最近の号外Vol.41メルマガ

  1. Home
  2. 最近の号外Vol.41メルマガ

2014-12-23 12:08:39

カテゴリー:ブログ

エベレスト

藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。



美白·美肌ブログランキングへ

診療マル秘裏話 号外Vol.41 平成26年10月11日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
目次

1) 自分の位置を脳が把握する仕組みの解明
2)日本は、実は、世界トップクラスのガン大国

 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
1】 自分の位置を脳が把握する仕組みの解明

 
 
スウェーデンのカロリンスカ
研究所は6日、2014年のノーベル
医学生理学賞を、自分の位置を
脳が把握する仕組みの解明に
貢献したジョン・オキーフ英
ロンドン大教授と、ノルウェー
科学技術大のエドバルド・モー
セル、マイブリット・モーセル
両教授の3氏に授与すると発表
しました。
授賞理由は「脳内で位置感覚
を構成する細胞の発見」です。
モーセル教授は、夫妻での共同
受賞となりました。オキーフ
教授は1971年、ラットの脳の
「海馬」と呼ばれる部分に、
ある特定の場所で反応する細胞
があることを発見し「場所細胞」
と名付けました。
また、モーセル夫妻は2005年、
周囲の環境との位置関係や距離
を把握する「グリッド細胞」を
発見しました。場所細胞やグリ
ッド細胞などのネットワークで、
自分の位置を把握する仕組みを
解明しました。
人間の脳にも同様の仕組みが
あり、海馬などに障害が生じる
アルツハイマー病の患者では、
徘徊(はいかい)や周囲の環境
が理解できないなどの症状が生
じることが知られています。
研究成果はこうした病気の
解明や、人間の脳が高度な認知
機能を実現する仕組みの解明に
つながると期待されています。



 
 
 
市の位置がよく分からず一番
のりし損ねた。笑

 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
2】日本は、実は、世界トップクラスのガン大国

 
世界一の長寿国である日本は、
実は、世界トップクラスのガン
大国でもあるという事実は、
どれほど知られているのでしょ
うか。日本人の2人に1人がガン
になり、3人に1人がガンで死亡
する日本です。しかし、多くの
先進国ではガンによる死亡率が
減少しており、死亡率が上昇し
ているのは日本だけです。その
訳はなぜなのでしょう。

理由の1つは、日本が世界一
の長寿国であること。ガンは、
老化が1つの原因ともされる
ため、高齢化にともなって高齢
者の数が増えると、同時にガン
の患者数も増えるしくみになっ
ています。

もう1つの大きな要因は海外
と比べて圧倒的に低い、ガン
検診の受診率です。例えば、
子宮頸ガンはアメリカでは84
%が受診していますが、日本
の受診率はわずか25%です。乳
ガンでもアメリカやイギリス
が7割を超えているのに対して、
日本は24%と低くなっています。
検診の受診率が低いため、
発見が遅れて命を落とす人が
多いという訳です。

ガンは、早期に発見さえで
きれば、多くは治すことがで
きる病気と言われています。
ガン患者の中で、一番多い胃
ガンは、進行すれば5年生存
率が半数を切りますが、ごく
初期の段階では9割以上が
完治します。

多くのガンは、初期はほと
んど症状がありません。逆に
いうと、症状が出てから初め
て病院にいくのでは遅いと言
えましょう。症状のないうち
に、検診でガンを早期発見す
るのが重要なのは、このため
です。

ガンによる死亡を防ぐため
に効果的だとわかっている、
ガン検診ですが、なぜ日本で
は受診率が低いのでしょう。
内閣府の調査では、多くの人
が「時間がない」ことを理由
としていました。時間的な
制約のほかにも「ガンが見つ
かるのが怖い」という意見も
あります。また子宮頸ガン等
では産婦人科を受診すること
自体が、心理的なハードルと
なっていることも考えられ
ます。

こうした中、8月には国立
ガン研究センターや国立長寿
医療研究センター、新エネル
ギー・産業技術総合開発機構
(NEDO)などが新たに、1回
の採血で13種類ものガンを
発見できる診断システムの
開発に着手したと発表しまし
た。

新たなシステムはガン患者
さんなどの血液中で変化する
マイクロRNAに着目したもの
で、認知症も対象とし、2018
年度末の開発を目指すという
ことです。このシステムが
実現すれば、検診受診率は一
気に上がり、ガンの克服に
また一歩近づく可能性が高く
なります。

10月は厚生労働省による「
ガン検診受診率50%達成に向
けた集中キャンペーン月間」
です。何よりのガン予防は、
早期発見である、ということ
を肝に銘じて、何はともあれ
自治体のガン検診などに足を
運んでみてはいかがでしょう
か?

中国のガンの村に関する動画

です。日本は、中国に比べれ

ば、まだましですね。中国の

国内に、200か所以上あるよう

ですから。



 
 
 
 
健診で献身的な振る舞いを
する。笑

 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
編集後記

場所細胞やグリッド細胞の
ような位置感覚を構成する、
細胞の発見が、認知症の解明
や、人間の脳が高度な認知
機能を実現する仕組みの解明
につながることを期待しまし
ょう。検診の受診率が低い
だけではなくガンという病気
の理解が乏しいこともガンが
増えている要因として挙げら
れるのでは、ないかと考えて
います。治療が終われば完治
したと勘違いする人が多いの
をいやと言うほど診てきまし
た。言い換えると病気を簡単
に考えすぎるという人が多い
と思います。油断禁物です。
また医療機関特に病院での
治療が、手術、抗ガン剤治療
放射線治療などの、体に重い
負担を強いる治療になってい
ることも原因ではないかと考
えています。水素吸引のよう
な、体に負担の少ない治療を
もっと広めて行くべきだと思
います。

重い思いが、負担となる。笑

 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

コメント

コメントがありません。お気軽にどうぞ。