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2015-09-14 06:55:30

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診療マル秘裏話 号外Vol.158 平成27年2月19日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)「むちゃ食い障害(BED)」治療薬としての適応追加
2)「痛風」の発症のしやすさに関係している複数の遺伝子

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 「むちゃ食い障害(BED)」治療薬としての適応追加

 
 
 
 
 
米国食品医薬品局(FDA)
は、アイルランド・シャイアー
が米国販売している注意欠陥/
多動性障害(ADHD)治療薬
「ビバンセ」(一般名・リスデ
キサンフェタミン)に対して、
「むちゃ食い障害(BED)」
治療薬としての適応追加を承認
しました。

BEDは摂食障害の一つで、
短時間で食事を大量に食べ過ぎ
る状態を示します。過食症など
のように食べたものを吐き出す
ことはなく、罪悪感を感じなが
らも食べ過ぎることをやめられ
ないのが特徴ということです。

約20年ぶりに、改訂された
米国精神医学会による精神疾患
の診断分類(第5版)で初めて
定義された疾患名で、同社によ
ると米国には、約280万人の
患者がいるとされています。
BEDの適応症を持つ薬剤は、
これまでなく、ビバンセは体重
減少ではなく暴食する衝動を抑
えるための治療薬として承認さ
れました。臨床試験では、暴食
する頻度をプラセボと比較しま
した。

同剤は、日本では未承認の薬
です。シャイアーと塩野義製薬
が、ADHD治療薬として臨床
試験中だそうです。

ADHDの原因と治療について

の動画です。ADHDもむちゃ

食い症候群も衝動が抑えられ

ないことが問題ですから、同じ

治療薬ということでしょう。



 
 
 
 
 
未承認の薬を、商人に売った
とする、証人。笑

 
 
 
 
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2】「痛風」の発症のしやすさに関係している複数の遺伝子

 
 
 
 
関節が激しく痛む「痛風」の
発症のしやすさに関係している
複数の遺伝子を新たに発見した
と、防衛医大や久留米大、国立
遺伝学研究所などのチームが2
日、英医学誌電子版に発表しま
した。

痛風は生活習慣病の一つです
が、発症に遺伝子の関わること
が徐々に明らかになっています。
防衛医大の松尾洋孝講師は「遺
伝子を調べ、リスクが高い人を
早期に見つけたり、個人に合わ
せた治療法を選べるようになっ
たりすると期待できる」と話し
ています。

チームは、痛風と診断された
患者945人と、痛風ではない
1213人の遺伝情報を比べま
した。生活習慣病とは、長年の
生活習慣が原因で発症する慢性
疾患の総称です。患者数は数千
万人に上ると言われています。
糖尿病や脂質代謝異常、高血
圧症、肥満などが含まれます。
放置すると心臓や脳の血管が詰
まって、心不全や脳梗塞になる
危険が高いと言われています。
予防や治療には、喫煙や栄養・
食事、運動、飲酒など生活習慣
の改善が欠かせませんが、すべ
ての人が関係する睡眠の重要性
も指摘されています。

痛風について分かりやすく解説

されている動画です。



 
 
 
 
 
 
 
私的な財産を指摘する。笑

 
 
 
 
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編集後記

「むちゃ食い障害(BED)」
という病気がある事は、知りま
せんでした。短時間で、食事を
大量に食べ過ぎる状態を示して
いて過食症などのように食べた
ものを吐き出すことはなく、
罪悪感を感じながらも食べ過ぎ
ることをやめられないのが特徴
ということですが、このような
特殊な病気に効果のある多動性
障害(ADHD)治療薬がある
というのも驚きです。関節が激
しく痛む「痛風」の発症のしや
すさに関係している複数の遺伝
子を新たに発見したというのは、
偉大な発見であると思います。
ほぼ同じ食品を食べても発症
する人としない人がいるのは、
不思議に感じていたからです。
この遺伝子の発見を応用して、
治療につなげて頂きたいもので
す。

偉大な医大の発見。笑

 
 
 
 
 
 
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