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2014-06-29 18:31:56

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診療マル秘裏話 Vol.451 平成24年7月19日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次
1)  37度以上の発熱で、「活性酸素」が大量に作成
2) 脳神経変性疾患の再生医療の実現に重要な遺伝子

 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

1】 37度以上の発熱で、「活性酸素」が大量に作成

風邪やインフルエンザで37度以上
の熱が出ると、病原体を攻撃する
「活性酸素」が大量に作られるとみら
れることを大阪大のチームが解明し、
英オンライン科学誌ネイチャーコミュ
ニケーションズに発表しました。

チームは、37度以上になると、
体内で特定のタンパク質の構造が変化
し、白血球が活性酸素を作り出すと
推測しています。藤原祐一郎
(ふじわら・ゆういちろう)大阪大
助教は「タンパク質を詳しく調べる
ことで、感染症の新しい薬を開発でき
るかもしれない」と話しています。

チームによると、このタンパク質は、
水素イオンの通り道となる「水素イオ
ンチャネル」です。白血球は水素イオ
ンを放出することで活性酸素を作り、
病原体を攻撃し死滅させようとする
ため、チームは水素イオンの放出経路
に着目しました。

マウスの水素イオンチャネルの構造
を、大型放射光施設「スプリング8」
(兵庫県)で調べたところ水素イオン
が通る穴と、白血球内に突き出た、
らせん状の棒のような部分からできて
いました。

普段は棒部分が絡み合って二つ一組
となっていますが、37度以上になる
とほぐれてばらばらになり水素イオン
が通りやすくなって、活性酸素が大量
に作られていました。

藤原祐一郎助教授も出演しているニュース

動画です。

www.youtube.com/watch?v=L0drPczgyPU

 
 
 
 
 
 
 
 
































大漁で大量の魚を得た。笑

 
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2】脳神経変性疾患の再生医療の実現に重要な遺伝子

パーキンソン病などの脳神経変性
疾患について、患者さんの皮膚細胞
から人工多能性幹細胞(iPS細胞)を
作って神経幹細胞に変え、脳に移植
する再生医療の実現を目指す上で重要
な遺伝子がマウスの実験で見つかりま
した。東京大分子細胞生物学研究所の
研究チームが7月16日、米科学誌
ネイチャー・ニューロサイエンス電子
版に発表しました。
脳ができる際、神経幹細胞から神経
細胞が生み出されるのは胎児期までで、
生後は神経細胞を支えるグリア細胞
しか生み出されません。同様に、試験
管内でiPS細胞を神経幹細胞に変える
実験でも、神経細胞が一定期間生み出
された後はグリア細胞しかできず、
再生医療に応用する際には克服する
必要があると考えられてきました。
同研究所の岸雄介助教や後藤由季子
教授らが、生後数日のマウスの脳神経
幹細胞に「HMGA」遺伝子を導入した
ところ、グリア細胞をつくっていたの
が、再び神経細胞を生み出すように
なりました。
ヒトiPS細胞を試験管内で神経細胞に
変え、さまざまな新薬候補化合物の効
き目や副作用を調べる実験は既に行わ
れており、HMGA遺伝子を導入して神経
細胞の作製効率を上げることができれ
ば、新薬開発のペースが上がるという
ことです。

京大のiPS細胞の臨床応用の進展に

関する動画です。

www.youtube.com/watch?v=CqkUrpmcDnY
 
 
 
 
 
 
 
 


























公立の学校の人気は高率。笑

 
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編集後記

感染症の新しい薬が水素イオンチャン
ネルを精査することで得られるなら、
素晴らしい発見と言えるでしょう。微小
構造の解析で、今までになかったような、
発想の転換を伴った研究が生まれてくる
ことを期待しています。まだまだ臨床
試験で遺伝子導入を含む脳の再生医療が
なされるまで道が遠いとは思いますが、
グリア細胞を作っていた細胞を神経細胞
を作るようにすることができたのは、
画期的発見と言えるでしょう。現段階で
は新薬の開発のペースがあがるという
ことですが、それだけを取り上げても、
脳変性疾患の患者さんには大きな福音と
なることでしょう。

八艘の船で発送する。笑

 
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