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診療マル秘裏話 Vol.419 平成23年12月8日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
目次
1) 大阪大学で開発された世界初の高血圧DNAワクチン
2) 2型糖尿病患者における睡眠呼吸障害の合併率

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 大阪大学で開発された世界初の高血圧DNAワクチン

 
 
 
 
 
大阪大学で開発された世界初
の高血圧DNAワクチンは,従来の
ペプチドワクチンに比べて、ア
ジュバントによる頭痛や発熱等
の副作用がなく降圧効果がより
持続し、標的分子のアンジオテ
ンシン(Ang)IIのみならずAng
Iにも作用するため,レニン阻害
薬、ACE阻害薬、ARBが持つそれ
ぞれのメリットが期待できる事
が、栃木県総合文化センター
(栃木県宇都宮市)で開かれた
第34回日本高血圧学会で報告さ
れました。同ワクチンは今後、
2年後をメドとした臨床試験の
開始と動物用薬剤としての市販
を予定していますが、高血圧、
心不全、脳梗塞の予防ワクチン
としての有用性も注目されてい
ます。

近年、高血圧に対する新しい
治療法の開発としてレニン・A
n g系を標的としたワクチンに
大きな関心が集められています。
その中で,A n gワクチンは、日
中の収縮期血圧や早朝の時間帯
の拡張期血圧を有意に下げる
ため、治療への応用の可能性が
期待されてきました。

開発研究の歴史を見ていくと、
レニンに対するペプチドワクチ
ンの基礎研究は腎不全の副作用
が発症したためその開発は断念
されたものの、A n gI、A n g
IIおよびA n g 受容体に対する
ペプチドワクチンについては、
自然高血圧発症ラット(SHR )
で、有意な抗体価の上昇と血圧
低下が確認されています。

わが国の高血圧の有病率は、
非常に高く、約4割が「血圧高
め」に属すると言われています。
10年の降圧薬の国内市場規模は
9144億円(対前年比1.9%増)
で、そのうちARBは6000億円を
占めています。降圧薬は、国内
医療用医薬品市場の約20%弱を
占めており、患者数の増加に伴
い18年には1兆0400億円に達す
ると予測されています。

AngIIDNAワクチンは、アンジ
ェスM Gとの連携で2年後をメ
ドとした臨床試験開始と動物用
薬剤としての市販を予定してい
ますが、医療費抑制効果と発展
途上国への援助に対する期待も
高まっています。

高血圧に関する動画です。



 
 
 
 
 
 
遠所の艶女を援助する。笑

 
 
 
 
 
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2】2型糖尿病患者における睡眠呼吸障害の合併率

 
 
 
 
2型糖尿病と睡眠呼吸障害
の関連が注目されていますが、
日本人における報告は未だ少な
いとのことです。 今回、2型
糖尿病患者における、睡眠呼吸
障害の合併率と、内臓脂肪やア
ディポネクチンとの関連につい
て解析を行いました。その結果、
高頻度に睡眠呼吸障害の合併と、
内臓脂肪蓄積の深い関与を認め
ました。また、内臓脂肪の減少
により、睡眠呼吸障害を改善し
得ることが明らかにされました。

近年、過栄養および運動不足
に伴い、肥満(特に腹部肥満)
が増加しています。内臓脂肪症
候群(メタボリックシンドロー
ム)の上流には内臓脂肪の蓄積
が存在します。この分子メカニ
ズムとして、脂肪細胞から血中
に放出される多彩な、アディポ
サイトカインの分泌異常がある
ことをが突き止められ、中でも
低アディポネクチン血症が重要
であることが明らかになりまし
た。
2型糖尿病患者の睡眠呼吸障害
を積極的に評価し、適切な治療
の導入を行うことが心血管疾患
の進展、発症予防に重要と考え
られています。

睡眠時無呼吸症候群に関する

動画です。



 
 
 
 
 
氷菓を評価する。笑

 
 
 
 
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編集後記

今回は、かなりヘビーな内容
でちょっと難しすぎたかもしれ
ません。細かいところは、読み
飛ばして頂き本質のみを把握し
て頂ければ、幸いです。新型
DNA 高血圧ワクチンは様々なメ
リットがあり、降圧薬の販売に
ストップをかけるぐらいの衝撃
的、画期的発見と言えるでしょ
う。2型糖尿病患者における
睡眠呼吸障害には内臓脂肪蓄積
が深く関与しており、その減少
により、睡眠呼吸障害は改善す
るということは素晴らしい発見
でしょう。2型糖尿病患者の
睡眠呼吸障害を積極的に評価し、
適切な治療の導入を行うことが、
心血管疾患の進展、発症予防に
重要というのも目からウロコの
話だと思います。

活気が画期的と言える。笑

 
 
 
 
 
 
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