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2015-01-09 00:11:06

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診療マル秘裏話 Vol.279 平成21年4月2日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次
1)  結核とHIVの二重感染の増加。
2) 「暑がり遺伝子」の発見。

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
1】 結核とHIVの二重感染の増加。
世界保健機関(WHO)は
24日、2007年に新たに結核
に感染した927万人のうち、
約15%に当たる137万人
がエイズウイルス(HIV)
感染者だったとする09年版
の結核に関する報告書を
公表しました。結核による
死者のうち4分の1に当たる
45万6000人がHIV感染者
だったことが判明しました。
HIVと結核の二重感染が
深刻化している実態が示さ
れました。

報告書によると、HIV
と結核の二重感染者は前年
調査に比べてほぼ倍増して
います。ただWHOは、
アフリカ地域を中心に結核
患者さんに対するHIV
検査の実施率が増えたため
で両方の病気の患者が急増
したわけではないと説明し
ています。

07年の結核の新規感染者
数は前年比でほぼ横ばいで
す。人口比では、緩やかな
減少が04年以降、続いてい
ます。

WHOのチャン事務局長
は報告書について「HIV
感染者に対する結核の診断、
予防、治療が緊急に必要で
あることを示すものだ」と
指摘しています。報告書は、
金融危機を背景に結核対策
の資金が大幅に不足し始め
ていることにも警鐘を鳴ら
しました。

結核とエイズに加え、マラリア

に対する基金の宣伝動画です。



 
 
 
 
 
結核は、軍隊の欠格事由
でした。笑

 
 
 
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2】 「暑がり遺伝子」の発見。

 
 
温度が高い所を避けて低い
所で活動するのを好むよう
になる「暑がり遺伝子」を、
京都大の梅田真郷(うめだ・
まさと)教授のチームが
ショウジョウバエの実験で
特定し、3月27日付の米科
学誌サイエンスに発表しま
した。

エネルギー代謝が活発に
なり、低温に向いた体の
仕組みになるということで
す。なかには零下2度の
極寒で生存できるハエもい
ました。梅田教授は
「人にも同じ遺伝子があり、
人体での働きを解明する、
糸口になるかもしれない」
と話しています。

チームは、遺伝子操作し
たハエの幼虫で好みの温度
を研究していました。その
結果、人では筋ジストロフ
ィーに関係するDmDGと
いう遺伝子の活性が下がる
と、通常より温度が5度程
低い場所に好んで移動する
ことを突き止めました。

遺伝子は、代謝機能に
関係している可能性があり
ますが、人の病気との関係
は不明とされています。
梅田教授は「生物がさまざ
まな温度環境に適応するた
めの仕組みにかかわってい
るのでは」と推測していま
す。

人間の体温と免疫力の関係

を解説している動画です。



 
 
 
 
イエスの答えは「ハイ」
蝿の答えは「ハエ」。笑

 
 
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編集後記

結核とHIVの二重感染と
は恐ろしいことです。結核
は、飛沫感染しHIVは粘膜
の接触感染によってうつり
ます。DNAワクチンでもな
んでもいいから、この最強
かつ最凶な病気を根絶して
欲しいものです。ハエにも
好みの温度があり、それか
ら遺伝子を拾ってくるのは、
エレガントな手法であると
いえるでしょう。京都大学
は、ノーベル賞を受賞して
もおかしくない位の、基礎
医学の研究家が沢山いるそ
うです。そのうち、この遺
伝子の役割も全て明かされ
る時がくるでしょう。

京都大学は、凶人ではあ
りません。笑

 
 
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