最近の号外Vol.2メルマガ

  1. Home
  2. 最近の号外Vol.2メルマガ

2014-09-22 16:47:21

カテゴリー:ブログ

エベレスト

藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。



美白・美肌 ブログランキングへ

本来は、450号前のメルマガでしたが、最近書いた

ブログとほぼ同じ内容でしたので、号外メルマガを

お届けする事にいたしました。

 
 
  • 診療マル秘裏話 号外Vol.2 平成26年8月26日作成

    作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

     
     
    ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

     
     
     
    目次

    1) 3種類の特殊なペプチドに白髪改善効果
    2)エボラ出血熱の治療薬・ワクチンの開発

     
     
     
     
     
    ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

     
     
    医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
    1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
    して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
    から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
    り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
    吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
    不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
    さい。

    1】3種類の特殊なペプチドに白髪改善効果

    エイジングケア商品を展開する
    アンファー(東京都千代田区)は
    聖マリアンナ医科大学の井上肇
    特任教授との共同研究で、オリゴ
    ペプチドなど3種類のペプチドに
    白髪改善効果があることを発見し
    ました。細胞レベルでメラノサイ
    トの活性化などを確認しており、
    毛髪へ色素を供給・定着させる
    ことができるということです。同
    グループでは発見したペプチド
    などを用いて抗白髪剤の開発を進
    めていく予定です。

    アンファーが発見した白髪改善
    ペプチドは「オリゴペプチド74」
    「アセチルヘキサペプチド1」「
    オリゴペプチド41」の3種類
    です。各種細胞培養実験を行い、
    スクリーニングの中から見つかっ
    たペプチドだそうです。

    ペプチドをヒト正常色素細胞
    (クラボウバイオメディカル)を
    播種してから3日後に種々の濃度
    条件で添加し、24時間後に細胞
    増殖能を測定した結果、3剤を
    同時に添加することで色素細胞の
    平均径が大きくなりメラニン合成
    を惹起することが分かりました。
    色素細胞の増殖や各種メラニン
    合成関連遺伝子の発現も促進され
    ていました。

    毛髪は毛母細胞が活性化すること
    で作られますが、成長過程でメラノ
    サイト(色素形成細胞)がメラニン
    色素を作りだし、毛母細胞へ供給、
    髪の内部に色素が取り込まれること
    で髪に色がつきます。白髪は毛幹内
    にメラニン色素が転移できなくなる
    ことで起こり、原因の一つは加齢と
    いわれています。メラニン色素が
    生産されなくなる原因は不明だそう
    です。

    3種のペプチドは、内部に色素が
    取り込まれなくなってしまった毛髪
    へ再び色素を供給・定着させる効果
    を持っています。同グループでは
    白髪の根治にもつながるとみており、
    ペプチドを配合した白髪予防剤・抗
    白髪剤の開発を進めていくそうです。

    白髪の原因と改善法に関する動画

    です。
 
 
 
 
  •  


     
     
     
     
     
    家庭の中での仮定の話は、教育
    過程に影響した。笑

     
     
    ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

     
     
    2】エボラ出血熱の治療薬・ワクチンの開発

    西アフリカを中心に感染拡大して
    いるエボラ出血熱をめぐり、北米を
    中心に治療薬・ワクチンの開発が動
    き出しました。世界保健機関
    (WHO)が一定の条件下で未承認
    薬の使用を容認する見解を出した
    ことを受け、感染地域への薬剤供給
    が始まり、臨床試験の早期実施も
    検討されています。治療薬候補の一
    つとして有望視されている富士フイ
    ルムホールディングスの抗ウイルス
    薬「ファビピラビル(一般名)」も、
    米国で臨床試験開始に向けた協議が
    始まっています。

    ファビピラビルがエボラ出血熱の
    治療薬として有望視されるように
    なったきっかけは、有効性を示唆す
    る動物実験のデータが海外研究で
    報告されたため。富士フイルムは
    インフルエンザ治療薬として開発を
    進めていますがエボラ出血熱の原因
    ウイルスがインフルエンザウイルス
    と同じRNA型(マイナス一本鎖
    RNAウイルス)に分類されること
    から治療薬応用が可能と指摘されて
    きました。

    富士フイルムによると、同社は
    米国での臨床開発パートナーである
    米メディベクターを通じて、エボラ
    出血熱を対象にした臨床試験の実施
    について米国食品医薬品局(FDA)と
    協議中だそうです。海外報道によれ
    ば、同剤の開発費用を助成している
    米国防総省も、エボラ出血熱治療薬
    としての早期開発を後押しする方針
    でFDAと協議を進めています。

    ファビピラビルは、日本では新型・
    再興型インフルエンザ治療薬として
    今年3月に薬事承認されたものの、
    厚生労働大臣から要請を受けた場合
    のみに製造・供給する薬剤として扱
    われています。田村憲久厚労相は15
    日の記者会見で、今回のような緊急
    時に医師の判断で同剤が処方される
    ことは「薬事法違反であるとは認識
    していない」と述べ、国内で感染者
    が発生した場合に同剤を処方する
    ことを容認する考えを示しています。

    ファビピラビルは、創製元である
    富山化学工業の工場(富山市)で
    製造することになっています。もと
    もと季節性インフル治療薬として
    グローバル開発を計画していたこと
    から、少なくともこれを満たす量産
    体制は同工場で対応できるという事
    です。

    北米ではエボラ出血熱治療薬とし
    て開発されてきた複数の治療薬候補
    があります。米マップ・ファーマ
    シューティカルズの「ZMapp」
    はヒトでの臨床試験は未実施ですが
    西アフリカへの薬剤供給が始まりま
    した。ただ抗体を用いたバイオ医薬
    品のため量産体制を整えるのが課題
    だそうです。カナダ・テクミラ社の
    「TKM-Ebola」は7月に
    FDAから第1相臨床試験の中止を
    勧告されていましたが、患者さん
    対象の試験実施はFDAに認められ
    たところです。このほか米政府から
    開発助成を受けた複数のバイオベン
    チャーが前臨床~第1相臨床試験
    段階の治療薬候補を保有しています。

    ワクチンでは、カナダの政府系
    機関が開発したワクチンが約1500
    接種分生産され、供給先が検討され
    ています。米国では英グラクソ・
    スミスクラインのワクチンが年内に
    も臨床試験入りする予定のほか、米
    ジョンソン・エンド・ジョンソン
    傘下のクルーセルのワクチンも来年
    後半には臨床試験を始める計画とい
    うことです。

    エボラ出血熱の基礎的な病態について

    の動画です。

    www.youtube.com/watch?v=JqigsA0_jpo
     
     
     
     
     
     
     


     
     
     
    産科の臨床試験に傘下の企業が
    参加した。笑

     
     
    ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

     
     
    編集後記

    ペプチドを配合した白髪予防剤・
    抗白髪剤の開発は、楽しみですね。
    早く臨床試験まで持ち込んで欲し
    いと思います。全国のロマンス・
    グレーの方々が待ち望んでおられ
    ると思います。アフリカでのエボラ
    出血熱の患者さんの大量発生は、
    本当に脅威であると感じています。
    本文で紹介した、「ZMapp」
    を感染した医療関係者に投与して
    効果があったと速報しているサイト
    もあるようです。日本も対岸の火事
    ではなく、ファビピラビルを使える
    ようにして欲しいと思います。

    驚異の胸囲をもつライバルが、
    脅威となる。笑

    ************************

    このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
    発行しています。
    解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
    「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
    (イジニイワト)

    発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
    藤田 亨
    職業    医師の箸くれ(はしくれ)
    運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
    sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
    を禁じます。
    ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
 
 
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

コメント

コメントがありません。お気軽にどうぞ。