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診療マル秘裏話 Vol.396 平成23年7月7日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
目次
1) 簡単な血液検査だけで「消化器ガン」発見
2) 肝臓の高度な再生メカニズムの一部を解明

 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
1】 簡単な血液検査だけで「消化器ガン」発見

 
 
 
 
 
金沢大発の医療ベンチャー企業
「キュービクス」(石川県野々市
町)は、6月19日、簡単な血液
検査だけで「消化器ガン」を発見
できる世界初の検査キットの輸出
を目指し、欧州人向けの性能試験
のためドイツの医療企業に検査キ
ットの提供を始めたと発表しまし
た。

同社は、同大医薬保健研究域の
金子周一教授らが約2年前に開発
した、消化器ガンの有無を血中の
遺伝子の変化で判別する新技術を
使い、「マイクロアレイ」と呼ば
れる検査キットを製造しています。

この検査キットを使えば、2・
5ccの血液を採取するだけで、
3日で結果が分かるということで
す。胃ガン、大腸ガンなどの消化
器ガンを9割の精度で発見できる
といわれています。同社によると、
これまでの性能試験は日本人だけ
に行われてきたため、人種が違っ
ても同様の性能があるかどうかを
調べようと、ドイツの企業と共同
で試験に臨むことにしました。

マイクロアレイは8人分を同時
に検査でき、原価が1枚約40万
円ということです。キュービクス
の丹野博社長は「人間ドックのオ
プションとして需要が期待できる。
すでに国内の医療機関からは引き
あいもあり、今年度は1億500
0万円の売り上げを目指したい」
と話していました。

ガンリスクチェッカーの使い方を

解説した動画です。



 
 
 
 
 
 
 
精嚢の性能。笑

 
 
 
 
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2】 肝臓の高度な再生メカニズムの一部を解明

 
 
 
 
肝臓の高度な再生メカニズムの
一部を、九州大生体防御医学研究
所の鈴木淳史(すずき・あつし)
准教授らのグループが解明し、
6月20日付の米科学アカデミー
紀要電子版に発表しました。
遺伝子の情報を読み取る「転写」
の調節をしている特定の蛋白質
(転写因子)を分解し減少させる
ことで、肝細胞の増殖が活性化す
るということです。

鈴木准教授は「この転写因子を
制御する方法を解明することで、
肝硬変や肝ガンの原因究明や、
治療法の開発への貢献が期待でき
るだろう」と話しています。

肝臓は、マウスを使った実験で
70%を切り取っても、1週間か
ら10日で、元に戻るという高い
再生能力を持っています。

鈴木准教授らは、肝細胞に存在
する転写因子の一つで、細胞の
増殖などに重要な役割を果たす
「スネイル」に注目しました。

マウスの肝臓の一部を切除する
と、12時間後に肝細胞内の
スネイルの劇的な減少が始まった
後、肝臓の細胞が増殖し始めまし
た。肝臓を切除しない場合でも、
スネイルの働きを妨げる物質を
肝臓に注入しただけで、細胞の
増殖が起きたということです。

肝臓の働きに関して解説した動画

です。



 
 
 
 
 
 
 
 
隠士が印紙を買う因子。笑

 
 
 
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編集後記

消化器ガンが9割の精度で見つ
けられるのは、素晴らしいと思い
ますが、まだ一人分の原価が5万
円するのは、一般庶民が受けられ
る検査ではないように思います。
ガンが心配な富裕層向けの検査と
言えるでしょう。肝臓の再生能力
についてはつねづね疑問に思って
きました。ほかの臓器では、生体
移植が難しいのに生体肝移植だけ
は、簡単にできるというメカニズ
ムが知りたいと思ってきました。
このスネイルという、転写因子の
研究を進め肝硬変や肝ガンの原因
究明を行って欲しいものです。

済世能力は、再生能力が最盛に
なることで生まれる。笑

 
 
 
 
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