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2015-01-07 07:11:24

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診療マル秘裏話 号外Vol.48 平成26年10月19日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1)自閉症患者に「オキシトシン」を投与する大規模臨床試験
2)「体内時計」の調節に、インスリンが一役買うことが判明

 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
1】 自閉症患者に「オキシトシン」を投与する大規模臨床試験

 
東京大など国内4大学の研究グループ
は10日までに、他人の気持ちを読み取
ったり意思疎通をしたりするのが難しい
対人コミュニケーション障害などが特徴
の自閉症患者さんに「オキシトシン」と
いうホルモンを投与して改善を試みる大
規模な臨床試験を、来月にも始めること
を決めました。

自閉症を改善する特効薬は開発されて
おらず、効果が確認できれば、治療薬と
しての承認を目指した治験へと進む方針
だそうです。

臨床試験は、東京大、金沢大、福井大、
名古屋大の4大学で行います。 18歳
以上の自閉症患者120人を、オキシト
シンをスプレーで鼻に噴霧するグループ
と、偽の薬を噴霧するグループに分け、
症状の変化や差などを詳しく調べます。
再来年をめどに結果をまとめる予定だそ
うです。

オキシトシンは脳の視床下部などで作
られ、他人との信頼関係構築に関わって
いるとされるホルモンです。これまでに
東京大や金沢大はより少数の患者さんを
対象にした研究で、投与により症状の
改善が見られたとの成果を報告していま
す。

オキシトシンは女性に作用して母乳を
分泌させたり出産時に子宮を収縮させた
りする働きがあることから、試験参加す
る患者は、副作用が少ないと考えられる
男性のみに限定するそうです。

オキシトシンについて分かりやすい形で

述べられた動画(音声のみ)です。



 
 
 
 
 
至急、子宮の帝王切開が必要。笑

 
 
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2】「体内時計」の調節に、インスリンが一役買うことが判明

 
 
約24時間周期で睡眠や覚醒のリズム
を生み出す「体内時計」の調節に、膵臓
(すいぞう)から分泌されるインスリン
が一役買っていることを、山口大時間学
研究所の明石真(あかし・まこと)教授
らのチームが11日までにマウスを使っ
て解明しました。

チームは食事の際に出る代表的なホル
モンとして、糖分を摂取した際に分泌さ
れるインスリンに注目しました。 体内
時計への影響を調べたところ、肝臓など
食事と深く関わる組織の体内時計に対し
強く作用することも分かりました。

明石教授は「糖分の摂取時間を工夫す
ることで、時差ぼけの解消や夜型になり
がちな現代人の生活改善に役立つ可能性
がある」と期待しています。

体内時計は体の細胞一つ一つに存在す
る時計遺伝子がつかさどり、適切な時間
に光を浴びたり食事したりすることで、
その調節が促されるとされています。

実験ではインスリンの働きを阻害する
物質を注射したマウスと、正常なマウス
を用意しました。それぞれ普段とは違う
時間に餌を与えた結果、インスリンを
阻害されたマウスは、新たな食事時間に
合わせて時計遺伝子が働くようになるの
に長い日数が必要でした。

また、培養した体内組織にインスリン
を加える実験も実施されました。肝臓や
脂肪などの時計遺伝子の活動には変化が
見られた一方、食事との関わりが少ない
肺や血管などにはほとんど変化がありま
せんでした。

体内時計のリセットについて、分かりやすく

講義されている動画です。



 
 
 
 
 
成果は米科学誌セル・リポーツ電子版
に掲載されました。

 
 
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編集後記

自閉症の患者さんに、信用のホルモン
と呼ばれるオキシトシンを投与する臨床
試験が開始されたことは、喜ばしいこと
だと思います。インシュリンの体内時計
への影響を調べたところ、肝臓など食事
と深く関わる組織の体内時計に対し強く
作用することが分かったのも素晴らしい
発見と言えましょう。糖分の摂取時間を
工夫することで、時差ぼけの解消や夜型
になりがちな現代人の生活改善に役立つ
というように早くなってもらいたいもの
です。

糖分の摂取時間の工夫は、当分され
ないでしょう。笑

 
 
 
 
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