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診療マル秘裏話 Vol.150 平成18年10月12日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次
1) ガン細胞を光らせるウイルスの応用法
2) ウイスキーの成分の糖尿病予防効果

 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
1】ガン細胞を光らせるウイルスの応用法

岡山大病院(岡山市)遺伝子・
細胞治療センターの藤原俊義
助教授(消化器・腫瘍(しゅよう)
外科学)らのグループが、リンパ
節に転移したガン細胞を光らせる
クラゲの発光遺伝子を組み込んだ
ウイルスを開発しました。藤原助
教授は「人に応用できれば、手術
の際に切除範囲を小さく抑える
ことが期待できる」と話していま
す。10月1日付の米医学誌「ネイチ
ャー・メディシン(電子版)」
で発表しました。

藤原助教授によると、ガン細胞
は最初にガンができた原発巣から、
リンパ管を通じてリンパ節に転移
し、全身の臓器に及ぶということ
です。臓器への転移を防ぐために
リンパ節を切除する場合、小さな
転移は見つけにくいため、周囲の
正常なリンパ節を含めて切除する
「郭清(かくせい)手術」が現在
の所一般的です。

藤原助教授らは既に、ガン細胞
だけを死滅させるウイルスを開発
しており、間もなく臨床試験に入
る予定だそうです。今回、この
ウイルスにオワンクラゲの発光
遺伝子を結合させ新しいウイルス
を生み出しました。新ウイルスは
手術前に腫瘍に注射すると、数日
後に原発巣と転移したリンパ節で
増殖しました。特殊な光を当てて
フィルターを通して見ると、ガン
細胞が黄緑色に光って見えます。

実験で、直腸ガンを発症させた
マウス7匹の腫瘍に新ウイルスを
注射すると計13カ所あるリンパ
節転移のうち12カ所を特定でき
たということです。

光を使った別のガン治療に関する

動画です。

www.youtube.com/watch?v=BEmDkqBmJD4

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
外科の先生にとっては、転移巣
が分かると郭清しなくて良くなる
ので福音となるでしょう。しかし、
手術後患者さんが覚醒しないのは、
困ります。笑

 
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2】 ウイスキーの成分の糖尿病予防効果

ウイスキーの成分に糖尿病予防
効果があるというラット実験の
結果を、サントリーと矢部千尋
(やべ・ちひろ)京都府立医大
教授らが3日までにまとめました。

アルコール分は抜いており、
たるから染み出たポリフェノール
類の効果ではないかと推測して
います。

サントリーによると、糖尿病に
したラットの餌に、アルコール
などの揮発成分を除いたウイスキー
粉末を0・02%混ぜました。
5週間後、通常の餌のラットは
空腹時の血糖値が3倍に上昇しま
したが、粉末を混ぜたラットは
1.6倍でした。糖尿病と関係が深
い血液中の過酸化脂質濃度は、
通常の餌だと約2倍になりました
が、粉末を混ぜたラットはほとん
ど上がりませんでした。

ブドウ糖を与えると、30分後
の血液中のインスリン濃度は、
通常の餌のラットの約1.8倍に
なったということです。

サントリーは「適度な飲酒は
糖尿病を予防するとの疫学調査
結果もあり、適量のウイスキーは
予防効果があるのではないか」と
話しています。お酒のメーカーが
行った実験なので皆さんくれぐれ
も飲み過ぎないようにして下さい。
また飲酒運転は言語同断です。
絶対やめましょう。

一般的な糖尿病の予防法について

の動画です。

www.youtube.com/watch?v=unazeBvyp6E
 
 
 
 
 
 
 
 




















































百薬の長も、飲み過ぎると超
からだに悪い。笑

 
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編集後記

ガンを光らせたり、ガン細胞
だけを死滅させるウイルスがある
と本当に役に立つと思います。
臨床試験が楽しみです。副作用が
でないことを祈っています。飲酒
運転の事故でたくさんの人が亡く
なっています。お酒を飲む人は、
何かにつけてこれは、からだに
いい酒だからといって飲み過ぎる
傾向があります。糖尿病に良くて
も必ず適量というものがあり、
それを過ぎるとアルコールの害が
でてくるわけです。飲酒運転撲滅!

蛍光の光で診断する傾向。笑

 
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