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診療マル秘裏話 Vol.109 平成18年1月5日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次
1) インフルエンザの抗体治療
2) チーズの中の骨粗鬆症を予防する物質

 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

1】インフルエンザの抗体治療
キリンビールの米子会社ジェミ
ニサイエンスは、ラホヤ免疫アレ
ルギー研究所(米サンディエゴ)
との共同研究で、A型インフル
エンザの予防や治療に効果がある
抗体を開発しました。12月18日、
米ワシントンで開かれた感染症
治療に関する学会で発表しました。

まだ動物実験で効果を確認した
段階で実用化には時間がかかるが、
高病原性鳥インフルエンザ(H5
N1型)にも効果が期待できると
いうことです。

研究グループは、キリンビール
が開発したヒト抗体をつくるマウ
スを使い、A型インフルエンザ
ウイルスの表面の膜にあるM2
タンパク質に結合する抗体を作り
ました。

抗体を投与した群と投与してい
ない群の2組のマウスにインフル
エンザウイルスを感染させると、
非投与群では15日後の生存率が約
20%だったのに対し、投与群で
はほとんどが生存しました。

感染後に抗体を投与しても死亡
率は抑えられ、肺の細胞を調べる
と、投与群ではウイルスの増殖が
抑えられていました。

また、さまざまなA型インフル
エンザウイルスへの抗体の結合力
を調べた結果、H5N1型も含め、
幅広く結合することが確認された
ということです。

抗体が結合することで、ウイル
スがマクロファージなどの免疫
細胞に認識されやすくなり、破壊
されると考えられています。M2
タンパク質は変異しにくく、薬に
した場合、ワクチンのように毎年
作りかえる必要がないと言われて
います。

実用化にはさらなる動物実験や
治験が必要ですが、キリンビール
広報部は「米疾病対策センター
(CDC)との共同研究も予定さ
れ、来年には大型動物での効果と
安全性を調べたい」と話している
そうです。

インフルエンザ一問一答の動画です。

www.youtube.com/watch?v=nPb2uXcSngw

 
 
 
 
 
 
 
https://www.youtube.com/watch?v=nPb2uXcSngw






























重症インフルエンザ患者さんの
治療には、抗体治療が有効で、
ウイルスの勢いを後退させます。笑

 
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2】チーズの中の骨粗鬆症を予防する物質

チーズの発酵過程でできビフィ
ズス菌を増殖させるDHNAとい
う物質が骨粗しょう症を抑える
効果があることを岡山大の菅原
利夫(すがはら・としお)教授
(口腔=こうくう=外科)、福永
城司(ふくなが・じょうじ)助手
らが17日までにマウス実験で確か
めました。

明治乳業との共同研究だそうで
す。今後、骨粗しょう症予防に
つながる食品を開発したいと話し
ているそうです。

骨粗しょう症は、骨を壊す破骨
細胞と骨を作る骨芽細胞のバラン
スが崩れて骨の量が減り、進行す
ると骨が脆く折れやすくなる病気
です。

福永助手らは、臓器移植後に
免疫抑制剤を投与された患者さん
が骨粗しょう症になりやすい傾向
に着目しました。免疫抑制剤を
投与したマウスは骨の量が14%
減少しましたが、DHNAを投与
すると減少量は4%にとどまりま
した。

破骨細胞の形成には免疫細胞が
関係しているということです。
福永助手は「今後、DHNAが
骨粗しょう症を抑えるメカニズム
を解明したい」と話しています。

骨粗鬆症の治療には、骨質が大事

であることを発見した臨床医の動画

です。

www.youtube.com/watch?v=17t01e3B62I

 
 
 
 
 
 
 
 


























 
骨粗鬆症で訴訟が起こらない
ようになるといいですね。笑

 
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編集後記

チーズをたくさん食べると骨粗
鬆症になりにくくなるようです。
しかし一般に乳製品の大量摂取は
骨粗鬆症を促進すると考えられて
おりますので、チーズと言えども
大量摂取は、お勧めできません。
またタミフル耐性インフルエンザ
の治療には、抗体療法が試みられ
る時代がくるでしょう。科学技術
の進歩は、著しいものがあります
が、韓国の黄教授のように、論文
の捏造はいけません。また日本で
もSTAP細胞の論文で不正が発見さ
れました。功名心から捏造する人
が多いようですが、追試をすると
すぐに結果が分かってしまいます。
主な論文を掲載する雑誌の信用に
もかかわるので、このようなこと
が今後行われないことを希望しま
す。

欠課の結果は良くありません。笑
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