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2014-12-30 18:08:30

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診療マル秘裏話 号外Vol.44 平成26年10月14日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
目次

1) 肝硬変をはじめとする、線維症の世界初の治療薬
2)高齢者向け服薬支援ロボット装置「服薬支援ロボ」

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
1】 肝硬変をはじめとする、線維症の世界初の治療薬

 
日東電工はこのほど、米国で肝硬変
治療薬の患者さんでの臨床試験を開始
したと発表しました。薬剤の安全性と
効果の検証を進め、早期に、線維症を
はじめとする、難治性疾患の治療薬を
提供できるよう活動を推進していくそ
うです。

先月、肝硬変治療薬を患者さんに
投与する治験第1,b相試験を始めま
した。治験にあたって、治験薬開発や
薬事戦略支援を手掛ける米国のRRD
インターナショナル(メリーランド州)
と連携を図りながら薬品の治療効果
などを調べていくそうです。

同社は2008年に札幌医科大学と
北海道大学の協力のもと、肝硬変など
の臓器線維症治療薬の開発に着手しま
した。13年6月には米国で実施した
健常人に対する治験第1,a相試験に
おいて高用量の薬剤投与でも有害事象
(簡単に言うと有害な副作用)は観測
されず、安全性の高さが認められまし
た。セントラルIRB(治験審査委員
会)の承認が得られたことから、治験
第1,b相試験に着手しました。

日本でも早い段階で治験第1,b相
試験を実施したいと話しています。
日東電工のホームページから引用して
この肝硬変の治療薬がどのようなもの
かを紹介します。「本治療薬は、線維
化の原因を選択的に抑えるsiRNAを
薬物として用い、ビタミンA誘導体を
標的化剤として、患部にのみ選択的に
送達する(薬物の送達と作用の双方に
特異性を有する)安全性を志向する薬
です。また、線維症の根本的な治療に
繋がる世界初の薬であり、肝硬変のみ
ならず各種の臓器線維症に展開する
ことが可能です。」以上日東電工ホー
ムページ「ニューリリース2014」から
引用。

肝硬変の病態と3大症状についての

動画です。



 
 
 
 
治験薬の知見。笑

 
 
 
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2】高齢者向け服薬支援ロボット装置「服薬支援ロボ」

 
 
ケアボットは、セントケアとクラリ
オンが共同開発した高齢者向け服薬支援
ロボット装置「服薬支援ロボ」を来年2
月から調剤薬局と介護施設に発売します。

服薬支援ロボは、設定した時間になる
と音声案内と画面表示で服薬を告知、
高齢者や介護を必要とする人の薬の過剰
摂取や飲み忘れ、飲み間違い、誤薬防止
を行います。音声と画面のガイドにした
がって取り出しボタンを押すことで、
装置内部に収納した薬入りピルケースが
取り出し口に送り出されます。1つの
ピルケースには1回分の薬を入れること
ができ、専用カセットに一週間分収納で
きます。また、服薬時間は朝、昼、夜、
寝る前など最大4パターンのユーザーの
服薬スタイルに合わせて時刻設定が可能
だそうです。

価格は12万円(税抜き)です。同社
は発売後1年間の販売予測台数を300
0台と見込んでいます。

服薬サポートの機器に関する動画です。



 
 
 
 
 
 
服薬ロボットが故障して服焼く。笑

 
 
 
 
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編集後記

肝硬変をはじめとする臓器の線維症に
ついては、現在有効な治療薬が上市され
ていません。そのため、治療法が限られ
たり、対症療法で治療が行われているの
が現状です。臨床試験で、患者さんでの
安全性と有効性が確かめられれば、患者
さんにとっては、大きな福音になります。
認知症などの病気では、服薬が困難に
なることがしばしばです。 このような
ロボットが普及すれば、患者さんにとっ
て薬の過剰摂取や飲み忘れ、飲み間違い、
誤薬防止などの利益が確実にもたらされ
るものと確信しています。まずは、薬局
などでデモを行って頂き患者さんや患者
さんの家族が興味を持ち購入やレンタル
につながることを期待しています。

不朽の名作ロボットが普及する。笑

 
 
 
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