美しい肌Vol.468

2015-04-15 01:17:05

カテゴリー:女性の美容と健康

メバル

写真はメバルです。

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美肌の野菜&果物&魚介(各論:メバル)

 
 
 
 
メバルの正体

メバル(眼張、鮴、眼張魚 学名:

Sebastes inermis, Sebastes

cheni, Sebastes ventricosus の
3種)は、条鰭綱- カサゴ目- フサ

カサゴ科 (en) (あるいはメバル

科)のメバル属に分類される海棲

硬骨魚(海に棲む骨の硬い魚)

のうち、人為分類によって日本で

古来「メバル」と呼ばれてきた3種

の総称(2008年以前にはメバル

属中の1種と見なされていた)です。

日本の北海道から九州にかけて

の沿岸の岩礁域に多く棲息して

います。日本語では春告げ魚

(はるつげうお)との雅称でも呼ば

れることもあります。2008年8月に

日本魚類学会の英文機関誌

“Ichthyological Research” で、
これまで同じ種とされてきた

「メバル」は、DNA解析によると3種

に分類できることが発表されました。

これに伴い、本項は日本語で

「メバル」と総称される人為分類群を

扱うものとなっています。元の学名

Sebastes inermis を踏襲したのは

「アカメバル」であり、他の2種「シロ

メバル」と「クロメバル」は近縁の異種

です。

表記内容は、左から順に、標準和名

とそれに対応する漢字表記、学名

です。

シロメバル(白眼張・白鮴) Sebastes

cheni Barsukov, 1988
:釣魚としての日本語俗称は「青(あお)」

「青地(あおじ)」。

アカメバル(赤眼張・赤鮴) Sebastes

inermis Cuvier et Valenciennes,

1829
:釣魚としての日本語俗称は「赤(あか)」

「金(きん)」、および、「沖メバル(おき

メバル)」。

クロメバル(黒眼張・黒鮴) Sebastes

ventricosus Temminck et Schlegel,
1843
:釣魚としての日本語俗称(呼び分け)

は「黒(くろ)」。

メバルの下処理の動画です。



 
 
 
 
 
 
メバルの生態と形態

全長は30cmから20cmほどです。

体はカサゴよりも幅が薄く、体高が

高くなっています。全身は黒褐色

で、数本のぼんやりとした黒い横縞

があります。口と眼が大きく、

「メバル」という和名も大きく張り出し

た眼に由来します。日本の北海道

南部から九州、朝鮮半島南部に

到る海域に分布し、海岸近くの海藻

が多い岩礁域に群れをなして棲息

します。カサゴのように底にとどまらず、

岩礁付近を群れて泳ぎ回りますが、

垂直に切り立った岩場に沿って

ホバーリングするように立ち泳ぎする

こともあります。岩礁の間から温泉が

湧き出ている海域では、温泉の上に

集まって立ち泳ぎする姿も見られます。

食性は肉食で、貝類、多毛類、小型

の甲殻類、小魚などを捕食します。

カサゴと同じく卵胎生で、冬に交尾

したメスは体内で卵を受精・発生させ、

交尾の1ヶ月後くらいに数千匹の

稚魚を産みます。稚魚は成長する

まで海藻の間などに大群を作って

生活します。卵胎生とは、卵を体内

に抱えて孵化して、稚魚となった時

に産み落とす生殖形態のことです。

卵を直接産み落とす産卵と違い、

すぐに卵や稚魚が大型の魚に食べ

られないという利点があると考えられ

ています。また、卵胎生は、卵生から

胎生への進化上の段階と考えること

ができるようです。

メバルの煮つけのレシピ動画です。



 
 
 
 
 
 
メバルの雑学

旬は冬から春で、船、磯、防波堤で

の釣りや籠漁などで漁獲されます。

磯、防波堤で釣れるのは黒メバル、

水深のある沖合いの船から釣れる

のは赤メバル(沖メバルとも称)と

呼ばれます。保護色による違いと

考えられていましたが、上述のよう

に別種です。動くものに襲いかかる

習性があるため、釣り餌として、

生きたスジエビなどがよく使われ

ます。ルアーや擬似餌でも釣る

ことができます。 他に7センチ前後

のイワシやサッパ、カタクチイワシ、

イカナゴ、ドジョウなどの小魚活き

餌を使っての泳がせ釣りやゴカイ

などの生き餌を餌にしたウキ釣り

(float fishing) が知られています。

生き餌を使っての釣りの方が匂い

や餌の活きがよいため釣果が

期待できますが、難点はゴカイ等

を餌にした場合にメバル以外の

魚種が釣れやすいことです。群れ

で行動する習性があるため、

いったん釣れ釣りを始めると同じ

場所で続けて釣れることが多い

そうです。このため、道糸に、多数

の針をつけた胴つき仕掛けがよく

用いられます。また、カサゴとは異

なり、視力がよいため、細いハリス

が用いられます。オニオコゼの

ような強い毒こそありませんが、

東北地方では毒魚として知られ、

不用意に握ると刺された部位は、

わずかに腫れます。鰓蓋(さい

がい、えらぶた)や背鰭(せびれ)

の棘(とげ)が鋭いため、扱う際

は手袋やタオルなどの使用が薦

められます。なお、瀬戸内海や

東京湾では一般に棘に毒は無

いとされています。脂肪が少なく

淡白な白身魚です。内臓を除い

ただけのものを味噌汁や煮付け

などにし、熱いうちに食べると

美味しい。ただし、料亭などでは

内臓にこそ旨味があるとしてこれ

を活かした調理法を執るところも

あります。その他の料理法として、

塩焼き・唐揚げ・刺身などがあり

ます。 台湾においても、「平鮋」

と称して蒸し魚などにされます。

生きのよいメバルの選び方に

ついて、述べてみます。目に濁り

が無く黒く澄んでいるもので、身

に張りがあり、17~18cm位の

ものが脂ののりもよく美味しいです。

ウスメバルは紅い色が鮮やかな物

をクロメバルやエゾメバルは黒が

はっきりとしているものを選びます。

鮮度が落ちると色がぼけてきます。

エラを開けてみて、中が鮮紅色の

物を選びます、鮮度が落ちるに

したがい色が薄れボケて濁った

色合いになり古くなると茶色みを

帯びてきます。メバルの美味しい

食べ方について述べてみます。

脂はのっていますが淡白な味わい

です。また身が柔らかいので身崩れ

に注意が必要です。鮮度の良い物

は是非刺身で食べてみて下さい。

シコシコした歯触りがあり、ほんのり

脂の甘味を感じとても美味しいです。

刺身用に身をおろした後の骨とアラ

は捨てずに、澄まし汁か味噌汁に

すると非常に美味しい出汁が出ます。

メバルと言えば煮付けと言われる

ように、煮付けは本当に美味しい

です。サイズ的にも手頃なので、

まるまま煮付けにすることが多いよう

です。洋食でもブイヤベースや

アクアパッツアにすると味も見た目

も良いです。塩焼きにすることが

多い魚です。切り身でポアレも美味

しいのですが、それほど大きい魚

ではないので、おろしてフィレ状に

すると歩留まりが悪く、割高な印象

になりがちです。から揚げにしても

美味しく、2度上げしたものは骨まで

食べられます。エスカベッシュも

良いです。

メバルの三枚おろし(刺身)の動画

レシピです。



 
 
 
 
 
 
 
メバルの有効成分

ビタミン・タンパク質・カルシウム・

カリウム・ナイアシン・DHA・EPA・

コラーゲン・アスタキサンチンなど

を含み、目の機能を上げ、肌や

髪を美しく保ち、疲労回復や血行

促進、老化防止にも効果が期待

できるお魚です。ビタミンは、

ビタミンEとビタミンB12が非常に多

く(可食部100g当たり、ビタミンE

1.5mg、ビタミンB121.5μg)含まれ

ます。ミネラル類も豊富で、カリウム

は、可食部100gあたり、350mg、

カルシウムは、可食部100gあたり、

80㎎、マグネシウムは、可食部

100gあたり、27㎎です。多く含ま

れるカリウムには、細胞内の酵素

反応を調節する働きがあります。

エネルギーの代謝を円滑にし

細胞が正常に活動する環境づくり

をしています。又、ナトリウムが腎臓

で再吸収されるのを抑制し、尿へ

の排泄を促す働きがあることから、

血圧を下げる作用があるとされ、

高血圧を予防する効果が期待

できます。カルシウムは骨や歯を

丈夫にする働きを持ちます。メバル

は白身魚で、良質なたんぱく質

(可食部100g当たり18.1g)を豊富

に含んでいる食材です。メバルに

含まれる脂質にはDHA(ドコサ

ヘキサエン酸)やEPA(エイコサ

ペンタエン酸)等の高度不飽和

脂肪酸(不飽和脂肪酸全体で、

可食部100g当たり1.87g)が多く

含まれています。これらの不飽和

脂肪酸には悪玉コレステロールや

中性脂肪を減らし、逆に善玉コレ

ステロールを増やす働きがあり、

動脈硬化の予防、改善や脳卒中

や高血圧などの生活習慣病から

身体を守ってくれます。

メバルの聖地(大阪海釣り公園

とっとパーク)でのメバルの大群の

動画です。お魚は、いるところに

いるんですね。



 
 
 
 
 
 
 
メバルの美肌効果

ビタミンEは、別名、若返りの

ビタミンです。皮膚においては、

抗老化および抗酸化作用を示し、

お肌を美しく保つ働きがあります。

さらにアスタキサンチン等のレチ

ノール類を含み(レチノール全体

で可食部100gあたり、11μg)その

抗酸化作用で、美肌効果が期待

できます。赤メバルの赤皮の部分

には活性酸素を抑制する抗酸化力

に優れるアスタキサンチンが豊富

に含まれています。アスタキサンチン

は、その抗酸化作用から、化粧品

にも使われています。良質なたん

ぱく質は、可食部100g当たり18.1g

もあり、コラーゲン合成促進に寄与

します。コラーゲン合成が促進され

れば、お肌の保湿力がアップして、

みずみずしいお肌になります。

今回は、ここまでとさせて頂きます。

釣果がなくてもメバル釣りに、ネバる。笑

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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