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2015-01-06 13:55:35

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診療マル秘裏話 号外Vol.47 平成26年10月18日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1)原因不明の疲れが半年以上続く「慢性疲労症候群」
2)遺体内部の異変を調べる「死亡時画像診断(Ai)」

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。
1】 原因不明の疲れが半年以上続く「慢性疲労症候群」

 
 
厚生労働省は、著しく生活が損なわ
れるほどの原因不明の疲れが半年以上
続く「慢性疲労症候群」の実態調査を
始めます。
患者さんが直面している様々な困難
を把握し医療・福祉などの必要な支援
につなげる考えだそうです。
慢性疲労症候群は、原因不明の微熱
や、リンパ節の腫れ、倦怠けんたい感
などの症状が特徴で、寝たきりや介護
が必要な状態に陥る重症患者さんもい
ます。患者数は30万人とも推定され
ています。

今回の調査は、医療機関で同症候群
との診断を受けた患者さんを対象に、
専門医らのチームがアンケートや面談
などを行います。同症候群の発症時期
や食事、歩行といった日常生活の困難
度などを探り、来年3月末には報告書
をまとめます。

調査責任者で聖マリアンナ医大難病
治療研究センター長の遊道和雄さんは
「患者さんの実態を詳細に把握し、
治療や生活の質の改善に役立てたい」
と話しています。

問い合わせや、調査への参加申し込
みは、同センター((電)044‐9
77‐8111 内線4029、電子
メールyudo@marianna-u.ac.jp)へお問
い合わせ下さい。

慢性疲労症候群の原因と対策が示され

ている動画です。



 
 
 
 
 
 
 
商才の詳細を訪ねる。笑

 
 
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2】遺体内部の異変を調べる「死亡時画像診断(Ai)」

 
 
死因不明の遺体を解剖前にコンピュー
ター断層撮影法(CT)で分析し、遺体
内部の異変を調べる「死亡時画像診断
(Ai)」を、鹿児島大医学部法医学
教室が導入し、今月で1年を迎えました。

診断件数は、昨年10月~今年9月で
129件でした。見ただけでは、分かり
づらい損傷も把握でき、死因究明の精度
を高めています。担当する医師は「死因
を正確に分析し、犯罪死も見逃さない
ようにしたい」と話しています。

診断しているのは、法医学教室の小片
守教授(61)と林敬人たかひと講師
(35)です。県警が犯罪死の可能性が
あると判断した遺体の司法解剖を行って
います。県警によると、昨年1年間の
司法解剖件数は約80件でした。小片
教授らは昨年10月以降、そのほとんど
について、解剖前にAiを実施してきま
した。

Aiの撮影自体は、1~2分で終わり
ます。撮影した画像を3Dに変換し、
頭蓋骨などを立体的に映し出すことこと
で、出血や骨折を見つけ出すことができ
ます。

例えば、溺死とみられた遺体の死因が、
実際には頸髄けいずい損傷によるものだ
と判明したケースがありました。 別の
身元不明の遺体は、体内に人工関節が、
あることが分かり、その製造番号をたど
って身元を特定できたということです。

Ai導入に伴い、解剖時間の短縮も図
られました。これまで平均3~4時間だ
ったのに対し、現在は30分ほど短くな
りました。林講師は、「ゼロからの状態
で始めるより、遺体内部の様子を把握し
てからのほうがスムーズに解剖できる」
と説明しています。

今年7月からは、遺体のCT画像の読
み取りに精通した長崎大病院の放射線科
に撮影した画像を送り、二重にチェック
する体制を整えました。

全国的にみると、山中で死亡していた
女性の画像を調べ、頭部から散弾銃の弾
を発見、撃った男の逮捕につながったと
いう事例もあるそうです。小片教授は、
「隠れた犯罪を見逃さないよう努力して
いきたい」と話しています。県警捜査一
課の南茂昭検視室長は「CTを使えば、
死因だけでなく身元の特定にもつながり、
非常に助かる。今後も鹿児島大と協力し
ていきたい」としています。

死亡時画像診断に関するニュース動画

です。



 
 
 
 
 
強力なAiという武器に協力する大学。笑

 
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編集後記

慢性疲労症候群は、その原因が不明の
病気です。この病気の患者さんの数が30
万人もいらっしゃることに衝撃を受けま
した。実態を詳細に把握し、治療や生活
の質の改善に役立てるためには一体幾ら
ぐらい年月がかかるのでしょうか?確か
に来年3月末には、報告書をまとめると
いうことなので、そんなに先になること
はないと思われますが、逆に、そんな短
期間で、素晴らしい成果が得られるのか
不安になります。死因だけでなく身元の
特定にもつながるAiですが、これだけの
成果が得られるのであれば、全国の法医
学教室で導入するべきだと思います。
エジプトの何千年も経ったミイラですら
死因があきらかにされたということです
から、素晴らしい技術だと私は考えてい
ます。解剖時間の短縮にもつながるなら
法医学教室や病理学教室ではもってこい
の技術と言えるのではないでしょうか?

試飲が死因となった。笑

 
 
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