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2015-01-27 15:47:54

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診療マル秘裏話 号外Vol.56 平成26年10月28日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
目次

1)災害時やへき地の救急現場で緊急手術ができるドクターカー
2)肥満症治療薬「Contrave(コントレイブ)」を米国で発売
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
1】 災害時やへき地の救急現場で緊急手術ができるドクターカー

 
 
 
災害時やへき地の救急現場で緊急手術
ができるドクターカーを、青森県八戸市
の市立市民病院救命救急センターと八戸
工業大が共同開発しました。

機動力を高めるため、四輪駆動のミニ
バンを改造し、救急用ドクターカーでは
初めて人工心肺装置を装備しました。同
センターによると全国初の取り組みとい
うことです。

移動型の緊急手術室には人工心肺装置
のほか人工呼吸器などが装備され、車両
の後部ドアを開けてテントを広げると長
さ3・5メートル、幅2メートルの処置
スペースができます。

様々な手術に対応でき、特に電気ショ
ック(AID)などで蘇生できない心停止
患者への対応に高い効果が期待されると
いうことです。

心停止の患者さんに1時間以内に人工
心肺装置を装着すると社会復帰率が1割
程度向上することが見込まれます。同県
では、対応可能な病院への搬送に1時間
以上かかる地域も多いといい、同センター
の今明秀所長(55)は「今まで助けら
れなかった患者を救える」と話していま
す。

国立循環器センターのドクターカーに

ついて分かりやすく解説している動画

です。



 
 
 
 
 
 
 
蘇生には、救急車の組成が必要。笑

 
 
 
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2】肥満症治療薬「Contrave(コントレイブ)」を米国で発売
 
 
 
武田薬品工業と米オレキシジェン・セ
ラピューティクスは、肥満症治療薬
「Contrave(コントレイブ)」
を米国で発売しました。抗肥満症薬は、
他社からも新薬が発売されましたが市場
浸透に苦戦しています。武田薬品は、
モバイルの体重管理システム、宅配サー
ビス、割引制度など手厚い服薬支援サー
ビスを提供してシェア獲得を狙っていま
す。

コントレイブは今年9月、BMI指数
30以上、または同27以上で高血圧、
2型糖尿病などの合併症がある成人患者
さんを対象に、食事・運動療法を補助す
る肥満症治療薬として承認されました。
治療開始から12週以内に体重を5%
以上減量できなかった場合は投与中止が
推奨されます。

武田薬品は、外部企業が提供している
モバイル式体重管理プログラム
「Scale Down」を利用して
コントレイブを服用する患者さんに対し、
指定期間中はプログラム参加費用を負担
します。同プログラムは患者の体重測定
に基づいて日々の生活や食事に関する、
サポートメールが配信されるサービスと
いうことです。

また、同剤を最低価格で利用でき、
薬局でのサポートと宅配サービスを受け
られる「Contrave Direc
t Save」を提供。さらに、薬局で
のオプション利用を希望する患者はさん
は、「Pharmacy Saving
s Card」を通した割引も適用でき
るようにしました。

コントレイブは、アルコール依存症や
薬物依存症の治療薬として使用されてい
るナルトレキソンと、禁煙治療などにも
使用されているブプロピオンの配合剤で
す。オレキシジェンが開発し、2010
年3月の承認申請後に武田薬品と北米で
の共同開発・販売契約を結びました。
オレキシジェンによると、9月の承認取
得時に3000万ドル、薬剤の初出荷時
に7000万ドルのマイルストンを武田
薬品から受け取りました。一方、武田
薬品からは約900人のMR(医薬情報
担当者)が同剤のプロモーション活動を
担当します。

2013年9月に発売された、脂肪吸収を

抑える機序の肥満症治療薬に関する

動画です。



 
 
 
 
 
 
新党を結成して、綱領の浸透を図る。笑

 
 
 
 
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編集後記

この手術ができるドクターカーは、
外科医が乗り込むことが条件で作られ
ています。医療訴訟の増加などで外科
医を志す人が減っている今日なかなか
外科医を乗せて走ることは難しいので
はないでしょうか?確かに、心停止の
患者さんに1時間以内に人工心肺装置
を装着すると、社会復帰率が1割程度
向上することが見込まれるという点で
は、素晴らしいことであると認識して
います。さらに人工心肺を回すには、
臨床工学技士と麻酔科医も、同乗する
必要があるのではないかと考えていま
す。
肥満大国であるアメリカ合衆国では、
肥満が深刻な社会問題になっています。
欧米人は一般的にインシュリンの分泌
能力が東洋人より、強いことが分かっ
ています。そのため、ストレスがかか
ると際限なく食欲が亢進し、高い血糖
値になるとインシュリンを大量に分泌
します。血糖を脂肪細胞に押し込むの
がインシュリンの作用です。もちろん
脂肪細胞だけではなく、筋肉の細胞等
で消費される血糖がある場合は、筋肉
細胞などにも血糖を押し込みます。
しかし、この場合は、血糖は、消費さ
れるので問題はありません。脂肪細胞
に押し込まれた血糖は、やがて脂肪と
なり蓄積されるわけです。

人工心肺を動かす臨床工学技士の
心配。笑

 
 
 
 
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