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診療マル秘裏話 Vol.356 平成22年9月30日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
目次
1) 骨髄と胸腺の同時移植で2型糖尿病を治療
2) 脳細胞の成長や保護に重要な栄養素となるホルモン

 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
1】 骨髄と胸腺の同時移植で2型糖尿病を治療

肥満など生活習慣の乱れで発症
する「2型糖尿病」を、骨髄と
胸腺の同時移植で治療する動物
実験に関西医科大の池原進教授、
李銘講師(幹細胞異常症学)ら
が成功しました。国内の糖尿病
患者の95%を占める2型糖尿病
の発症の仕組みの解明や、新しい
治療法開発につながる可能性が
あります。9月14日にイスラエル
でのシンポジウムで発表し、近く
米医学誌「ジャーナル・オブ・
オートイミュニティ」に論文が
掲載されます。

血糖値を下げるインスリンは
膵臓(すいぞう)のβ細胞で作ら
れます。免疫を担うリンパ球の
一種、T細胞が、β細胞を異物と
誤認して破壊し、インスリンが
枯渇するのが「自己免疫疾患」の
1型糖尿病です。一方、「生活
習慣病」の2型は老化や肥満で
インスリンの分泌や機能が落ちる
のが原因とされていますが、近年、
2型も免疫系の異常でインスリン
の機能が妨げられることが原因と
の説が出ています。

池原教授は85年、1型糖尿病
マウスに骨髄移植をし発症を抑え
ることに成功しました。今回2型
で実験を試みました。2型マウス
に骨髄移植をしただけでは効果は
ありませんでしたが、骨髄と胸腺
を同時に移植すると10匹のマウス
すべての血糖値が正常値に戻りま
した。又細胞の表面でインスリン
を受け取る受容体に起きていた
異常も正常化しました。

骨髄内の造血幹細胞は胸腺に
移動後、T細胞に分化し、自己
細胞を正確に認識するよう「教育」
を受けます。池原教授らは、骨髄
と胸腺の機能が両方正常でないと、
この教育プロセスに不具合が起き、
2型を発症する可能性があると
指摘しました。同時移植で治療
効果が出たと見て「2型糖尿病も
自己免疫疾患の側面がある証拠を
示せたと思う。より詳しい仕組み
の解明が必要だが、治療法への
応用に向け、研究を進めたい」と
話しています。

1型糖尿病の膵島移植が承認された

というニュース動画です。

www.youtube.com/watch?v=xZm_u3LpgkA
 
 
 
 
 
 
 





























胸腺の昨日の機能を帰納した。笑

 
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2】 脳細胞の成長や保護に重要な栄養素となるホルモン

細胞の成長や保護に重要な栄養
素となるホルモンが、脳の活動が
活発な部分だけに血液中から取り
込まれることを、征矢(そや)英昭・
筑波大教授と西島壮(たけし)・
首都大学東京助教らのグループが
発見しました。

脳機能を維持するのに学習や
運動などが不可欠であることを
実証したもので、将来、認知症
予防など脳を健康に保つための
プログラム開発につながると期待
されます。科学誌ニューロン最新
号に掲載されました。グループは、
筋肉の新生や機能の維持に重要な
役割を持つホルモン「IGF-1」
が脳神経にも作用することに注目
しました。しかし、血管と脳の間
には「血液脳関門」という関所が
あり、このホルモンが脳に取り込
まれる仕組みは謎でした。

ラットの実験で、ヒゲを刺激す
ると神経活動が活発になる脳の
部分だけに、血中からIGF-1が
移動することを確認しました。
神経活動が高まり、脳の血流量が
増えることが引き金となり、特殊
な酵素がIGF-1の分子を小さく
して、脳の関所を通りやすくする
ことも突き止めました。征矢教授
は「脳の神経活動そのものが強力
な栄養素を取り込み、さらに
脳機能が強化される好循環を生む」
と話しています。

血液脳関門に関して解説された

動画です。脳から物質を排出する

トランスポーターが新発見されたと

いうことが重要です。

www.youtube.com/watch?v=40c8y9mPm9M

 
 
 
 
 
 
 
 

































とおりゃんせの歌の通り、通り
やすくなるホルモン「IGF-1」笑

 
 
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編集後記

マウスの移植実験の成功だけでは、
人間への応用はまだまだ難しいので
はないでしょうか?移植で糖尿病が
治ったというのは、明るい材料であ
ることは事実です。しかし移植手術
は、人間ではかなりの侵襲が予想さ
れます。私が、現在行っている水素
吸引療法は、ほとんど侵襲はない
にも関わらず、糖尿病が完治した
症例があるようです。
特殊な酵素で処理したIGF-1を沢山
摂取すると脳の神経活動が活発に
なるのではと言う気がします。
文士が反乱分子となる。笑
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