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2015-02-24 17:53:05

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診療マル秘裏話 号外Vol.68 平成26年11月11日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)実際の年齢より老化が早く進む「早老症」のニホンザル発見
2)外国人にガン治療や再生医療など世界最高水準の医療を提供

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。
1】実際の年齢より老化が早く進む「早老症」のニホンザル発見

 
 
 
実際の年齢より老化が早く進む
「早老症」のニホンザルを見つけた
と、京都大霊長類研究所の高田昌彦
教授らが発表しました。人以外の霊
長類で早老症が発見されたのは世界
で初めてということです。 老化の
研究に役立つ可能性があるという事
です。 4日の米科学誌プロスワン
電子版に論文が掲載されました。同
研究所によると、ニホンザルは25
歳ごろに老齢を迎え、40歳くらい
まで生きるということです。しかし、
2010年5月に生まれた雌1頭は、
生後8か月で顔の皮膚などが、しわ
だらけになりました。通常なら20
歳以上で見つかる白内障も生後10
か月で、発症しました。1歳4か月
で脳の萎縮が確認され、2歳で糖尿
病の傾向を示す血中のたんぱく質の
数値が、20歳のサルを上回るなど、
人の早老症と同様の症状が見られま
した。早老症は非常にまれな遺伝子
の病気ですが、この雌の両親には、
異常はなく、遺伝子の突然変異で、
発症した可能性が高いということで
す。人の早老症で判明している6個
の原因遺伝子や老化に関連する16
個の遺伝子にも異常は見つかりませ
んでした。この雌は13年7月、
老化とは関係のない病気で3歳2か
月で死にましたが、組織や細胞は、
冷凍保存しているそうです。同研究
所では、残った細胞などからiPS
細胞(人工多能性幹細胞)を作って
原因遺伝子を突き止めていく考えで、
高田教授は「サルと人の老化の進み
方は似ており、早老症や老化の仕組
みの解明に役立つかもしれない」と
話しています。

早老症のサルが見つかったという

ニュース動画です。



 
 
 
 
 
 
早老でも早漏になり候。笑

 
 
 
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2】外国人にガン治療や再生医療など世界最高水準の医療を提供

 
 
 
 
 
海外からの患者の受け入れを推進す
るため、政府は2015年から、ガン
治療や再生医療など、世界最高水準の
医療を提供する、200~300医療
機関を一つの仮想「日本国際病院」と
して一体的に売り込むことを決めまし
た。

国際病院への渡航を手配する、旅行
会社を認定する制度も新設するそうで
す。アジアや中東などの新興国から
患者さんの呼び込みを図ります。成長
戦略の柱である「医療の国際展開」の
一環で、3年後に3400億円の経済
効果を見込んでいます。

ガンの粒子線治療や細胞シートを使
った再生医療、感染症治療などの日本
が得意な分野と、治療が受けられる、
医療機関をホームページなどで公開し
て、海外の患者が希望する医療機関を
簡単に見つけられるように工夫します。
参加する医療機関は、内閣官房健康・
医療戦略室などが、大学病院や民間病
院などから治療実績を考慮して選びま
す。

治療を受ける医療機関や受診日の
調整、患者の付き添いなどを行う旅行
会社を「医療渡航支援企業」として
認定します。

海外の大使館で開かれるセミナーや
現地での商談会を通じて、国際病院を
PRします。ロシアやカンボジアなど
で日本が開設・運営を支援した医療
施設が窓口になるケースも想定してい
ます。健康保険に入っていない外国人
患者の治療費はすべて自己負担となる
ため、政府は年内に価格設定の考え方
などを示すことになりそうです。

訴訟大国のアメリカの医療と全身麻酔

かけられると勝手に臓器の摘出が行わ

れる可能性がある中国の医療に関する

動画です。



 
 
 
 
 
ツールを用いた医療ツーリズム。笑

 
 
 
 
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編集後記

残った細胞などからiPS細胞(人工
多能性幹細胞)を作って原因遺伝子を突
き止めていくという手法は、非常にエレ
ガントであると思います。ただ人の早老
症で判明している、6個の原因遺伝子や
老化に関連する16個の遺伝子に異常は
見つからなかったという結果から、人の
早老症のメカニズムとは、完全に異なる
可能性もあります。それでもモデル動物
がいる(いた)という現象は、ありがた
くこの分野での研究が、飛躍的にすすむ
ことを期待したいと思います。日本も遂
に官民一体で医療ツーリズムが、現実の
ものとなりつつあると実感しました。
ドラマ医龍では、日本の医療をインドに
輸出するという設定でしたが、外国人に
日本に来てもらうというのが先では、な
いかとつねづね考えておりました。実際
慶応病院の救急部では、アラブの方々の
全身やけどに対する治療を行ってきまし
た。外国の方の実情に即した医療をまず
日本で提供するという形を突破口として
優れた医療技術が世界中に広まっていく
ことを期待したいと切に願うものです。

自己負担が事故に繋がらないようにし
手欲しいものです。笑

 
 
 
 
 
 
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藤田 亨
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