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診療マル秘裏話 Vol.362 平成22年11月11日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
目次
1) 精子を受け入れる役割を持つタンパク質
2) 疲労を強く感じている人の心血管疾患のリスク

 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

1】 精子を受け入れる役割を持つタンパク質

 
 
名古屋大学の松田幹(つかさ)教授
(54)らの研究グループが脊椎
(せきつい)動物の卵子の被膜に
あり、精子を受け入れる役割を持
つたんぱく質(ZP3)の構造の
解析に世界で初めて成功したと
発表しました。精子と結合する
卵子側の領域が特定できたことで、
安全性の高い避妊薬の開発や不妊
症の原因解明など生殖医療の進展
につながると期待されます。論文
は10月22日午前1時(日本
時間)から米科学誌「セル」電子
版に掲載されました。

松田教授によると、研究グルー
プはニワトリの卵被膜からZP3
を取り出し、集合(結晶化)させ
ました。その上で、このZP3と、
構造の一部を遺伝子操作で変化さ
せたZP3の2種類を用意し、2
種類の受精能力を比較する実験を
しました。

その結果、一部の構造を変化さ
せたZP3は、受精能力が5分の
1に低下することが判明しました。
構造を変化させた部分が、精子を
受け入れるのに重要なZP3の
領域だと突き止めました。

受精の過程を美しいグラフィックスで

描いた動画です。



 
 
 
 
 
幸三が構造解析した。笑

 
 
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2】 疲労を強く感じている人の心血管疾患のリスク

疲労を強く感じている人は心臓
発作や脳卒中などの心血管疾患を
発症するリスクがそうでない人の
2倍以上高いことが、大阪市立大
チームの調査で分かりました。

大学によると、疲労が、心血管
疾患の兆候となることをデータで
示したのは世界で初めてという
ことです。チームの小山英則
(こやま・ひでのり)元大阪市大
講師(現兵庫医大)は「疲労を和
らげることで心血管疾患のリスク
を下げることができるかもしれな
い」と話しています。

チームは「足もとがふらつく」
「このごろ体が重く感じる」など
64項目を5段階で尋ねる問診票
を使い、人工透析を受けている
患者さん788人を対象に疲労、
うつ、過労、睡眠障害などの程度
をそれぞれ20点満点で調査しま
した。

約2年間追跡したところ、疲労
度が高かった14・7%の患者
さんでは、高くない患者さんより
も心血管疾患を発症するリスクが
2・17倍高いという結果がでま
した。自律神経失調も兆候となる
可能性があるということです。

チームは、疲労によって心臓の
働きを調節している自律神経の
バランスが崩れ、心血管疾患が
発生しやすい状態になっていると
みています。

小山元講師は「人工透析を受け
ている人は心血管疾患のリスク
が高いが、今回の結果では、透析
とは関係なく疲労自体が兆候とな
っており、一般の人にもあてはま
る可能性がある」と話しています。

心臓の病気と検査に関する動画

です。



 
 
 
将軍様の透析は、投石されかね
ない。笑

 
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編集後記

生殖細胞の受精を担うタンパク
質が発見されたのは、素晴らしい
発見であると思います。長らく神
の領域とされた受精のメカニズム
が解明されれば不妊治療は飛躍的
に進歩するのではと予想していま
す。疲労感を訴えた人は循環器系
の重大な病気の予兆であったとい
うことですから、易疲労感を訴え
る人には、できるだけ心電図その
他の検査を
積極的に行いたいと考えています。
疲労感を披露する。笑

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