美しい肌Vol.483

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2015-07-29 07:44:14

カテゴリー:女性の美容と健康

トビウオ3

写真は、トビウオです。

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美肌の野菜&果物&魚介(各論:トビウオ)

 
 
 
 
 
 
トビウオの正体

トビウオ(飛魚、鰩、 (魚へんに飛)、

英: Flying fish)は、ダツ目トビウオ科

に属する魚類の総称です。太平洋、

インド洋、大西洋の亜熱帯から温帯

の海に生息する海水魚で、世界で

50種ほど、日本近海でも30種弱ほど

が知られています。「トビウオ」の名前

の由来は、水上に飛び出し、胸ビレ

を広げて滑空することから付けられ

ました。九州や日本海側ではアゴの

別名で呼ばれます。島根県の

「県の魚」に指定されています。細い

筒状の逆三角形の断面を持つ体を

しており、最大の種でも、全長は約

30-40cmです。背は藍色で腹は

白色という色あいをしています。

胸ビレが発達して著しく大きく、

尾ビレは上端と下端が長く伸びたV

字状で、特に下端が長く水面滑走

時に水中へ推進力を効率よく伝え

られるようにできています。滑空時

には胸ビレを広げるので、これが

グライダーの翼のような役割をし

ます。腹ビレも大きい種もおり、この

場合には翼が4枚あるように見え

ます。一般に陸地に近い沿岸部

に多く生息します。海の表層近くに

おり、動物プランクトンなどを食べて

生きています。水上に飛び出して、

海面すれすれを猛スピードで滑空

します。滑空は主に、マグロやシイラ

などの捕食者から逃げるためといわ

れています。滑空時は100mくらい

は当たり前に飛ぶことができ、水面

滑走時の速度は35km/h、空中

滑空時の速度は50-70km/h、高さ

3-5mに達します。平均的には、

風上に向って、海面の上約2mを、

100〜300m飛びます。滑空中に

急に海中に入る必要が生じた時は、

急ブレーキをかけることもでき、

また、空中で方向転換も可能だそう

です。勢い余って漁船などに自ら

飛び込むこともあります。2008年

5月、NHKのクルーが鹿児島沖の

フェリーから45秒にわたって(時々

水面を尾びれでたたきながら)飛び

つづける様子を撮影し、映像として

とらえられた記録としてはおそらく

過去最長であると報じられました。

旬は初夏から夏です。小骨の多い

魚ですが、脂肪分が少なく淡白な

味で、塩焼き・フライ等にして食べ

ます。新鮮なものは刺身が美味しい。

トビウオを原料とした竹輪は「あご

ちくわ」と呼ばれ、鳥取県・兵庫県

の特産。島根県では「(アゴ)野

焼き」と呼ばれる、竹輪に似るも

製法の異なる食べ物があり特産品

となっています。新島や八丈島で

は、くさや(新鮮な魚を「くさや液」

と呼ばれる魚醤に似た独特の風味

をもつ発酵液に浸潤させた後これ

を天日干しにした食品)に加工され

ます。房総半島の郷土料理なめろう

の材料にもなります。西日本の各地

では天日や機械で乾燥処理した

「アゴ干し」が作られます。アゴ干し

自体や、それを破砕した「トビ節」・

炭火やガスコンロなどで焦がした

「焼きアゴ」が、みそ汁や料理の

ダシをとるために使われることが

多いようです。また、山形県飛島

でも同様に、天日干しと炭火による

「焼き干し」が作られており、酒田

のラーメンでは、ほとんどがトビウオ

でダシを取っています。九州北部

などではトビウオのダシ入りのつゆ

で麺が多く食べられ、長崎県や

福岡県の醤油メーカーが「あごだし」

を商品名に冠した粉末だし・めんつゆ・

だしパックを商品化しています。

マスコミによるPR等で知られるように

なった「五島うどん」(長崎県南松浦郡

新上五島町でつくられる郷土料理)も、

あごだしを使って食べるうどんです。

長崎県平戸市では、あごだしによる

ラーメンも評判を呼びつつあります。

あご出汁で、有名なラーメンとして、

神戸ラーメンというものもありましたが、

出汁のコストがかかり過ぎて、違う

材料に変えざるを得なかったという

ことを聞いたことがあります。トビウオ

の卵はトビッコと呼ばれ、珍味や寿司

ネタになります。値段もいくらに較べて

安いことが知られています。

トビウオのさばき方と刺身のレシピ

動画です。



 
 
 
 
 
 
トビウオの歴史

鹿児島県屋久島のトビウオ漁は 14

カ統(2隻で1組)のロープ曳きトビウオ

浮式網、通称『ロープ引き』で行われ

ています。「昔は5~6月に河口付近

に集まる“時期トビ”だけを刺し網で

漁獲していた」のですが、「その後、

与論島から移住してきた人々の知識・

技術力でロープ引き漁法が開発され

周年の漁になった」そうです。資料に

よると、「戦前のトビウオの本場は栗生

の瀬切れ付近の海でした。五丁ろの

手こぎ船で出漁し、最盛期には栗生川

に船を着け船上で寝泊りしながら漁を

していた」とあります。その後、「動力船

で親船1・子船1の組み合わせで行わ

れるようになり、共同でチャーターした

鮮魚船で鹿児島の市場に出荷する

ようになった」そうです。しかし、「昭和

55 ~ 63 年には乱獲か潮流の関係か

時期トビウオ漁が衰退」し、平成に入

ってからは現在のロープ引き漁による

周年操業が主流となったようです。

資料の中には「安房におけるトビウオ

漁を語る時、島外からの助っ人や移住

してきた人たちの活躍を忘れてはなら

ない」という一節があります。

トビウオのピカタの動画レシピです。



 
 
 
 
 
 
 
トビウオの雑学

トビウオ漁は、刺網と定置網が水揚げ量

の大部分を占めています。伝統的漁法

として、トビウオならではのものとして、

飛翔するトビウオに対し皿を手裏剣の

ように投擲し、海に落ちたものを拾い集

めるものがあるそうですが、現代では、

ほとんど行われる事はありません。

カツオ、サンマなどと同様、季節回遊

をする魚で、春先から夏にかけて日本

付近まで北上してきて産卵し、秋に

南下します。日本で漁獲量が多い

トビウオには、ハマトビウオ、ホソトビウオ、

ツクシトビウオ、トビウオ(ホントビウオ)

などがあります。種類により、漁の時期、

分布が異なり、また味や用途も異なっ

ています。漁業の対象となっている

これらの種類は、いずれもハマトビウオ

属に含まれる種類です。3月、4月に

春先に最初に関東などの市場に出回

るトビウオは、八丈島などからのハマ

トビウオです。最も大型のトビウオで

味もよく、くさや(新鮮な魚を「くさや

液」と呼ばれる魚醤に似た独特の

風味をもつ発酵液に浸潤させた後

これを天日干しにした食品)の材料

にも使われます。ハマトビウオは、

九州南部では晩秋に回遊してくる

のを獲ります。それに続いて、初夏

にはツクシトビウオ、ホソトビウオなど

が北上してきます。これらの種は、

太平洋側とともに、日本海側にも

北上し、九州北部、山陰、北陸地方

などでは、ホソトビウオ、ツクシトビウオ

が主に獲られます。トビウオ(ホント

ビウオ)、アカトビウオ、オオメナツ

トビウオ、ホソアオトビなどもこの時期

から夏にかけての種類です。これら

のトビウオの種類は、市場によって

様々な通称で呼ばれています。

関東では、春に出回るハマトビウオ

などを春トビ、その後の夏に出回る

種類を夏トビ(あるいは本トビ)と呼ぶ

ことがあります。各地で獲れるホソトビ

ウオは頭部、体つきが丸いことから

丸トビ(西日本・日本海側では丸アゴ)

と呼ばれ、それに対して頭部が角

ばっている種類を角トビ(角アゴ)と

呼びます。ホソトビウオとツクシトビウオ

が主なトビウオである日本海側では

ツクシトビウオを角トビと呼びますが、

太平洋側ではハマトビウオも角トビ

と呼ぶ場合があります。愛称でトッピー

と呼ぶ地域もあるそうです。美味しい

トビウオの選び方について述べて

みます。目が黒く澄んでいてみず

みずしい物、翼のようなヒレが干から

びていないものを選んで下さい。調理

の要点について述べてみます。特徴の

ある翼のようなヒレを盛り付けに活かし

たいところです。とはいうものの、少し

小骨が多いので、食べやすさを優先

するなら大きいものを、三枚におろし、

小骨まで掃除してから調理する方が

いいかもしれません。ムナビレを広げず

に焼くのであれば、はさみなどで切り

取ってから塩を振って焼きます。美味

しいトビウオの食べ方について述べて

みます。新鮮なものは刺身にすると

とても美味しい魚です。一見似たような

イワシやサンマの刺身とはまた違い、

脂が少なく風味があり、旨みも多い魚

です。塩焼きの時には、翼のようなヒレ

にもたっぷりと塩を塗りこみ、大きく

広げて正に飛んでいるような姿で焼き

上げます。テーブルに供する際、驚き

の声が聞けることでしょう。過程では

魚用のレンジに入りきらなくなるので、

できれば魚焼き用の網を使って焼くと

良いでしょう。ただし、脂が少ない魚

なので、パサツキやすい為焼きすぎ

ないことと、熱いうちに食べる事が

大切です。煮付けには一般的には向

いていないとされます。それは、脂が

少ないので、煮付けると身が締まって

固くなりがちだからです。カレイや

メバルのようにふっくらとした身には

仕上がらないので、好みが分かれる

ところです。そういう事もあり、煮付け

はあまり一般的ではありません。とは

いうものの、アゴと言えば、九州では

「あごだし」として親しまれる美味しい

出汁が取れる魚ですから煮つけで

美味しくないわけがありません。甘露

煮(佃煮)にすると美味しくなります。

また、つみれにすることで、固くなる

のを避け美味しく煮付けや汁ものに

使うことも可能です。

トビウオのハンバーグ(つみれ)の

動画レシピです。



 
 
 
 
 
 
 
トビウオの有効成分

ビタミンE(可食部100gあたり、2.3㎎)

が豊富に含まれています。活性酸素

を抑え体内の不飽和脂肪酸の酸化

を防ぐ働きがあるので、動脈硬化や

心筋梗塞などの生活習慣病の予防

に良い魚だといえます。成分として

は、蛋白質(可食部100gあたり、21.0

g)、ビタミンA(レチノール:可食部

100gあたり、3㎎)、ビタミンB群(ビタ

ミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタ

ミンB12、葉酸、ナイアシン〈可食部

100gあたり、7.1㎎〉、パントテン酸)、

ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、

ナトリウム、カリウム、マグネシウム、

カルシウム、マンガン、リン、鉄、銅、

亜鉛などを含みます。トビウオには

胃袋がありません。これは飛ぶ必要

から重い内臓を不要とした進化の証

と言えましょう。また、運動量が多い

ことから脂肪分は100gあたり0.7gと

少なくなっています。回遊魚は赤身

の魚が多いのですが、トビウオは

高蛋白・低脂肪の白身魚です。良質

な蛋白質は体力向上、代謝活動の

促進、免疫力を向上させる働きがあり、

脂質が少ないので消化吸収がよく、

病中病後の体力回復にも最適と言え

ましょう。また、高齢者やダイエット中

の人にも適した食材と言えます。ビタ

ミン類ではビタミンB6(可食部100g

あたり、0.47㎎)とナイアシン〈可食部

100gあたり、7.1㎎〉が比較的多く含

まれます。ビタミンB6は、蛋白質、

脂質、炭水化物の代謝の補酵素で、

免疫機能を正常に保つ作用、皮膚

や粘膜の健康維持する作用、肝脂肪

の蓄積を防ぐ作用があります。ナイア

シンは、脳神経の働きを助ける作用、

二日酔いの原因となるアセトアルデ

ヒドを分解する作用、血管を拡張し

血行をよくする作用があります。

トビウオのなめろうの動画レシピです。



 
 
 
 
 
 
 
 
トビウオの美肌効果

ナイアシンの血管を拡張し、血行を

良くする作用により、美肌効果が期待

できます。また若返りのビタミンという

別名のあるビタミンEの皮膚組織での

アンチエイジング作用からも美肌効果

が期待できます。良質の蛋白質は、

消化吸収に当たり、アミノ酸となります

が、アミノ酸が皮膚で、蛋白質とくに

コラーゲンの合成の材料になります。

コラーゲンが増えると皮膚の保湿能力

がアップして、みずみずしいお肌と

なることが期待されます。ビタミンB2

とビタミンB6は、皮膚の新陳代謝を

促進する作用があり、美肌効果が

期待できます。トビウオを食べることで

得られる効果について述べてみます。

具体的には、疲労回復、病中病後の

体力回復、免疫力向上、ダイエット、

美肌効果、代謝活動の促進、二日

酔い予防などです。

今回は、ここまでとさせて頂きます。

鳶職の人がトビウオを食べた。笑

最後までお読み頂き、ありがとう

ございました。

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ご相談は、当クリニック皮膚科にて

承ります。

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