最新号より300号前のメルマガ
2014-06-20 21:22:57
カテゴリー:ブログ
藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。
美白・美肌 ブログランキングへ
診療マル秘裏話 Vol.250 平成20年9月11日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
目次
1) 糖尿病の遺伝子治療
2) プラズマクラスターイオン技術の医療応用
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。
1】 糖尿病の遺伝子治療
膵臓(すいぞう)に豊富に含ま
れる細胞にわずか3種類の遺伝子
を組み込んで、血糖を下げるイン
スリンを分泌する細胞へと体内で
つくり変えることに米ハーバード
大
チームがマウス実験で成功しまし
た。英科学誌ネイチャー(電子版)
に8月28日付で発表しました。
インスリンをつくれない糖尿病
の再生医療に応用が期待される
成果です。
再生医療の分野では、山中伸弥
(やまなか・しんや)京都大教授
が、皮膚などの体細胞を未分化な
状態に戻した新型万能細胞
「iPS細胞」が注目を集めてい
ます。しかし今回は、体細胞を
未分化な状態にせず、直接別の
細胞に転換できることを初めて示
しました。万能細胞より、必要な
細胞を早く得られる可能性があり
ます。
チームは膵臓の形成にかかわる
約200種類の遺伝子の機能を調べ、
膵臓でインスリン分泌を担う
「ベータ細胞」づくりに重要とみ
られる遺伝子を絞り込みました。
最終的にそのうち3種類を、膵臓の
約95%を占める「外分泌細胞」
と呼ばれる細胞に特殊なウイルス
で組み込むと、膵臓に1%程度し
か含まれないベータ細胞と
そっくりな細胞に変えられること
を突き止めました。
できた細胞は3日後にインスリン
分泌を開始しました。10日後には
本物並みの分泌量に達しました。
人為的に糖尿病の状態にしたマウ
スで実験すると、遺伝子導入から
1週間ほどで血糖が下がることも
確認されました。ただしこの細胞は、
塊を形成しないなど、本物とは違う
点もあったということです。
遺伝子組み換えで糖尿病が治療さ
れる時代になるかもしれません。
糖尿病の治療を中断する人に関する
動画です。
www.youtube.com/watch?v=Q8KEzI3lG6s
特殊な細胞にかわる技術で、糖尿
病から特守する。笑
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2】 プラズマクラスターイオン技術の医療応用
シャープは8月27日、空気清浄機など
に採用している「プラズマクラスター
イオン技術」について、密閉空間に
イオンを高濃度で噴射することで、
浮遊する鳥インフルエンザウイルス
の大部分を破壊する効果があること
を実証したと発表しました。
世界で流行する鳥インフルエンザ
は、新型インフルエンザに変異して
人同士で感染し爆発的に流行する
可能性が高いと指摘されています。
同社は今後、一段と高濃度のイオン
を発生させる空気清浄機などの商品
開発を進める計画ということ
です。新型インフルエンザ対策の一
つとなることをアピールし、家庭の
ほか病院や自動車メーカー航空会社
などへの販売拡大を目指すそうです。
実証実験は、ロンドン大のジョン・
オックスフォード教授らと共同で、
現在実用化されている製品と比べて
7倍強の高濃度の酸素イオンと水素
イオンを発生させて実施しました。
十分間噴射することで、空間内の
ウイルスが99・9%減少したと
いうことです。
プラズマクラスターイオン技術は、
空気中に放出したイオンがウイルス
を包み込んで分解、除去する技術
です。一方で、人体に影響がない
ことも確認されているということ
です。
プラズマクラスター技術は、微生物の
表面でヒドロキシラジカルを作り、水素
を抜き取ることで、病原体を退治する
技術でした。そのメカニズム動画です。
www.youtube.com/watch?v=7Yf8Owdy654
星条旗(アメリカ)は、ウイルス
食う気清浄機。笑
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
編集後記
糖尿病の治療も日進月歩で進歩し
ていますが、まだまだ合併症を予防
できる根本的治療は、確立されて
いません。膵臓のβ細胞に似た細胞
を遺伝子操作で作れるようになった
のは、将来の遺伝子治療および再生
治療の役にたつ一里塚と考えられま
す。万能細胞を改めて作らなくとも
簡単に遺伝子治療ができるようにな
ることを願ってやみません。プラズ
マクラスターイオン技術により爆発
的流行が阻止されたらいいなと思い
ます。
祖師から、疫病流行の阻止を命ぜ
られる。笑
************************
このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)
発行者名 医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業 医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
コメントする