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診療マル秘裏話 Vol.461 平成24年9月27日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次
1)  「水素水」を飲むことで、歯周病を予防できる
2) 夜間の弱い光がうつの原因になるとの研究結果

 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

1】「水素水」を飲むことで、歯周病を予防できる

分子状の水素を溶かした水
「水素水」を飲むことで、
歯周病を予防できるとの研究
結果を岡山大の森田学
(もりた・まなぶ)教授
(予防歯科学)のチームが
ラットを使って明らかにし、
9月20日発表しました。

チームによると、歯周病
悪化の一因となる活性酸素が
血液中で減っており、水素水
が減少させたと推測していま
す。今後、ヒトでも研究を進
めるということです。

実験では、歯周病を引き起
こしたラットを2グループに
分け、一方に水素水、もう一
方に蒸留水を1カ月飲ませま
した。すると、水素水のグル
ープは、歯周病の進行により
発生する細胞の数が半分程度
に抑えられ、血液中の活性
酸素の濃度も低いという結果
がでました。

チームによると分子状水素
は活性酸素を抑制できるとし
て、糖尿病や動脈硬化への
治療効果が報告されていると
いうことです。

チームの粕山健太(かすや
ま・けんた)医師は「これま
で歯周病の予防は歯磨きや
歯石除去など口の中に限った
方法が多かった。今回の発見
を新しい予防法の開発につな
げたい」と話しています。

水素水の効果についての動画です。



新興の水素水で、健康を
振興させる。笑

 
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2】夜間の弱い光がうつの原因になるとの研究結果

米国精神医学会(APA)は9
月21日、夜間の弱い光がうつ
の原因になるとの研究結果を
紹介しました。学会の発行す
る同日号の「Psychiatric
News」に掲載されました。

もともとオハイオ大学の
研究グループが、薄暗い光
がうつの要因になるという
研究を報告していました。
さらに「Molecular
Psychiatry」誌(7月号)で
基礎的な研究結果を報告し、
動物が薄暗い光に慢性的に
さらされると、うつ行動を増
やし、脳の海馬でTNFを増加
させると発表しました。

学会は、研究グループの
意見に触れて、「夜寝る時は
テレビを消して、カーテンを
閉めることが、うつを防ぐに
は大切」と勧めています。

うつ病の改善方法に関する動画

です。



夜間に薬罐を沸かす。笑

 
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編集後記

水素水で活性酸素を減らす
ことができれば、過剰な活性
酸素の害を減らすことができ
るというのは、素晴らしい
ことです。今回の歯周病に限
らず、糖尿病や動脈硬化の
治療に早く役立てて欲しい
ものです。薄暗い光にてうつ
行動が惹起されることが分か
り早速対策を立てて欲しいと
思います。夜寝るときテレビ
を消して、カーテンを閉める
ことがうつの予防につながる
ことが明らかとなったから
です。

水を見ずとは、水素水を見
ずということですね。笑

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