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診療マル秘裏話 Vol.295 平成21年7月23日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
目次
1)  既存薬で、行うALS や若年性認知症の治療
2) 青い光である蛋白質を増やし脊髄損傷回復

 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
1】 既存薬で、行うALS や若年性認知症の治療

 
 
 
筋肉が動かなくなる難病である
筋萎縮(いしゅく)性側索硬化症
(ALS)や、若年性認知症の
治療につながる物質を、東京都
精神医学総合研究所の野中 隆
主席研究員らの研究グループが
見つけました。

7月11日からウィーンで開か
れる国際アルツハイマー病学会
で発表されます。

これまでの研究で、ALSや
若年性認知症を発症した、患者
さんの脳や脊髄(せきずい)には、
TDP43と呼ばれるたんぱく
質が異常を起こして蓄積してい
ることがわかっており、これが
細胞の死滅や病気発症の原因に
なると見られています。

研究チームは、人の神経細胞
に異常なTDP43を作り出す
遺伝子を組み込み、患者さんの
細胞を再現しました。この細胞
を使って、様々な薬の効果を確
かめたところ、ロシアでアレル
ギーなどの治療に使われていた
医薬品と、国内でも市販されて
いる薬剤とを併用することで、
細胞内に蓄積した異常たんぱく
質を80%以上減らせることを
突き止めました。

ALSは往年のメジャーリー
ガー、ルー・ゲーリッグ選手が
発症したことで知られる難病で、
治療法はまだ開発されていませ
ん。40~65歳で発症する、
若年性認知症も治療法がありま
せん。

野中主席研究員は「すでにあ
る薬を使って、ALSなどの
進行を大幅に抑えることができ
る可能性がある。早急に治療薬
開発につなげたい」と話してい
ます。

ALSの患者さんと看護師を取材

した動画です。



 
 
 
 
 
 
 
難病の治療方針に何秒もかけ
ない。笑

 
 
 
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2】 青い光である蛋白質を増やし脊髄損傷回復

 
 
損傷したラットの脊髄(せきず
い)神経細胞に青い光を当てる
と、細胞の成長を促すタンパク
質が増えて損傷部分が回復する
ことを、名古屋市立大大学院
医学研究科の岡嶋研二(おかじ
ま・けんじ)教授と原田直明
(はらだ・なおあき)准教授
(ともに血液学)が発見しまし
た。

「運動まひや認知症などの
治療への応用が期待できる」
(岡嶋教授)ということです。
9月に名古屋市で開かれる日本
神経科学大会で発表します。

ラット10匹の脊髄を傷付け、
うち5匹に波長470ナノメー
トル(ナノは10億分の1)の
青い光を毎日20分間、3週間
にわたり当て続けたところ、
歩行可能なレベルまで回復しま
した。光を当てなかった残る5
匹はまひしたままでした。

何もしないラットに比べ、光
を当てたラットの神経細胞は、
サイズが大きくなっており、
細胞を分析すると、成長を促す
タンパク質「インスリン様成長
因子1(IGF1)」が約1・
7倍増えていることが判明しま
した。

岡嶋教授らは、青い光の刺激
でIGF1が増えたため細胞死
が抑制された一方、幹細胞の
分化や若い細胞の成長が促され
たと結論付けました。

岡嶋教授は、体の一部として
もともとある細胞の成長を促す
今回の方法は「移植より安全な
治療法につながる可能性がある」
と話しています。

青い光に、自殺防止効果がある

ことを心の中の声を通して示す

動画です。



 
 
 
 
 
青い光が神経の修復を促す
刺激で繁喜を味わった。笑

 
 
 
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編集後記

アルツハイマー病の根本的な
治療薬が発明されれば、沢山の
認知症患者さんにとって大いな
る福音となるでしょう。ALS も
最後は人工呼吸器を装着しなけ
ればならず悲惨な最期が待って
いる病気です。早く明確な治療
指針が策定されることが望まれ
ます。脊髄損傷もこれまで有効
な治療がありませんでした。青
い光が移植にとってかわるなん
て驚き桃の木山椒の木です。

分化と成長は、文化と整調か
も。笑

 
 
 
 
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