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2014-08-28 21:28:19

カテゴリー:ブログ

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本来は、400号前のメルマガでしたが、最近書いた

ブログとほぼ同じ内容でしたので、号外メルマガを

お届けする事にいたしました。

診療マル秘裏話 号外Vol.1 平成26年8月25日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1) ラベンダー精油に喘息症状を軽減する作用
2)目元の肌状態と角層中の酵素活性が相関す

 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
1】ラベンダー精油に喘息症状を軽減する作用

岡山大学大学院保健学研究科の
飯尾友愛助教、柴倉美砂子准教授、
片岡幹男教授らのグループは、
アロマテラピーに用いられるラベ
ンダー精油に喘息症状を軽減する
作用があることを発見しました。
モデルマウスで確認したもので、
気道の収縮や粘液分泌や好酸球が
増殖するといった喘息症状の軽減
が認められました。同グループで
は今後、ヒトへの応用研究を進め、
新たな薬剤開発や緩和療法の発展
につなげていく計画だそうです。

片岡教授らは、マウスの喘息
モデルを用いて世界で初めて科学
的に精油の抗アレルギー作用を明
らかにしました。喘息マウスでは
刺激により気道が収縮しやすい、
アレルギー性のサイトカインや
粘液が増加するという症状がみら
れますが、ラベンダー精油を嗅が
せることで気道の狭窄、粘液分泌
の亢進、アレルギー反応の主役で
ある好酸球の軌道や肺胞への湿潤
の抑制がみられました。

精油は植物から抽出される天然
の揮発性有機化合物の集合体で、
植物の違いによってさまざまな
種類が存在します。精油を用いた
植物療法は伝統的には行われてい
ますが、科学的な研究は着手され
たばかりで未知の部分が多いのが
現状です。

効果を発揮する成分が特定でき
れば、抗アレルギー作用を持つ
精油の選別や新たな薬剤開発に役
立つことから同グループでは成分
の特定を進めるとともに、ヒトへ
の応用研究を進めていく予定だ
そうです。

ラベンダーの魅力と効能の動画です。

www.youtube.com/watch?v=ETYb8zi0upQ
 
 
 
 
 
 
 
 




























未知の道の部分。笑

 
 
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2】目元の肌状態と角層中の酵素活性が相関す

ポーラ化成工業は、目元の肌
状態と角層中の酵素活性の高さに
相関性があることを発見しました。
21歳から58歳の女性を対象に
目元の肌状態に関する目視スコア
評価を実施しました。肌の酵素
活性との関連性を検証したところ、
角層に水分を保持する働きを持つ
天然保湿因子(NMF)産生に
かかわる酵素「カスパーゼ-14」
の活性と相関することがわかりま
した。これは同14の活性が高い
ほど目元の肌にシワが少なく、
ハリ感や潤い感があることを示す
ものとなります。この研究成果を
化粧品に応用しポーラ・オルビス
グループから新製品として今秋に
も市場投入する計画だそうです。

目元周辺は顔のなかでもとくに
人の印象を決める重要な部位です。
一方で皮膚科学的に目元周辺の肌
は、他の部位よりも薄く、瞬きや
表情などの物理的な力が、加わり
やすいことから、シワなどの老化
現象が現れやすいことが知られて
います。

これまでポーラ化成では、主に
頬に関して酵素活性が高い肌ほど
滑らかで美しく見えることを2013
年に開催された日本皮膚科学会で
明らかにしていますが、今回新た
に目元の肌の見え方に関する検証
を行いました。

21~58歳の健常肌の女性
58人(平均年齢39歳)を対象
に目元の肌状態と酵素活性の関係
を解析しました。目元の肌状態は
専門評価者が撮影した画像を目視
でスコア評価するとともに、酵素
活性はセロハンテープを用いて
角層細胞を剥がし取るテープスト
リッピング法で顔面頬部から採取
した角層を抽出し、定法にならっ
て測定しました。目元は皮膚が薄
くバリア機能が弱いことからテー
プストリッピング法による影響を
考慮し、頬部から採取した角層に
おける酵素活性を測定しました。

その結果、目元の肌状態と角層
中の酵素活性の高さには相関性が
あり、同世代でも酵素活性の高い
肌のほうがシワが目立ちにくく、
ハリ感や潤い感があることがわか
りました。これにより、目元の美
しさを引き上げるには紫外線カッ
トなどの基本ケアだけでなく、
本来備わっている肌内部の酵素
活性を高めることが重要である
ことを示しました。

皮膚の解剖生理学の動画です。

www.youtube.com/watch?v=aG_VNMK2Owk

 
 
 
 
 
 
 
 



























目視して黙示録を読む。笑

 
 
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編集後記

ラベンダーの精油で喘息症状
が軽減されるというのは、初耳
です。喘息治療で用いる吸入剤
でもラベンダーの成分を加える
というような応用的な使い方も
できるのでは、ないでしょうか。
ただし、ラベンダーの精油は、
少し入眠を助長するところが
あるようなので、眠ってはいけ
ない職業の方は、使えません。
今後の研究で成分が特定され、
その成分が入眠を助長する作用
がなければ、それだけを抽出し
て用いる方が安全かもしれませ
ん。肌内部の天然保湿因子産生
に関わる酵素活性を高める方法
が、研究の焦点になることは、
間違いないでしょう。

笑点の焦点。笑

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