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2014-12-16 11:47:30

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診療マル秘裏話 号外Vol.38 平成26年10月7日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1) 世界で初めて生体子宮移植手術を受けた女性が出産
2)蚊が媒介する感染症の予防対策指針を策定する方針

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
1】 世界で初めて生体子宮移植手術を受けた女性が出産

 
スウェーデンで先月、世界で
初めて、生体子宮移植手術を受
けた女性が出産していたことが
分かりました。 英医学専門誌
ランセット(Lancet)が4日伝
えました。不妊に悩む女性たち
にとって、画期的な出来事だと
指摘されています。

子宮移植受けた女性4人に胚移
植、スウェーデン

同誌によると、妊娠高血圧腎
症を発症したスウェーデン人の
女性(36)が、妊娠31週で帝王
切開により男の子を出産しまし
た。赤ちゃんの出生時の体重は、
1775グラムで、母子共に健康だ
ということです。

女性は遺伝的な要因により、
先天的に子宮がありませんが、
卵巣は正常に機能しています。
家族の友人であり、7年前に
閉経した61歳の女性から子宮の
提供を受けて、昨年、生体子宮
移植手術を受けた。体外受精に
使用した卵子は女性の卵巣から
採取し、凍結保存されていまし
た。

移植手術から約1年後に初期
胚1個を移植したところ、3週間
後に妊娠が確認されたという事
です。

ランセットによると、手術を
担当したスウェーデン・ヨーテ
ボリ大学 (University of
Gothenburg)のマッツ・ブレン
ストレム(Mats Braennstroem)
教授は、「今回の成功は、10年
以上に及ぶ徹底的な動物を使っ
た研究と外科訓練の結果であり、
不妊症に苦しむ世界中の数多く
の若い女性の治療に可能性を開
くものだ」と述べ、「われわれ
のチームは、閉経後のドナー
からも生体子宮移植が実行可能
であることを示した」と語りま
した。

子宮移植の女性が出産したという

ニュース動画です。



 
 
 
 
 
 
 
悪性腫瘍などで子宮を切除さ
れた女性も至急適応にして欲し
いと思いました。笑

 
 
 
 
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2】蚊が媒介する感染症の予防対策指針を策定する方針

 
デング熱の感染が国内で広が
ったことを受け、厚生労働省は
感染症法に基づき、蚊が媒介
する感染症の予防対策指針を
策定する方針を固めました。
国内ではデング熱以外にも蚊が
媒介する感染症が海外から持ち
込まれるケースが、確認されて
おり、発生から感染拡大の予防
まで総合的な対策を明確化する
ために指針が、必要と判断しま
した。専門委員会を設置して、
内容を議論し、来春までに作成
する予定だそうです。都道府県
は指針に沿って蚊の駆除などを
行うことになりそうです。

デング熱の国内感染者は今月
3日までに17都道府県で、計
153人に上っています。海外
で感染し帰国後に発症するケー
スが毎年200例ほどあり、
ヤブ蚊のヒトスジシマカが媒介
して、帰国者から感染が広がっ
たとみられています。同様に、
ヒトスジシマカが媒介し、発熱
や関節痛を発症するチクングニ
ア熱も、東南アジアなどからの
帰国者が毎年10人程度発症し
ており、国内で感染が広がる
危険性が指摘されていました。

専門委員会は、感染拡大を防
ぐため蚊の駆除や発生を抑える
方法について具体的な内容を
検討しています。感染が疑われ
る患者が確認された際の、検査
基準や治療薬の研究開発の促進、
国際機関との連携強化などにつ
いても議論します。厚労省の
担当者は「デング熱はワクチン
がまだなく、ワクチン開発につ
いても議論したい」と話してい
ます。

感染症法に基づく特定の感染
症の予防対策指針はインフルエ
ンザや結核、エイズ、風疹など
で既に策定されています。

蚊が媒介する感染症の対策に

ついての動画です。



 
 
 
 
 
 
 
 
蚊が媒介するウイルスが加賀
で見つかった。笑

 
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編集後記

子宮移植で、しかも閉経した
女性からの子宮提供で、子供を
出産できたのは、画期的なこと
だと私は、思います。閉経した
女性がドナーだともう子供を産
まなくてもいい女性からの提供
となり、ドナー側も負担が少な
いからです。逆にまだ出産適齢
期の女性から提供を受けるのは、
至難の技といえましょう。なぜ
ほかの女性の人に提供しなけれ
ば、いけないのかということが
問題になるからです。デング熱
の予防対策指針期待しています。

至難の技を指南した。笑

 
 
 
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