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2015-02-23 20:37:58

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診療マル秘裏話 号外Vol.67 平成26年11月10日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)肝細胞ガンには、未知の要因も存在する可能性が高い
2)ロボットを用いてリハビリテーションを行う専門外来

 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
1】肝細胞ガンには、未知の要因も存在する可能性が高い

 
 
 
日本人の肝細胞ガンには、B型、
C型肝炎やアルコール性肝炎など
の主要な要因以外に未知の要因も
存在する可能性が高いことが明ら
かになりました。 国立ガン研究
センターや東京大、米ベイラー
医科大などの研究チームが日米計
約600人の患者さんについて過去
最大規模の全遺伝情報(ゲノム)
解析を行った成果です。2日付の
米科学誌ネイチャー・ジェネティ
クス電子版に発表しました。
東大の油谷浩幸教授は「食生活
や生活習慣、遺伝的形質の調査を
行えば、日本人に特徴的な要因を
解明できる可能性がある」と話し、
同センター中央病院肝胆膵内科の
奥坂拓志科長は「新しい治療薬の
開発に貢献するかもしれない」と
期待しています。
肝細胞ガンは肝ガンの9割を占
め、中高年の患者さんが多いガン
です。日本人患者さんは7割がC型
肝炎ウイルスに感染しているとみ
られますが近年は非肝炎ウイルス
性で肥満や糖尿病などが関与する
ケースが増えています。
ゲノム解析は2008年に始まった
国際プロジェクトの一環で、今回
の対象約600人中、約400人が日本
人でした。発ガン要因となるDNA
塩基配列の変異パターンを人種別
に調べた結果、日本人の肝細胞
ガンでのみ検出されたパターンが
ありました。全体の解析では主要
な原因遺伝子が新たに13個見つか
りました。

肝臓ガンに関する動画です。



 
 
 
 
 
宦官が肝ガンになった。笑

 
 
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2】ロボットを用いてリハビリテーションを行う専門外来

 
佐賀大医学部附属病院は今月から、
人の動作を手助けするロボットを用
いてリハビリテーションを行う専門
の外来を開設しました。患者さんの
脳からの信号を受け取って、歩行を
補助するロボットスーツ「HAL」
など6種類の機器を使って、患者の
身体機能の回復を目指す予定です。
同大によると、「ロボットリハ外来」
を標榜するのは、国立大学附属病院
としては、全国で初めてということ
です。

ロボットリハ外来は脳卒中の後遺
症で手足がまひした患者さんが対象
で、医師2人と専任の理学療法士1人
の体制で、1日から診療を開始しま
した。

佐賀大医学部附属病院は、2001年
から筋電義手のリハビリを全国の
病院に先駆けてスタートし、11年に
はHALを取り入れるなど、リハビリ
へのロボットの導入に熱心に取り組
んできました。治療を希望する患者
さんの増加などを受け、今回の開設
に至りました。

同病院リハビリテーション科の
浅見豊子診療教授は、「これまで
回復が困難だった患者さんも、ロボ
ットリハによって機能回復が見込め
る」と話しています。

佐賀新聞のロボットリハビリに関する

ニュース動画です。浅見豊子教授の

インタビューもあります。



 
 
 
 
 
 
昨日の機能回復ロボットリハビリ。


 
 
 
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編集後記

日本人の肝ガンの患者さんは7割
がC型肝炎ウイルスに感染している
とみられますが近年は非肝炎ウイル
ス性で肥満や糖尿病などが関与する
ケースが増えています。ということ
であれば、非アルコール性肝炎から
の肝臓ガンが増えているということ
でしょうか?これが日本特有の変異
パターンを決めている可能性が高い
のでしょうか?まだ、結果が出るの
は先だと思いますが、出た結果につ
いては、興味深々という感じが致し
ます。これまで回復が困難だった
患者さんも、ロボットリハによって
機能回復が見込めるというのは、素
晴らしい進歩であり、全国に先駆け
て取り組みをしているというのは、
画期的と言わざるを得ません。

心身ともに、興味深々。笑

 
 
 
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