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2014-12-24 00:48:49

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診療マル秘裏話 号外Vol.42 平成26年10月12日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
目次

1) 莫大な医療費の3割を占めている生活習慣病
2)ガンや認知症を検査できる世界最先端の機器

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
1】 莫大な医療費の3割を占めている生活習慣病

 
8月末に厚生労働省が発表した2013
年度医療費の動向によれば、13年度の
医療費は39.3兆円だそうです。前年度
から0.8兆円増加し、今にも40兆円に
迫る勢いです。急速な高齢化の進展と
ともに、医療費負担が、大きく国民に
のしかかっています。

この莫大な医療費の3割を占めてい
るのが、高血圧や糖尿病、心臓病、脳
卒中、高コレステロール血症等に代表
される生活習慣病です。生活習慣病は、
その名の通り、長い間くり返される、
日常生活の習慣がつみかさなって病気
の発症へとつながっていきます。

生活習慣病の予防には「運動」
「食事」「喫煙」「アルコール」
「睡眠」などの改善が重要です。この
中の「食事」について、厚労省は来年
度から新たな食事摂取基準を導入しま
した。生活習慣病の重症化予防を加え
るとともに、エネルギー消費の指標に
BMIを採用するほか、塩分摂取などの
目標値を充実させました。

特に、塩分摂取については、日本人
は欧米諸国と比べて食事からとる塩分
の量が高いことが指摘されています。
平均的な日本人の1日当たり塩分摂取
量は11~12グラムといわれており、い
ずれも10グラムを切っている欧米諸国
と比較して高水準です。この原因は、
私は、外食やすぐに食べられる食品の
普及にあるのではないかと考えていま
す。商業主義で、味を濃く(塩分を多
く)すれば、売れることが分かってい
るからです。塩分摂取は血圧の上昇や
胃ガン、心臓病などと強い因果関係が
指摘されており、減塩への取り組みは
必須といえましょう。

そこで新たな食事摂取基準では、1
日当たりのナトリウム(食塩相当量)
の摂取基準を、これまでの成人男性
9.0グラムから8.0グラムへ、成人女性
では7.5グラムから7.0グラムへ、それ
ぞれ引き下げました。

このほか小児期からの生活習慣予防
として、食物繊維とカリウムについて、
新たに6~17歳における目標値も導入し
ました。

減塩が体にいいことは、多くの人が
知ってはいるものの、実行するのは、
簡単ではありません。なぜなら、外食
や加工食品などにもとから入っている
塩分は、家庭ではコントロールできな
いからです。イギリスでは官民足並み
をそろえた取り組みで、国民の減塩に
成功しています。日本は世界一の長寿
国ですが、生活習慣病で不自由な老後
は誰しも送りたくはありません。食品
企業による真摯な取り組みと、それを
後押しする国民の姿勢が求められてい
ます。莫大な医療費が問題になってい
る今こそが、国民あげて減塩に舵を切
る良い機会だと思います。イギリスが
減塩に成功したのも、国の医療費が大
きくなりすぎたことがきっかけでした。

生活習慣病が分かりやすく解説されて

いる動画です。



 
 
 
国民を健康にするには減塩が欠かせ
ません。斯く斯くシカジカで、書く事
が重要と思い上記のように描きました。笑

 
 
 
 
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2】ガンや認知症を検査できる世界最先端の機器
ガンの早期発見につながる疾患マー
カーの研究は、これまで日本及び米国
など世界中で実施されています。しか
し、臨床現場での実用化に至ったもの
は少ないのが現状です。この原因とし
て、疾患マーカーの探索研究が限られ
た検体群を用いて実施することを余儀
なくされる場合が多く、さらには普遍
的な研究が実施されないことが指摘さ
れています。

これを受け、独立行政法人新エネル
ギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は
18日、独立行政法人国立ガン研究セン
ター(NCC)、東レ<3402>及びアカ
デミア、企業等他7機関と共に、健康
診断などで簡便にガンや認知症を検査
できる、世界最先端の診断機器・検査
システムの開発に着手すると発表しま
した。

NEDOは、これまでにもガンの早期の
診断・治療のために多くのプロジェク
トに取り組んできましたが、今般、
患者さんへの負担が小さく、より早期
に一度に様々なガンを診断できる技術
の開発を支援することにしました。

このプロジェクトでは、NCCに蓄積
された膨大な臨床情報とバイオバンク
の検体、マイクロRNA腫瘍マーカーに
ついての研究成果を基盤として、東レ
が開発した高感度なDNAチップと、東
レとNCCが共同開発した血液中に存在
するマイクロRNAバイオマーカーの
革新的な探索方法を活用します。
そして、体液中のマイクロRNAの発現
状態についてのデータベースを構築、
網羅的に解析します。この測定技術
により、乳ガンや大腸ガンなど13種
類のガンや認知症の早期発見マーカー
を見出し、これらのマーカーを検出
するバイオツールを世界に先駆け、
実用化を目指しています。

具体的にはNCC及び独立行政法人
国立長寿医療研究センター(NCGG)
のバイオバンクに保存されている数
十万検体の血清から、13種類のガン
及びアルツハイマー病等の認知症に
ついて、疾患の早期発見マーカーや、
医療現場で必要とされる様々な疾患
マーカーの探索を網羅的に行います。
これにより、確度の高い疾患マーカー
を得ることができます。

さらに日本発のバイオツール技術
によって高感度・高精度なマイクロ
RNA疾患マーカー検出ツールを開発
することにより、一部欧米に先んじ
られている検査・診断分野の開発に
おける日本の地位を引き上げること
が可能となるということです。

また、プロジェクトでは、マイク
ロRNAの研究を進めるNCC研究所
分子細胞治療研究分野 落谷孝広
分野長を研究開発責任者とし、NCC
の研究部門と臨床部門、東レをはじ
めとする9機関の連携、さらにNCCと
8大学の共同実施によって実施され
ます。アカデミアで運用されている
バイオバンクの活用といった、組織
横断的連携に加え、産業界とアカデ
ミア諸機関との協同、さらにNEDOに
よる継続的支援により実現を目指す
そうです。

事業期間は2014年度~2018年度の
5年間です。事業規模は約79億円の
予定だそうです。

マイクロRNAバイオマーカーに関する

動画です。



 
 
 
 
 
 
疾患マーカーの質感。笑

 
 
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編集後記

生活習慣病をコントロールする為
には、国民の一致団結した取り組み
が必要だと思います。生活習慣病だ
けではなく、疾患の90%は活性酸素
によって起こることが分かっていま
す。身体に有害な活性酸素を除く為
には、水素吸引や体に水素を取り込
むサプリメント、水素水の飲用など
が必要になります。水素による治療
が早く広まって欲しいと考えていま
す。ガンや認知症の診断が、簡便に
迅速に行われるようになれば、早期
発見、早期治療に持ち込むことが
できるようになると考えています。
そして欧米並みの疾患発生率に持ち
込むことができれば、医療費もそれ
程必要にならない時代が来ると確信
しています。

革新問題の核心の確信。笑

 
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