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2015-08-24 09:41:21

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診療マル秘裏話 号外Vol.148 平成27年2月9日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)頭頸部ガンと最も高い関連性のHPV 16型の口腔感染
2)ガン細胞の転移を促す新たな遺伝子「UCHL1」

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。
 
 
 
1】 頭頸部ガンと最も高い関連性のHPV 16型の口腔感染

 
 
 
 
 
米国ガン学会(AACR)は1月9日、
HPV 感染を誘因とする頭頸部ガン
と最も高い関連性を示すHPV 16
型(HPV16)の口腔感染が,12カ
月間以上にわたって、持続する
確率が、45歳以上の男性では、
45歳未満の男性よりも高くなっ
ているという研究所見を紹介し
ました。AACRの機関誌、Cancer
Prevention Research誌に掲載
されました。

米国では、近年、HPV 16感染
を誘因とする口腔咽頭ガンの発生
率が増加してきています。口腔
HPV感染が,どの程度の期間にわ
たって持続した場合に、頭頸部
ガンのリスクが増加するのかは明
らかになっていませんが、子宮
頚ガンの場合に近似しているので
はないかと推測されています。
一般に、子宮頚ガンのリスクは、
HPV感染の持続期間が2年間を超
えると、大幅に増加すると考え
られています。頭頸部ガンについ
ては、現在、前ガン病変の検出法
は存在しないため、スクリーニ
ング法の開発は、臨床的な有益
性をもたらす可能性があるとい
うことです。

今回の研究では、男性におけ
るHPV 感染の自然経過に関する
国際的コホート試験として現在
も進行中のHPV Infection in
Men(HIM)試験に参加した男性
1626人の口腔から採取された、
検体の分析を行いました。検体
は試験登録時と、その後は6カ
月ごとに採取し、HPV 16は23人
の検体から検出されました。
試験登録時の検体からHPV 16が
検出された男性は、10人でした。

試験開始時に、既に成立して
いた感染(既存感染)が、4年
以上持続していた男性の数は2
人で試験開始後に成立した感染
(新規感染)が4年以上持続し
ていた男性はいませんでした。
新規感染が1年以上持続してい
た男性の割合は、加齢に伴って
増加しました。1年以上持続す
る新規感染者の割合は45歳以上
では100%、31-44歳では50%、
18-31歳では0%でした。研究者
は、「既存感染は、検出時点ま
でに既に感染が一定期間にわた
って持続していた可能性が高く、
持続期間が長い確率が高い」と
考察しています。

一寸、話し方が好きではない動画

ですが、内容は正しいようです。



 
 
 
 
 
 
持続期間は、寺族機関。笑

 
 
 
 
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2】ガン細胞の転移を促す新たな遺伝子「UCHL1」

 
 
 
 
 
ガン細胞の転移を促す新たな
遺伝子を、京都大の原田浩特定
准教授(放射線腫瘍生物学)の
チームが特定し、23日付の英
科学誌電子版に発表しました。
原田特定准教授は「ガン転移を
抑制する治療薬の開発につなが
る可能性がある」と話していま
す。

ガン細胞の転移にはこれまで、
遺伝子「HIF1」が、重要な
役割を果たすことが知られてい
ました。

チームは人の全遺伝子を解析
し、HIF1を活性化させる遺
伝子が「UCHL1」である事
を突き止めました。多量のUC
HL1を入れて、活性化させた
ガン細胞をマウスに移植したと
ころ肺に多くのガン細胞が転移
したことを確認しました。

ガン転移のメカニズムに関する

動画です。



 
 
 
 
 
 
 
典医にも転移は、起こる。笑

 
 
 
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編集後記

頭頸部ガンと最も高い関連性を
示すHPV 16型(HPV16)の口腔
感染が,12カ月間以上にわたっ
て、持続する確率が、45歳以上
の男性では、45歳未満の男性
よりも高くなっているという事
は、45歳以上の男性が頭頸部ガン
に罹りやすいということだと思
います。持続感染しないように
免疫力を高めて行きたいと思い
ました。ガン細胞の転移を促す
新たな遺伝子が発見されたのは、
喜ばしいことです。ガン転移を
抑制する治療薬の開発に繋げて
頂きたいものです。

ガン転移を抑制して、ガンを
よくせい!。笑

 
 
 
 
 
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