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診療マル秘裏話 Vol.418 平成23年12月1日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次
1) アルツハイマー 病の進行抑制が期待されるポリフェノール成分
2) ペプチドと組み合わせた、副作用のない抗ガン剤

 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を
増やして欲しいという要望もあるのですが、私の能力の
なさから1週間に1回が限度となっています。これからも
当たり前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識
を吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思って
おります。不撓不屈の精神で取り組む所存ですので
どうかお許し下さい。

 
 
 
 
1】 アルツハイマー 病の進行抑制が期待されるポリフェノール成分

 
 
 
 
ピーナツの渋皮にアルツ
ハイマー病の進行抑制が
期待されるポリフェノール
成分が豊富に含まれている
ことが古川昭栄・岐阜薬科
大学教授(神経科学)らの
グループの研究でわかりま
した。マウスを使った実験
で有効性が確認されており、
研究成果を11月26日に
岐阜市内のホテルで開かれ
る同大の研究講演会で発表
します。

研究を行ったのは、古川
教授と特殊高機能性化学品
メーカー「岐阜セラツク製
造所」の森大輔主任研究員
ら4人です。アルツハイマ
ー病は、脳内に神経細胞の
機能低下を引き起こすアミ
ロイドベータ蛋白質が蓄積
されるのが原因とされてい
ます。

古川教授らはアルツハイ
マー病の治療方法を研究す
る中で、老化やストレス等
で、脳の機能を正常に保つ
のに、必要な蛋白質(神経
栄養因子)の機能が低下し
たり産出量が減ったりして、
記憶力が衰えることに注目
しました。神経栄養因子の
機能を高める効果のある
植物成分を探していました。

野菜や果物など60種類
の成分を調べた所、中国で
不老長寿の豆と呼ばれるピ
ーナツの渋皮に、含まれる
ポリフェノールに神経栄養
因子と類似の働きがある事
を確認しました。アミロイ
ドベータ蛋白質をマウスの
脳に投与してアルツハイマ
ー病の状態を引き起こし、
渋皮から抽出したポリフェ
ノールを食べさせると、食
べさせないマウスよりも
記憶力が高く保たれること
が判明しました。

ただ何故ピーナツの渋皮
のポリフェノールだけに
神経栄養因子とよく似た働
きがあるのかは分かってい
ないということです。古川
教授は「神経細胞が活性化
するメカニズムを解明する
のが今後の課題。予防薬と
して活用できるように努力
したい」と話しています。

ピーナッツの渋皮に含まれる

レスベラトロールに関する動画

です、



 
 
 
 
 
 
印紙の高くなる因子。笑

 
 
 
 
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2】ペプチドと組み合わせた、副作用のない抗ガン剤

 
 
 
浜松医科大(浜松市)
は11月22日、副作用を
軽減させる抗ガン剤開発を
進め、動物実験で効果が得
られたと発表しました。
今後、臨床試験に入り、実
用化を目指します。

研究グループの杉原一広
准教授によると、悪性腫瘍
(ガン)は1~2ミリ以上
になると、栄養を取り込む
ため「新生血管」を生じさ
せる性質があるということ
です。グループは、アミノ
酸がつながってできる「ペ
プチド」の一種が新生血管
に集まりやすい特性を発見
しました。新生血管だけに
薬が運ばれるよう、ペプチ
ドと組み合わせた抗ガン剤
を開発しました。

同大が、米サンフォード
バーナム医学研究所と行っ
た共同研究で、この抗ガン
剤をガン細胞を持つマウス
に投与したところ、従来の
約40分の1の量で、19
日目にガン細胞がほぼなく
なり、副作用は全く認めら
れなかったということです。
成果は、米科学アカデミー
紀要(電子版)に発表され
ます。

動脈塞栓術に関する動画

です。



 
 
 
 
 
 
新生血管を攻撃する、抗
ガン剤を申請する。笑

 
 
 
 
 
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編集後記

沖縄のお年寄りが長寿で
ある原因もピーナッツを皮
ごと食べることによるとい
うことを聞いたことがあり
ます。確かテレビの番組で
やっていたと記憶していま
す。これも早く製品化して
欲しいものです。副作用の
ない抗ガン剤の開発は、
現状のガン治療を鑑みると
急務であることが、分かり
ます。ペプチドと組み合わ
せるだけでこうした副作用
のほとんどない抗ガン剤を
開発できるなんて夢のよう
な話です。ドラッグデリバ
リーシステム(DDS )とい
う薬を患部に運ぶシステム
の研究は、もっと深くなさ
れてしかるべきだと認識し
ました。こうした薬につい
ては臨床試験が終わり次第、
現状の医療現場ですぐ使え
るように厚労省も取り計ら
ってもらいたいものです。

幹部の患部を指摘した。


 
 
 
 
 
 
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