最新号より100号前のメルマガ

  1. Home
  2. 最新号より100号前のメルマガ

2014-08-10 18:35:44

カテゴリー:ブログ

エベレスト

藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。



美白・美肌 ブログランキングへ

 
診療マル秘裏話 Vol.457 平成24年8月30日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
目次
1)  身体と脳の体内時計を調和させている蛋白質
2) 「体内時計」の時を2度の採血で測定する手法

 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
1】 身体と脳の体内時計を調和させている蛋白質

体温が下がると合成される
「CIRP」というたんぱく質
が、脳と全身に別々に存在する
体内時計を調和させていること
を、藤田潤・京都大教授と
スイス・ジュネーブ大の研究
グループが突き止めました。

このたんぱく質を利用すれば
時差ぼけや、高血圧、夜間頻尿
など体内時計にかかわる病気の
治療に役立つ可能性があります。
8月24日の米科学誌サイエンス
電子版で発表されます。

体内時計の中枢は脳にあり、
光の刺激を受けて睡眠や体温
などの昼夜のリズムを作り出し
ます。一方、各臓器にも固有の
体内時計があり、細胞増殖など
のリズムを作っていますが、
全身の時計がどのような仕組み
で脳と連動しているかは不明で
した。

グループは、マウスの臓器の
温度が脳からの指令によって
1日に2-4度も変化すること
に注目しました。34-38度
の範囲で温度を変えて細胞を
培養し、変化を調べました。
その結果、34度近くまで温度
が下がるとCIRPができ、
細胞の時計は強いリズムで動き
出しましたが、CIRPがない
と十分なリズムができませんで
した。

最適な睡眠時間を知る方法に

関する動画です。

www.youtube.com/watch?v=RfeuVk0p5SY
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



































死霊の指令を知れい。笑

 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
2】「体内時計」の時を2度の採血で測定する手法
1日周期(約25時間)で
リズムを刻む「体内時計」の
時刻を、12時間あけた2度の
採血で測定する手法を理化学
研究所などのチームが開発しま
した。

ずれた体内時計を簡便に把握
し、睡眠障害の治療や効果的な
薬剤投与の時間を決めることを
可能にする成果で、米科学アカ
デミー紀要に掲載されます。

現在、体内時計の時刻は、
日内変動するホルモン量を
1-2時間おきに24時間以上
採血して測定し、決めています。
チームは簡便な手法を探ろうと、
健康な男性3人に光量や室温が
一定の部屋に36時間滞在して
もらい、2時間おきに採血して、
1日周期で変化する複数の
アミノ酸やホルモンなどの血中
物質を追跡しました。体内時計
の変化によって物質の増減が
一定のパターンを示すことを
つかみ、これをもとに「時刻表」
を作成しました。

体内時計をリセットする方法に

関する動画です。

www.youtube.com/watch?v=R5PhDRWZyv4

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 




























へとへとになりながら屁と屁
の臭気の周期を掴む。笑

 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
編集後記

今週は体内時計の新しい知見
にこだわってみました。体温が
下がると合成される蛋白質が、
脳と全身の体内時計を調和させ
ているとは、人体の精妙さ霊妙
さは驚くばかりです。体内時計
のリズムが分かると睡眠障害の
治療や効果的な薬剤投与の時間
を決めることが可能となります。
特に抗ガン剤や副腎皮質ステロ
イドホルモンなどの副作用が多
い薬を投与するには、この
リズム(サーカディアンリズム)
を知ることが重要です。今回2
回採血するだけで「時刻表」が
作成できたのは素晴らしい発見
だと思います。

 
採血の裁決がおりる。笑

************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

コメント

コメントがありません。お気軽にどうぞ。