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2015-05-05 02:37:42

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診療マル秘裏話 号外Vol.99 平成26年12月16日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)筋ジストロフィーの原因遺伝子の変異を狙い通りに修復
2)アクリルアミドは遺伝毒性をもつ発ガン物質との評価案

 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
1】筋ジストロフィーの原因遺伝子の変異を狙い通りに修復

 
 
 
筋力が徐々に衰える難病のデュ
シェンヌ型筋ジストロフィーの
患者さんからiPS細胞(人工
多能性幹細胞)を作製し、病気の
原因になる遺伝子の変異を狙い通
りに修復することに成功したと、
京都大iPS細胞研究所堀田秋津・
特定拠点助教らが発表しました。

遺伝子を修復した細胞を移植し
て筋力を回復させる治療につなが
る成果で、論文が米科学誌
「ステム・セル・リポーツ」電子
版に27日掲載されます。

根本的な治療法がないデュシェ
ンヌ型筋ジストロフィーは、遺伝
子の変異で筋肉の構造を支える、
たんぱく質(ジストロフィン)が
作れない病気で、国内に、推定約
3500人の患者がいらっしゃい
ます。

堀田助教らは患者さんのiPS
細胞で、遺伝子の変異がある部分
だけを切断する新たな技術を使っ
て、遺伝子を修復しました。修復
後のiPS細胞を筋肉細胞に変化
させたところ、ジストロフィンが
作られていました。

国立精神・神経医療研究センター
の武田伸一トランスレーショナル・
メディカルセンター長は「安全性
の確認など克服すべき課題はある
が、この方法により、細胞移植の
ほか、患者の筋肉内で遺伝子を、
直接修復する治療法の開発も期待
される」と話しています。

筋ジストロフィー症を分かりやすく

解説した動画です。



 
 
 
 
 
 
 
 
課題の花台を過大に描く。笑

 
 
 
 
 
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2】アクリルアミドは遺伝毒性をもつ発ガン物質との評価案

 
 
 
 
 
 
食品安全委ポテトチップスなど
に含まれる、化学物質のアクリル
アミドのリスクを評価している、
内閣府食品安全委員会は3日、次
世代にも影響が及ぶ「遺伝毒性を
もつ発ガン物質」との評価案を示
しました。
アクリルアミドに対する国内で
の評価は初めてだそうです。今後、
メーカーでの低減策が、求められ
そうです。アクリルアミドについ
て、海外では、2000年代初頭
から、さまざまな調査結果に基づ
き、発ガン性が認識され、消費者
に注意を呼びかけています。
食品安全委の化学物質・汚染
物質専門調査会は、海外の動きを
受けて、11年12月から独自に
リスクを検討していました。
調査会は国内外の各種動物実験
の結果から、アクリルアミドは、
遺伝子や染色体の構造に変化をも
たらし、次世代にも影響しうる発
ガン物質、と評価しました。人に
関するアクリルアミドの摂取量と
ガンの因果関係については、海外
の疫学報告からは十分な証拠は得
られませんでした。
国立環境研究所が中心となり、
本人のアクリルアミドの摂取量を
調べ、どういう人の場合、リスク
が高くなるかなどを推定し、最終
的な評価書をまとめる方針だそう
です。農林水産省によると、アク
リルアミドは炭水化物を多く含む
原材料を120度以上の高温で揚
げたり、焼いたりすると発生しま
す。
これまでの調査では、多く含む
ものにジャガイモの加工品、ケー
キ・ビスケット類、トースト、コ
ーンスナック、コーヒーなどがあ
ります。
アクリルアミドは家庭内の調理
でも発生するため、欧州食品安全
機関(EFSA)は「揚げ物は揚
げ過ぎず、トーストは焦がさず軽
いキツネ色に焼く」など、発ガン
物質を減らす方法をホームページ
で公開、注意を呼びかけています。

アクリルアミドの具体的な含有量

(最大値と最小値)まで,載って

いる動画です。コーヒーは飲みたく

無くなりますね。いつも言っている

ように、西洋風の食事や飲料および

ポテトチップスなどのスナック菓子は、

非常にリスクが高いと思います。



 
 
 
 
 
 
 
アクリルアミドはアクリル網戸
では、ありません。笑

 
 
 
 
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編集後記

患者さんのiPS細胞で、遺伝
子の変異がある部分だけを切断す
る新たな技術を使って、遺伝子を
修復しておいて、修復後のiPS
細胞を筋肉細胞に変化させたとこ
ろ、ジストロフィンが作られてい
たというのは、素晴らしくエレガ
ントな手法だと思います。長らく
治療法がなかったデュシェンヌ型
筋ジストロフィーもとうとう根本
的な治療法にたどり着いたといえ
るでしょう。 細胞移植のほか、
患者さんの筋肉内で遺伝子を直接
修復する治療法の開発に邁進して
欲しいと思います。ポテトチップ
スなどに含まれる、化学物質のア
クリルアミドのリスクは、もはや
無視できなくなりつつあります。
アクリルアミドは、遺伝子や
染色体の構造に変化をもたらし、
次世代にも影響しうる発ガン物質
と評価された訳ですから、皆さん
調理には、充分に注意を払うよう
にして下さい。揚げる、焼くでは
なく、煮る、蒸すを中心に据えて
調理するよう心がけましょう。

冬で寒いのに、アクリルアミド
対策で、蒸す蒸す蒸す。笑

 
 
 
 
 
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