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2015-10-04 16:55:00

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診療マル秘裏話 Vol.517 平成25年10月31日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
目次
1) 長寿遺伝子「サーチュイン」が体の成長を抑制
2)インフルエンザウイルスの炎症誘発機序の解明

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】長寿遺伝子「サーチュイン」が体の成長を抑制

 
 
 
 
 
長寿に関わるとして世界的
に注目される遺伝子「サーチ
ュイン」が体の成長を抑制す
ることを、神戸大大学院医学
研究科のグループが発見しま
した。同遺伝子が、成長より、
生存のためのエネルギー生産
を優先させることが原因と考
えられています。この働きを
促す健康補助食品は広く利用
されていますが、グループは
「子どもの成長を止める恐れ
もある。年齢や状況に応じた
摂取を」と呼び掛けています。

サーチュイン遺伝子は栄養
不良時によく働き、エネルギ
ー生産や細胞の修復を促し、
寿命を延ばすとされています。
赤ワインに含まれるポリフェ
ノールの一種「レスベラトロ
ール」がこの働きを高めると
され、国内外で健康補助食品
として販売されています。

同研究科 糖尿病・内分泌
内科学部門の高橋裕講師と
山本雅昭医学研究員らが、ラ
ット(比較的大型のネズミ)
の肝臓細胞にある成長因子
「IGF1(アイジーエフワ
ン)」に着目しました。成長
ホルモンを投与するとIGF
1は増えますが、サーチュイ
ンを働かせるとIGF1は増
えなくなりました。マウスの
体内ではサーチュインの働き
を止めるとIGF1は増えま
した。

摂取カロリーが減るとサー
チュインが、成長を抑えると
推測されています。

研究成果は米科学アカデミ
ー紀要電子版に掲載されまし
た。 低身長など成長障害の
解明や治療薬開発につながる
可能性もあります。高橋講師
は「傷の回復にもIGF1が
必要。けがのときは、サーチ
ュインの働きを促す食品は控
えた方がいいかもしれない」
と話しています。

傷のある大人と子供には「レ
スベラトロール」の摂取は、
推奨できないということだと
理解しました。

長寿遺伝子を活性化する秘訣

に関する動画です。(その1)

断食が良いと考えて、安易に

自己流で断食しないで下さい。

断食は、必ず信頼できるインスト

ラクターとともに行うようにして下さい。

宜しくお願い致します。



長寿遺伝子を活性化する秘訣

に関する動画です。(その2)

断食が良いと考えて、安易に

自己流で断食しないで下さい。

断食は、必ず信頼できるインスト

ラクターとともに行うようにして下さい。

宜しくお願い致します。



 
 
 
 
傷のない水晶を推賞し推奨
した。笑

 
 
 
 
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2】インフルエンザウイルスの炎症誘発機序の解明

 
 
 
 
 
東京大学医科学研究所は10
月16日、インフルエンザウイ
ルスが感染した際になぜ炎症
反応が起こるのかの謎を一つ
解明したと発表しました。同
研究所感染症国際研究センタ
ーの一戸猛志氏らがアスベス
トによる、肺線維症や肺ガン、
痛風にも関わる細胞内蛋白
「NLRP3インフラマソーム」
の活性化に注目しました。
ウイルス感染で炎症を引き
起こす仕組みの一端を解明し
ました。

以前より、インフルエンザ
ウイルスの感染は特有の免疫
応答を誘導することが知られ
ていました。この応答に必要
となるのが「NLRP3 インフラ
マソーム」と呼ぶ細胞内蛋白
の作用です。一戸氏らはこの
NLRP3 インフラマソームが
活性化するまでの過程を検証
していきました。

NLRP3 インフラマソームは
複合体として成り立っており、
前駆体である「NLRP3 」の活
性化に引き続いて生成されま
す。今回、一戸氏らは、イン
フルエンザウイルス感染後に、
NLRP3 がミトコンドリア外膜
蛋白の「マイトフュージン2」
(Mfn2)に結合することを
世界で初めて証明しました。
この両者の結合に伴い、NLRP
3 は関連の蛋白質と反応しあ
ってNLRP3 インフラマソーム
を形成、活性化に至ることを
突き止めました。結果として、
炎症誘発性サイトカインであ
る「インターロイキン1β」
の産生につながっていると考
えられました。

研究グループは今回の発見
が、インフルエンザ感染後の
過剰な炎症を抑える治療薬の
開発や、ワクチンのアジュバ
ント(抗原と混合して生体に
投与することにより、投与し
た抗原に対する免疫応答を
増強する物質をアジュバント
と呼びます)開発などに役立
つとともに、「感染症以外の
分野にも大きなインパクトを
与える」と説明しています。

インフルエンザウイルスに関する

動画です。



 
 
 
 
 
 
酸性物質の産生には、賛成
できません。笑

 
 
 
 
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編集後記

摂取カロリーが減るから、
長寿遺伝子が発現すると考え
られてきましたが、長寿遺伝
子の作用によって成長が抑制
されるというのは、初耳です。
長寿がよいから、長寿遺伝子
を活性化する目的で、レスベ
ラトロールを誰にでも投与と
いうのは避けるべきではない
かと私も思います。断食など
は、子供に強制するべきでは
ないし傷がある大人もやらな
い方がいいと考えれば、腑に
落ちる感じがします。インフ
ルエンザの炎症機序の解明は、
臨床的に本当に色々な成果を
生むのではないかと期待して
います。

貴女は鬼女になるという暗示
の機序。笑

 
 
 
 
 
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