最近の号外Vol.166メルマガ

  1. Home
  2. 最近の号外Vol.166メルマガ

2015-09-29 20:46:22

カテゴリー:ブログ

エベレスト

藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。



美白·美肌ブログランキングへ

 
診療マル秘裏話 号外Vol.166 平成27年2月27日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)美容医療サービスに関する、消費者相談の増加
2)第一三共が自社創製した神経障害性疼痛治療薬

 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
1】 美容医療サービスに関する、消費者相談の増加

 
 
 
国民生活センターは2月9日、
美容医療サービスに関する消費
者相談が、後を絶たないとして
注意喚起を発しました。顔面の
しわに対する施術後に頬の神経
に異常を感じたり、腫れが引か
なかったりする事例が寄せられ
ており、同センターでは身体の
危険が伴う施術であることから
広告などの情報をうのみせず、
安易に契約を結ばないよう呼び
掛けています。

国民生活センターに寄せられ
た相談によると、60歳代の女性
が、美容外科のチラシに付いて
いた割引券を使いほうれい線に
ヒアルロン酸とコラーゲンを
注入したところ、3日後も右頬
がピリピリして紫色になり、唇
の痛みが引かなかったそうです。
また、息子の結婚式を控え目じ
りのしわとり注射を受けた別の
60歳代女性のケースでは、結婚
式当日も顔の腫れが引かなかっ
たということです。この女性は、
事前に注射の内容やリスク説明
はなく、施術から半年後も顔が
腫れ、たるんでいなかった部分
が、たるんでいると訴えていま
した。

同センターは、医師から施術
内容や価格、リスクなど十分な
説明を受けた上で慎重に判断す
ることが重要とし、説明や料金
に納得できなかったり、施術に
不安を感じたりしたら、その場
で契約することは避けるよう求
めています。

美容医療を受ける上での注意点

に関して解説している動画です。

 


 
 
 
 
内容と成果が無いようの美容
手術。笑

 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
2】第一三共が自社創製した神経障害性疼痛治療薬

 
 
 
 
第一三共は4日、自社創製し
た疼痛治療薬「ミロガバリン
(一般名)」について日本・ア
ジアでの第3相臨床試験(P3
試験)を開始したと発表しまし
た。2017年5月頃まで実施
する計画で、18年以降の製品
化を目指しています。

糖尿病性末梢神経障害性疼痛
(DPNP)を対象に日本、
台湾、韓国、帯状疱疹後神経痛
(PHN)対象の試験をこれら
3カ国を含む6カ国で実施しま
す。 それぞれ約750症例を
組み入れ有効性、安全性を評価
する予定だそうです。安全性の
主要評価項目は平均疼痛スコア
(1週間の疼痛スコアの平均値)
で、14週目までの変化量をプ
ラセボと比較します。

欧米では、線維筋痛症を対象
にしたP3試験を昨年11月に
始めています。4000例近い
症例登録を予定しており、プラ
セボのほかプレガバリン(米フ
ァイザーの「リリカ」)も対照
薬として投与しています。

ミロガバリンは、第一三共が
創製した、新規α2δリガンド
です。電位依存性カルシウムチ
ャネルのα2δ-1サブユニッ
トに結合し、疼痛にかかわる、
神経伝達物質の過剰な放出を
抑制できるとされています。プ
レガバリンと同じ作用機序だそ
うです。

神経障害性疼痛の代表的な

疾患である、繊維筋痛症を

解説した動画です。



 
 
 
 
 
 
新規、神経障害性の薬の臨床
試験を、心機一転おこなった。


 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
編集後記

美容医療に関しては、たとえ
簡単な注射であっても、施術す
る医師が、事前に注射の内容や
リスク説明するべきだと考えて
います。健康被害に遭われた方
は、本当に酷い医療機関を選ん
でしまったことが悔やまれる限
りです。疼痛の分類には、侵害
受容性、神経障害性、心因性の
ものなどがあり、この分類に従
って、疼痛治療薬を選択するの
が宜しいようです。ミロガバリ
ンは、神経障害性の治療薬です。
先日、明らかに、侵害受容性の
疼痛であるのに、プレガバリン
(米ファイザーの「リリカ」)
が投与されていた患者さんがい
らっしゃいました。どのタイプ
の疼痛に分類されるのかをよく
考えてから、処方して頂きたい
と思いました。

 
生涯、神経障害性の薬を内服
しなければ、ならない病気は、
困ったものです。笑
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

コメント

コメントがありません。お気軽にどうぞ。