美しい肌Vol.461

2015-01-08 00:03:48

カテゴリー:女性の美容と健康

アサツキ

 
写真はアサツキです。

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美肌の野菜&果物&魚介(各論:アサツキ:浅葱)

 
 
 
 
アサツキの正体

アサツキ(浅葱、学名:Allium
schoenoprasum var. foliosum)
はネギ属の球根性多年草です。

ネギよりも色が薄く、食用とされる

ネギ類の中では最も細い葉を持

っています。別名はイトネギ、

センブキ、センボンネギ、センボン

ワケギ、ヒメエゾネギです。野草

であり、山野に自生しています。

アサツキという名は、ネギ(葱)に

対して色が薄い(浅い)ことからき

ています。似た品種にチャイブ、

ガーリックチャイブがあり、

アサツキはチャイブの変種と言わ

れています。ワケギやワケネギとも

別の種類です。アサツキは冬の

野菜で、夏になると地上部の葉は

枯れて休眠します。この時期に

球根部分を掘り起こして分球した

後、植え付けます。チャイブと比べ

ると草丈が低く鱗茎があり、また

味覚はチャイブのような青臭さは

少ないのですが、やや辛味があり

ます。数年を経過した球根からは

直径が5mmを超える葉が出る事

もあります。薬味として、またスープ、

汁、卵焼き、和え物、炒め物などに

使われます。花茎は、五月から六月

にかけ伸びて、紅紫色の花を咲か

せますが、多くは結実しません。

時間が経過すると基部が膨張し、

これによって鱗形が形成されます

ので、繁殖はこの鱗形によって行わ

れます。葉は細く、春が訪れると多く

の葉をそう生します。また、鱗形が

球根となり、ラッキョウの大きさよりも

小さいものとなります。通常、葉と

鱗形が食用に利用されます。別名

では、アサトキやセンボンワケギとも

呼ばれ、品種では鬼アサツキと言わ

れる早生種や八つ房アサツキと言わ

れる晩生種があります。旬は一月から

四月で、通常、アサツキを刻んで

麺類などの薬味として用いられて

います。その他、胡麻和え、三杯酢、

油いため、アサツキがゆといったもの

にも利用されています。尚、冬から

早春を除いて、店頭においてアサツキ

の名称で売られているものは、その

多くが若どりによる葉ネギとなります。

山菜としてのアサツキを紹介して

いる動画です。



 
 
 
 
 
 
アサツキの歴史

ユリ科ネギ属に分類される球根性

多年草で、本州、北海道、四国など

に野生しています。原産地は日本や

中国で、山地に広く分布しています。

アサツキが食用にされた歴史は古く、

おひたし、和え物、酢の物、また生の

まま刻んで薬味にするなど、平安時代

にはすでにそのような記録があり

ます。 1714年の採譜には小葱の

名称で記録されていました。ユリ科の

多年草(たねんそう)で、地下に長さ

1.5~2.5cmのラッキョウのような鱗茎

(りんけい)があり、ラッキョウと同様、

甘酢に漬けるとまことに美味しいです。

また春の食べ物として、上巳(じょうし)

の節句(3月3日の雛祭)には、アサ

ツキをアサリの剥(む)き身と酢味噌和

えにした、浅葱膾(なます)を作る習わ

しがあったといいます。3月4日には

必ずお雛様に浅葱膾とお蕎麦(節句

蕎麦)を供え、それを食べてからお雛

様を仕舞うというものです。 「あさつきの

なますしんぜて 首をぬき」(万句合、

明和2年)と、江戸時代の川柳にも当時

の雛祭りの様子が歌われています。

アサツキの酢味噌和えの動画レシピ

です。



 
 
 
 
 
 
 
アサツキの雑学

アサツキの選び方について述べて

みます。細い青ネギのような姿の

あさつきは葉先までピンとしていて、

なるべく色が濃いものを選びま

しょう。鮮度が落ちてくると緑が薄く

なり黄色くなってきます。ハウス

栽培や水耕栽培物が多くなって

いますが、露地栽培されたものの

方が風味は強いです。東北地方

などで作られている新芽のものは、

真っ直ぐに伸び、緑の葉が長い

ものと、曲がった形で葉先が短い

ものがあります。前者はハウス栽培

されたもので、後者は露地栽培の

ものと思っていいようです。また、

早生物と晩生物があり、早生は根

が太く丈も長く、晩生は細く短い物

が多い傾向にあり、地元の方は短

い方を好むようです。鮮度の見分

けは切られた根元を見ます。収穫

後時間と共に切り口から中心部が

伸びてきます。

次に保存方法について述べて

みます。すぐに使わない場合は

湿らせた新聞紙などにくるみ、袋

に入れて冷蔵庫の野菜庫に入れ

ておきます。出来るだけ縦にし

て入れておく方が曲がらず、あさ

つきにストレスもかけないので

持ちが良くなります。アサツキの

食べ方について述べてみます。

細い青ネギ状のものは小ネギ

とほぼ同じ使い方がされていま

す。刻んで薬味としてスープに

トッピングしたり、和え物に加え

たりする事が多い他、食べやす

い長さに切った物を卵焼きや

茹でて酢味噌和えなどの和え

物にしたりします。新芽状の

ものはある程度の太さがある

ものが多く、風味も辛味も強

いですがほんのりと甘みがあり

ます。茹でると辛味や香りが穏

やかになり甘味が増し、古く

からさっと茹でて酢味噌や

甘味噌、ゴマなどを使った和え

物やぬたなどにされ食べられ

てきました。

韓国風にナムルにしても美味

しいです。また、刺激的な味が

好きな方は生のまま味噌など

を付けて食べても美味しいです。

また、そのまま衣を付けて天ぷら

にするととても美味しいです。

食べやすい長さに切って肉類や

他の野菜と共に炒め物に使って

も根元部分の食感があり美味しい

です。

刺身の残りを使ったアサツキロール

の動画レシピです。



 
 
 
 
 
 
アサツキの有効成分

ネギ類と同じ強い香りの成分は硫化

アリルと言う成分によるもので、ビタミン

B1の吸収を助ける他、血行をよくし

ます。この硫化アリルは刻むことによ

って沢山作られ、時間と共に消えて

しまうので、食べる直前に調理する

ことが大切です。アサツキにはビタミン

B1をはじめB2、B6、パントテン酸など

が沢山含まれています。これらのビタ

ミンには栄養素を代謝吸収を高める

働きがあり、身体に活力を与えてくれ

ます。ビタミンB1は、可食部100gあたり、

0.15mg、ビタミンB2は、0.16mg、B6

は、0.36mg、パントテン酸は、0.62

mg含まれています。ビタミンCは、

可食部100gあたり、26mg含まれてい

ます。β‐カロテンは、可食部100g

あたり、750μg含まれています。

ビタミンEは、可食部100gあたり、

1.1mg含まれています。また食物

繊維も豊富で、可食部100gあたり、

3.3g含まれています。ミネラル分

も豊富で、カリウムは、可食部

100gあたり、330mg、カルシウム

は、20mg、マグネシウムは、16

mg含まれています。

小野川温泉の冬の名物アサツキ

の紹介動画です。



 
 
 
 
 
 
アサツキの美肌効果

アサツキには、β‐カロテンは、可食部

100gあたり、750μg含まれています。

これは、緑黄色野菜としては、高い

数字では、ありませんが、根深ねぎの

可食部100gあたり14μgと較べると約

53倍の値になります。β‐カロテンは、

必要な時、必要なだけビタミンAに

変換されて、抗酸化力を発揮します。

髪やお肌の健康を維持し、抗老化

作用も備えています。ビタミンEは、

可食部100gあたり、1.1mgで、根深

ねぎの可食部100gあたり0.1mgと

比較すると11倍含まれている計算に

なります。ビタミンEは、別名若返りの

ビタミンと呼ばれ、その抗老化作用

により、お肌の抗老化も期待できます。

ビタミンCのコラーゲン合成促進作用

により、みずみずしいお肌となること

が期待されます。更に抗酸化ビタミン

A、C、Eの相加相乗作用により、美肌

効果が期待できます。食物繊維も

豊富で、可食部100gあたり、3.3g含

まれていますが、この食物繊維の

有害物質排泄作用は、デトックス

効果そのものです。デトックス効果が

有効になると、おのずと美肌へと導

かれます。ビタミンB2は、0.16mg、

可食部100gあたり含まれていますが、

別名美容のビタミンと呼ばれ、新陳

代謝を盛んにして、肌のターン

オーバーを正常化し、美肌に貢献

します。今回は、ここまでとさせて頂き

ます。春眠、アサツキを覚えず。笑

女性の美容と健康についてのご相談は、

当クリニック皮膚科にて承ります。

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