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2015-06-23 15:46:23

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診療マル秘裏話 号外Vol.120 平成27年1月10日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)睡眠時無呼吸の人や熟睡時間の短い人は認知症リスクが高い
2)ビンや缶の内部塗装ビスフェノールAが高血圧を起こすリスク

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
1】睡眠時無呼吸の人や熟睡時間の短い人は、認知症リスクが高い

 
 
 
米国神経学会(AAN)は12月10
日、睡眠時無呼吸のある人や熟睡
時間(徐波睡眠)の短い人は認知
症に関連性のある脳の変化を起こ
しやすいという研究結果を紹介し
ました。 Neurology誌に掲載され
ました。

研究では、平均年齢84歳の日系
米国人男性167人を対象に在宅
睡眠検査を実施し、死亡するまで
平均6年間追跡調査しました。
その後、脳を解剖しアルツハイマー
病に関連性のある、微小梗塞、脳
細胞の脱落、プラークや塊、レヴ
ィー小体認知症にみられるレヴィー
小体の有無を確認しました。睡眠
中の血中酸素濃度が正常時より低
い状態にある時間割合による群分
け、徐波睡眠時間による群分けを
行い脳の状態をそれぞれ比較しま
した。

その結果、低血中酸素濃度状態
の時間割合最小の群では41人中4
人に微小梗塞が認められましたが、
最大群では42人中14人に異常が認
められ、脳損傷の受けやすさは約
4倍高いことが分かりました。
また、徐波睡眠時間の最短群37人
中17人に脳細胞の欠落が認められ
たのに対して、最長群では38人中
7人と少ないと言う結果がでまし
た。結果は喫煙やBMIなどの因子
で調整しても変わりませんでした。

この結果から研究者は、「低い
血中酸素濃度と徐波睡眠の減少が
認識低下を引き起こすものと考え
られる。徐波睡眠によりどのよう
に脳機能が回復されるのか究明す
るにはさらなる研究が必要である」
と述べています。

認知症リスクを高める5つの生活習慣

についての動画です。睡眠不足も

その中に入っています。



 
 
 
 
 
 
 
長征を調整して、町政が改善し
た。笑

 
 
 
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2】ビンや缶の内部塗装ビスフェノールAが高血圧を起こすリスク

 
 
 
米国心臓協会(AHA)は12月8日
、食品用のビンや缶の内部塗装に
使うビスフェノールA(BPA)が、
高血圧を起こす危険性を示した
研究を紹介しました。この研究は
Hypertension誌に掲載されました。
BPAは缶詰や、プラスチックボ
トルのコーティングに広く使われ
ているエポキシ樹脂です。摂取す
ると高血圧や心拍数変動を起こし
ます。また、コーティングから
溶出して飲食物に混入することが、
過去の研究により明らかになって
います。

今回の研究は、60歳以上の成人
(主に韓国人女性)60人を対象に、
無作為化交差試験で検討しました。
各被験者は3回にわたって、研究
施設を訪れ、無作為に供給された
ガラスビン入りあるいは缶入りの
豆乳(血圧上昇を来す成分が含ま
れていない)を摂取しました。2
時間後、尿中のBPA濃度、血圧、
心拍数変動について検査を行いま
した。

その結果、缶入り豆乳摂取群の
尿中BPAは、ガラスビン豆乳摂取
群と比較して最大1600%上昇しま
した。この研究は、交差介入試験
であるため、集団特性や既往歴等
の潜在的交絡因子のほとんどは、
調整が可能でした。ただし、試験
を行った時期の気温など、時間的
な交絡因子が結果に影響している
ことは考えられるということです。

研究者は「缶入り飲料を2本飲
むことで収縮期血圧が5mmHg上昇
し、臨床的に重大な問題が、特に
心疾患や高血圧の患者に起こり得
る」と指摘し、缶入り食品を避け
製造者が、BPAに代わるコーティ
ング材を開発する必要性を強調し
ました。

プラスティック製品の健康被害に

ついての動画です。



 
 
 
 
 
 
 
協調を強調した結果、凶兆とな
った。笑

 
 
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編集後記

睡眠時無呼吸のある人や、熟睡
時間(徐波睡眠)の短い人は認知
症に関連性のある脳の変化を起こ
しやすいという研究結果が発表さ
れたことは、素晴らしい成果であ
ると言えましょう。できるだけ、
認知症リスクを避けるため睡眠時
無呼吸症候群の治療を行うことや
熟睡時間を延ばす技術の開発が望
まれると思いました。缶詰や、プ
ラスチックボトルのコーティング
に広く使われているエポキシ樹脂
というのは、恐ろしい変化を身体
に引き起こすようです。摂取する
と高血圧や心拍数変動を起こすと
いうことはゆゆしき事態であると
思います。またコーティングから
溶出して飲食物に混入することが、
分かっているなら、早く対策を打
って欲しいと思います。厚生労働
省は、業者の自主規制にまかせて
いるようです。この物質の濃度を
検出する規制は、設けているよう
ですが、それだけでは、不十分だ
と思いました。

大作の防犯対策。笑

 
 
 
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