インスリンの
分泌がほとんどないので、イン
スリンは、必須の治療手段です
が、往々にして、過剰なインス
リンが投与され、深刻な低血糖
発作を起こすことがあり、救急
外来で、診察をしていて治療に
難渋した経験があります。
1人のドナー組織から得られ
るシートの枚数が飛躍的に増加
可能となった上に、特性を維持
したまま拡大培養し、凍結保存
する方法が確立されたのは画期
的であると考えています。移植
スケジュールに柔軟に対応でき
るのが、特に素晴らしいと思い
ました。

特製の徳政令で、経済の特性
を損なう。笑

 
 
 
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