美しい肌Vol.455

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2014-11-26 00:05:57

カテゴリー:女性の美容と健康

エンダイブ

写真はエンダイブです。

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美肌の野菜&果物&魚介(各論:エンダイブ)

 
 
 
 
エンダイブの正体

エンダイブ(英: Endive 、学名:Cichorium
endivia)は、ヨーロッパ原産のキク科の一年草
で、野菜です。和名はキクヂシャ(「菊」+レタス

の和名「チシャ」による)です。同じキクニガナ

属の多年生野菜チコリーと同様に独特の苦み

がありますが、見かけはチコリーと違い非結球

レタスに似ています。緑の葉または軟白栽培

した黄白色の葉を、生(サラダ)または加熱

調理して食べます。フランスとベルギーで多く

生産されます。味はチコリーとよく似ている

ため混同されることが多いそうです。

フランスではシコレ(Chicorée)ということが

多く、単にアンディーヴ(Endive)というと
普通はチコリーを指していいます。アメリカ

合衆国ではエンダイブを誤ってチコリーと

呼ぶこともあるそうです。1年草もしくは2年草

で、花後はタネをつけて枯れます。葉の形

は品種によって異なり、フチが細かく切れ

込む全体が縮む縮葉系と切れ込まない

広葉系、また両者の中間の形質を持つ

品種があります。もっぱら野菜として栽培し

ますが、青紫色のきれいな花を咲かせます。

開花時は茎がぐんぐん伸びて草丈は1mを

越すこともあります。独特の苦みのしゃき

しゃきとした歯触りのよい食感が特徴です。

若い葉はほろ苦い程度ですが、緑の濃い

葉は非常に苦いです。株ごと収穫する

場合は、株が育ってきたら巾着のようにヒモ

で縛ってまとめ、中心部分に日を当てない

ようにします。そうすることで葉は淡い

グリーンになりって、苦みがやわらかくなり、

食べやすくなります(これを軟白処理といい

ます)。エンダイブの仲間はおよそ9種あり、

そのほか有名なものにチコリ〔C. intybus〕

があります。チコリは、アブラナ科の野菜で

エンダイブと違い毎年育つ多年性の植物

です。

エンダイブとトマトのサラダのレシピ動画

です。



 
 
 
 
 
 
 
エンダイブの歴史

利用の歴史は古く、紀元前の古代エジプト

ではサラダとして利用されていました。古代

ギリシャでも栽培され、食べられていたよう

です。

16世紀にはヨーロッパに広く分布しました。

その後アメリカにも渡りました。ほろ苦い味

から、ニガチシャとも呼ばれていました。

冬が旬ですが、高地栽培ではより早く出荷

されています。日本には江戸時代に入っ

てきて「紅毛萵苣(オランダチサ)」と名付け

られました。当時はもっぱら観賞用で、

食べられるようになった比較的最近のこと

です。形状が特徴的であり、葉がちぢれ、

切れ込みの入った縮葉種と、ちぢれのない

広葉種とがあります。日本ではおもに縮葉

種が栽培されています。味わいは独特の

ほろ苦さを持っています。そのまま生育

すると苦味が強すぎるため、ある程度育っ

た時点で外側の葉をまとめて縛り、内部の

葉を軟白栽培します。軟白際内した部分

は柔らかく、ほろ苦さと甘みがあります。

大分成長して大きくなったエンダイブの

動画です。



 
 
 
 
 
 
 
エンダイブの雑学

エンダイブの選び方について述べてみ

ます。外側の濃い緑の葉は硬いので

、真ん中近くの黄色い部分が多い物を

選びます。茶色くなった部分が無く、

裏側の軸の切り口がみずみずしく新し

い物を選んで下さい。次に保存方法と

扱い方について述べてみます。乾燥し

やすい反面、水気が多すぎるとずるけ

てくるので、湿らせた新聞などでくるん

で冷蔵して下さい。包丁できると、切り

口が変色しやすいので、レタスのよう

にちぎって使います。エンダイブの

サラダについて述べてみます。白っぽ

いところは生で美味しいので、ほとんど

サラダとして使います。ギザギザした

葉で、他の葉野菜と合わせてサラダに

すると、盛り付ける時広がらずこんもり

と形よく盛りつけられ、見た目もおしゃ

れな感じに仕上がります。サラダに

する場合は葉先の柔らかい部分を

ちぎって使います。まず、葉全体をよく

洗い、少し水に冷水に浸してシャキッ

とさせてからよく水気を切ってちぎって

いきます。葉先の付け根の部分をつま

み、軸の根もとに向けて裂くように繊維

に沿って引けば綺麗に葉を傷めずちぎ

れます。

残った軸の部分は筋っぽくサラダで食

べるには向きません。

エンダイブの収穫の風景の動画です。



 
 
 
 
 
 
 
 
エンダイブの有効成分

栄養が豊富で、β‐カロテン、ビタミンB2、

Cのほか、カリウム、カルシウム、鉄分

などのミネラルや食物繊維を多く含む

ため、近年人気が上昇しています。β‐

カロテン由来のビタミンAとビタミンCと

ビタミンEは、抗酸化ビタミンです。

β‐カロテンは、可食部100gあたり

1700μgで緑黄色野菜中トップクラス

の含有量を誇ります。ビタミンEは、

可食部100gあたり0.9㎎、ビタミンB2

は、0.08㎎含まれています。ビタミンC

は、可食部100gあたり7mg、カリウムは

270㎎、カルシウムは、51㎎がそれぞれ

含まれています。食物繊維は、可食部

100gあたり、2.2gと豊富に含まれて

います。菊芋でおなじみのイヌリンも

豊富に含まれており、糖尿病の患者

さんには、もってこいの野菜といえます。

エンダイブの花の開花の様子を記録

した動画です。



 
 
 
 
 
 
エンダイブの美肌効果

β‐カロテン由来のビタミンAは、必要な時、

必要なだけ変換されるので、ビタミンAの

過剰症には、なりません。さらにビタミンA

は、抗酸化ビタミンであり、髪やお肌を美

しく保ちます。ビタミンCも抗酸化ビタミン

であり、コラーゲンの合成を促進するので、

お肌の保水力がアップし、みずみずしい

お肌となります。さらに、ビタミンCのチロ

シナーゼ抑制により、メラニンの合成が

抑制されて、美白効果が期待できます。

ビタミンB2は、別名美容のビタミンと呼ば

れ、肌のターンオーバーを改善して、

新陳代謝を盛んにします。その結果、

美肌効果が期待できます。ビタミンEは、

抗酸化ビタミンであるとともに、別名若返

りのビタミンと呼ばれており、お肌の抗老化

を促進して、美肌効果が期待できます。

これらの抗酸化ビタミンの相加相乗作用

により、より一層美肌効果が期待できます。

豊富な食物繊維には、有毒物質排泄

作用があり、この有毒物質排泄作用が

デトックス効果そのものです。デトックス

効果が、有効になれば、おのずと美肌へ

導かれます。

今回は、ここまでとさせて頂きます。

菊萵苣は、効く智者。笑

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皮膚科にて承ります。

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