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診療マル秘裏話 Vol.351 平成22年8月26日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次
1) ほとんどの抗生物質が効かない新種の細菌
2) アミロイドβの遺伝子を組み込んだピーマン

 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を
増やして欲しいという要望もあるのですが、私の能力の
なさから1週間に1回が限度となっています。これからも
当たり前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識
を吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思って
おります。不撓不屈の精神で取り組む所存ですので
どうかお許し下さい。

 
1】 ほとんどの抗生物質が効かない新種の細菌

インド、パキスタンが発生源と
みられ、ほとんどの抗生物質が効
かない新種の細菌に感染した患者
さんが欧州などで増えており、
ベルギーで8月16日までに最初
とみられる死者が確認されました。
欧米メディアによると、英国、
フランス、ベルギー、オランダ、
ドイツ、米国、カナダ、オースト
ラリアで感染が確認され、今後
さらに拡大する恐れがあるという
ことです。

英医学誌ランセット最新号に
よると、何種類かの細菌が
「NDM1」と名付けられた
遺伝子を持ち、ほとんどすべての
抗生物質に対して耐性を持つよう
になりました。こうした細菌に
感染すると死亡率が非常に高く
なるため、感染への監視強化と
新薬の開発が必要だと話していま
す。

同誌によると、英国では約50
件の感染が確認されています。
感染者の多くは、医療費の安い
インドやパキスタンで美容整形
手術などを受けており、同誌は
感染源は両国との見方を示してい
ます。

ベルギー・メディアによると、
新たな細菌に感染した男性が死亡
したのは今年6月です。男性は
旅行中にパキスタンで交通事故に
遭い、現地の病院で手当てを受け
ました。ベルギーに戻った時には
既に感染しており、投与した抗生
物質も効かなかったということで
す。

インド保健省は、感染源を
インドと関連づけることに反発し
「インドへの医療目的の観光は
安全だ」と主張しています。

多剤耐性菌の問題を議論した動画

です。

www.youtube.com/watch?v=h7feMph-Fdo
 
 
 
 
 
 
 



































核をもっている国が角のある
感染症を生み出した。笑

 
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2】 アミロイドβの遺伝子を組み込んだピーマン

アルツハイマー病の原因とされる
たんぱく質を含むピーマンを食べる
と、この病気の予防につながる効果
があることを、東京大学の石浦章一
教授らがマウスの実験で確認しまし
た。「食べるワクチン」として臨床
応用が期待されています。米科学誌
に発表されました。

アルツハイマー病の患者さんの脳
(大脳皮質)には、アミロイドβと
いうたんぱく質が沈着・凝集し、
老人斑ができています。これが認知
機能の低下などを起こすと考えられ
ています。

免疫の働きを利用し、素早く大量
の抗体を作り出してこのたんぱく質
を除去させるため、米国でアミロ
イドβをワクチンとして注射する
臨床試験が行われたことがあります
が、過剰な免疫反応による副作用が
問題となり、中止になりました。

石浦教授らは、注射でなく食べて
腸から吸収すると、副作用が起こり
にくいことに着目しました。アミロ
イドβの遺伝子を組み込んだピーマ
ンを作り、その青葉を青汁にして、
アルツハイマー病を発症するように
遺伝子を操作したマウスに与えまし
た。何も与えなかったマウスは発症
して1年ほどで死にましたが、青汁
を与えたマウスは16か月以上生存
し、脳に老人斑は見られませんでし
た。副作用も少なかったということ
です。

石浦教授によると、アミロイドβ
を含む米などを作れば、人間が食べ
やすくなるということです。

アルツハイマー病の発症を抑制する

タンパク質が見つかったというニュース

動画です。

www.youtube.com/watch?v=D6tioXrHb5w

 
 
 
 
 
 
 




























駐車違反で、注射しても予防でき
ない認知症。笑

 
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編集後記

そら恐ろしい感染症が猛威を振る
っています。バリ島では、狂犬病が
流行し、たくさんの死者を出してい
ます。早期にワクチンを打たないと
死に至る病ですので、バリ島に遊び
に行きたいと考えている人は、充分
注意することが必要です。また
インドとパキスタンからの帰国者で
全ての抗生物質に耐性の細菌が検出
されたと言うのは本当に恐ろしい事
です。これら感染症の広がりを何処
まで食い止める事ができるか、注意
深く見守る必要があるでしょう。
遺伝子組み換え作物で認知症が予防
できるなら、素晴らしい事です。
遺伝子組み換え食品の安全性さえ
クリアーできれば、予防はどんどん
進化するものと考えられます。

バリ島でバリバリ狂犬病が流行る。笑

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