最新号より300号前のメルマガ

  1. Home
  2. 最新号より300号前のメルマガ

2015-10-09 20:27:53

カテゴリー:ブログ

エベレスト

藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。



美白·美肌ブログランキングへ

 
 
 
診療マル秘裏話 Vol.318 平成22年1月7日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
目次
1)  短時間の運動でも脳が活性化
2) 細胞内の、物質の運搬メカニズム

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 短時間の運動でも脳が活性化

 
 
 
 
 
たった10分間の軽いジョギング
で頭がスッキリする-。筑波大と
農業・食品産業技術総合研究機構
などの研究チームは12月22日、短
時間の適度な運動が脳の認知機能
を向上させる仕組みを解明したと
発表しました。成果は12月16日付
の、米科学誌ニューロイメージに
掲載されました。

筑波大によると、これまで長時
間の適度な運動が脳を活性化させ
ることは「常識」として知られて
いましたが、短時間でも脳が活性
化することが科学的に裏付けられ
たのは初めてということです。

同大の征矢英昭(せいや・ひで
あき)教授は「メタボ対策だけで
なく、健康な人でも昼休みにちょ
っとした運動をすることで集中力
が高まる」と話しています。

征矢教授によると、研究は19
~24歳の男女計20人を対象に
実施されました。 50%の力で
自転車をこぐ「中強度」の運動を
10分間した後、脳の活動を画像
化する装置で測定すると、全員で
左脳の前頭前野の一部の血流が、
増加し情報処理などの能力が向上
したということです。

短時間の運動で、チョコレートの

摂取量が減るのは、頭がすっきり

して、理性的になるからでは、ない

でしょうか?



 
 
 
 
 
運動は短時間でも、長時間でも
脳はノーと言わない。笑

 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
2】 細胞内の、物質の運搬メカニズム

 
 
 
 
細胞内に張り巡らされた細い管
の上を、2本足で歩くようにして
様々な物質を運ぶ蛋白質「キネシ
ン」の“荷台”になる蛋白質を、
大阪市立大の広常真治教授と山田
雅己講師らが発見しました。

物資をうまく運べないために起
きる神経の変性疾患や発ガンのメ
カニズム解明に貢献する成果とい
われています。欧州分子生物学
機構の学術誌(電子版)で発表し
ました。

細胞内では、中心部から放射状
に伸びる「微小管」が、生命維持
に必要な蛋白質などを運ぶ道にな
ります。運搬役には、中心から外
向きに歩くキネシンと、細胞周辺
部から内向きに歩く「ダイニン」
があり、どちらも一方通行です。
ちょうど電車の上り下りのように
動くことで、物資をスムーズに行
き渡らせる仕組みと考えられてい
ます。

キネシンは使い捨てですが、ダ
イニンは何度も使われます。ただ、
内向きにしか歩けないダイニンが
中心に達した後、どのようにして
再び外に移動するのか謎でした。

広常教授らはキネシンの荷台を
発見しました。 この荷台にダイ
ニンを道の切れ端ごと載せ外向き
に運ぶことを突き止めました。
この荷台でほかにも様々な蛋白質
や細胞小器官などを運んでいる事
も分かりました。広常教授は「互
いに逆向きにしか歩けない運搬役
が、これほどうまく協調して動い
ているとは驚き。今後は荷の積み
下ろしを解明したい」と話してい
ます。

モーター蛋白質に関する動画です。



 
 
 
 
 
協調した動きが強調された。笑

 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
編集後記

短時間の運動で脳の機能がアッ
プするなら、通勤や昼休みの時間
に身体を動かす事は有用でしょう。
時間がない人でも、継続して短
時間の運動を行うことは決してで
きないことではありません。私も
実行しています。細胞内の物資の
運搬経路が明らかになるとこれを
応用して神経難病やガンの治療が
すすむことを期待しています。

精巧な運搬システムの研究を
成功させる。笑

 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

コメント

コメントがありません。お気軽にどうぞ。