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診療マル秘裏話 Vol.350 平成22年8月19日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次
1) 前立腺ガンを発症しやすくなる遺伝子
2) 触覚を伝える手術支援ロボット

 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

1】 前立腺ガンを発症しやすくなる遺伝子

前立腺ガンを発症しやすくなる
遺伝子の特徴を、理化学研究所と
東京大などの研究チームが突き止
め、8月1日付の米科学誌
ネイチャー・ジェネティクス
(電子版)に発表しました。事前
に遺伝子を調べることで、早期
発見に役立つ可能性があります。

遺伝子の種類は、塩基と呼ばれ
る4種類の化学物質の並び方で決
まります。研究チームは、並び方
が1カ所だけ本来と異なる「SN
P(1塩基多型)」と呼ばれる
遺伝子の個人差に注目しました。
患者さん4584人と健康な88
01人の遺伝情報を比較しました。

その結果、欧米の研究で前立腺
ガンとの関連が知られる31カ所
のSNPのうち、19カ所が日本
人と関係していることが判明しま
した。また、日本人にのみ関連す
る5カ所の新たなSNPを見つけ、
うち1カ所は、性ホルモンを作る
遺伝子に関連していました。これ
ら計24カ所のSNPのいずれか
を持つ人は、通常の人より1.13-
1.75倍も前立腺ガンにかかりやす
いことも分かりました。

前立腺ガンの診断と予防について

の動画です。

www.youtube.com/watch?v=JxxTOOFIPw4

 
 
 
 
 
 
 
 
 









































奸計に関係する。笑

 
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2】 触覚を伝える手術支援ロボット

遠隔操作するロボットの「手」
を通して触覚が伝わる手術支援
ロボットを慶応大が開発し、8
月4日公開しました。触覚を伝
える手術用ロボットの開発は
世界初ということです。エック
ス線写真などで発見が難しい
場所のガンの触診や、より難度
の高い手術が可能になると話し
ています。理工学部の大西公平
教授と、医学部の森川康英教授
らが共同で開発しました。

遠隔操作による手術支援ロボ
ットは多くの場合、患者さんの
腹部に小さな穴を開けて微小な
カメラや器具を挿入し、腫瘍
(しゅよう)などを切除する
手術に使われています。しかし
従来のものは、患部を触る感覚
が得られませんでした。

新しいロボットは、医師の手
の動きに応じて動いたロボット
の「手」に当たる鉗子(かんし)
の体内での挙動を1秒間に1万
回という精密な計算で再現しま
す。医師は実際に患部を触って
いるような手応えを感じられる
と言うことです。大西教授は
「医師が直接触れない感染症
患者の治療にも応用できる」と
話しています。

手術支援ロボットを解説した動画

です。ダビンチシステムでは、触覚

を感じることができないことが動画

中に明示されています。

www.youtube.com/watch?v=P0flOHcMNkA

 
 
 
 
 
 
 
 
 



























幹線道路で感染する。笑

 
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編集後記

前立腺ガンの発症に関わる
遺伝子が見つかったことで予防
に役立てることができるのでは
ないでしょうか?発症の確率が
高い人のみ、ガン検診という
時代がやってくるのではないで
しょうか?内視鏡のロボット
技術の進歩には驚かされます。
大学病院に勤めていたころ、
血小板減少性紫斑病や慢性骨髄
性白血病などで脾臓の摘出手術
をお願いすることがありました。
腹部に穴を4箇所空けるだけで
巨大な脾臓を取り出せるという
ことが不思議でありました。
悪性腫瘍の手術では、触覚が
とくに重要ではないかと推測さ
れます。益々の進歩が期待され
るところです。

巨脾の手術を拒否する。笑

 
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