最新号より350号前のメルマガ

  1. Home
  2. 最新号より350号前のメルマガ

2014-08-12 19:49:14

カテゴリー:ブログ

エベレスト

藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。



美白・美肌 ブログランキングへ

 
診療マル秘裏話 Vol.207 平成19年11月15日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
目次
1)  飲むワクチンの開発
2) 子宮の幹細胞発見

 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
1】 飲むワクチンの開発

腸などの粘膜から吸収される
新型の飲むワクチンを、東京大
医科学研究所などが開発しまし
た。粘膜にある免疫システムを
作動させる細胞に着目しました。
これを見分けるたんぱく質を
ワクチンの運び役にして、効率
的に免疫を働かせることに
マウス実験で成功しました。
インフルエンザやエイズなどに
対する「痛くない」ワクチンの
開発につながると期待されてい
ます。11月5日発行の米医学誌
に発表されました。

飲食や呼吸により常に外界に
さらされている腸や肺の粘膜に
は、侵入した異物を排除し身体
を守る独自の免疫システムが
あります。粘膜表面のM細胞が
異物を認識し、取り込むと免疫
が作動します。しかし、M細胞
はまばらにしかなく、飲むワク
チンは弱毒化したウイルスその
ものを使うポリオなどの生ワク
チンに限定されていました。

清野宏・東大医科研教授
(粘膜免疫学)らは、マウスの
粘膜から取り出したM細胞を含
む細胞群をラットに注射し、約
1000種類の中から、M細胞
を見分けるたんぱく質を発見し
ました。不活性化した破傷風菌
やボツリヌス菌の毒素と、この
たんぱく質を結合させてマウス
に飲ませ、免疫を働かせること
に成功しました。

清野教授は「粘膜で効くワク
チンは感染初期段階で有効で、
予防につながる。ヒトへの応用
を進め、将来的には飲むだけで
感染症を予防できる錠剤を開発
したい」と話しています。

粘膜で効くワクチンしかも
錠剤でとなると手軽に予防接種
できるようになりますね。

ワクチンの副作用について詳しく

述べている動画です。

www.youtube.com/watch?v=FH-N2oZPZ_M

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
































常在戦場で浄財を出して、
錠剤を購入した。笑

 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
2】 子宮の幹細胞発見

慶応大医学部の研究グループ
が、子宮の筋肉からさまざまな
細胞に分化する能力を持つ
幹細胞を発見しました。ガンの
手術で欠損した子宮筋の再生
など、再生医療への応用が期待
されています。近く、米科学
アカデミー紀要(電子版)に
掲載されます。

グループは、幹細胞の可能性
がある細胞を見分けられる特殊
な色素を使用しました。人間の
子宮筋から幹細胞の候補細胞を
選び出し、マウスの子宮に移植
すると、人間の子宮筋が作られ
ました。候補細胞を移植した
マウスを妊娠させたところ、
妊娠や分娩(ぶんべん)に重要
な働きをする人間のたんぱく質
も出ていました。

さらに、骨や脂肪へ誘導する
培養液を使って候補細胞を培養
すると、骨や脂肪に分化し、
幹細胞であることが確認されま
した。この候補細胞は、子宮筋
に3%程度含まれているという
ことです。

グループの丸山哲夫講師
(生殖内分泌学)は「子宮頸
(けい)ガンなどで患部を切除
すると、早産や破水のリスクが
高まります。発見した幹細胞を
使って子宮の欠損部を再生でき
るようになれば、リスクを抑え
られる可能性がある。まだ道は
遠いが、子宮そのものを作り出
す第一歩ともなる」と話してい
ます。

女性の生殖器の解剖生理学に

関する動画です。

www.youtube.com/watch?v=teVzIfoVzUU

 
 
 
 
 
 































四球ではなく、至急、死球の
ようなダメージが子宮に与えら
れた。笑

 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
編集後記

インフルエンザワクチンの
吸入するタイプのワクチンは
話題に上ったことがあり、後3
年ぐらいで実用化されるのでは
ないか?と考えられています。
しかし、内服のワクチンができ
れば、鼻の粘膜に噴霧するより
簡単に予防接種ができるのでは
ないでしょうか?ただ錠剤だと、
錠剤を飲めない子供には適応外
となってしまうので、錠剤以外
の剤形たとえば粉末、ドライシ
ロップ、シロップなどが開発さ
れると子供を注射で泣かせなく
ても良い時代がくるでしょう。
子宮ガンを初めとする、子宮
の病気では、簡単に子宮を摘出
してしまうことが多いようです。
幹細胞を使った再生医療が成功
すれば、子宮を失った女性も
子宮を取り戻すことができる
かもしれません。

敵失は、エラーであり摘出で
はありません。笑

 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

コメント

コメントがありません。お気軽にどうぞ。