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診療マル秘裏話 Vol.197 平成19年9月6日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次
1)  体外離脱の感覚をヴァーチャルで再現。
2) 「p53」が腫瘍細胞に効くメカニズム。

 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

1】 体外離脱の感覚をヴァーチャルで再現。

肉体から魂が抜け出して自分の
身体を外側から眺めている-。
こんな「体外離脱」の感覚を仮想
現実を体験する装置を使って再現
する実験にロンドン大の研究者が
成功しました。8月24日付の
米科学誌サイエンスに発表しまし
た。

単なる想像の産物と思われてい
た感覚を科学的に説明できる可能
性が出てきたということです。

ロンドン大のヘンリック・エー
ソン博士は、健康な被験者をいす
に座らせて2メートル後ろにビデオ
カメラを置き、このカメラで撮影
した被験者の後ろ姿を映し出す
スクリーンのついたゴーグルを着
用してもらいました。

カメラの前で棒を上下に動かし、
同時に被験者の胸を棒で触れて同
じように動かすと、多くの被験者
はカメラの方に自分の体があり、
別人を後方から見ているような
感覚になったと回答しました。

この体験をした後、ハンマーを
カメラに向かって振り下ろすと、
被験者は恐怖を感じたような
神経反射を示しました。あたかも
カメラの方に自分の身体があるか
のような反応と解釈できるという
ことです。

エーソン博士は「視覚と触覚を
別々にしたことで脳の知覚情報の
処理が混乱し、実体のない身体を
感じるという幻覚をつくり出した
のではないか」と指摘しています。

体外離脱の研究をしている機関の

動画です。

www.youtube.com/watch?v=-2aZ1LBXM-w

 
 
 
 
 
 
 
 


































体外離脱は、大概離脱しなくて
も起こる。笑

 
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2】 「p53」が腫瘍細胞に効くメカニズム

ガン抑制遺伝子の一つ「p53」
が、異常をきたした細胞を自殺に
導く際に不可欠なたんぱく質を、
千葉大医学部や大鵬薬品工業など
の研究チームが特定しました。
肺ガンや大腸ガンなど約半数の
種類のガンで、p53が正常に働
いていないことが分かっています。
このたんぱく質の機能を詳しく調
べれば、正常な細胞には影響を与
えず、ガン細胞だけを自殺させる
新薬の開発につながる可能性が
あります。ガン発症のメカニズム
の解明にもつながる成果で、
8月24日付の米科学誌「セル」に
発表されました。

p53は人間のあらゆる細胞に
ありますが、通常はあまり働かず
眠った状態にあります。体内では
常に、DNAが損傷を受けるなど
して細胞に異常が起きています。
損傷した細胞ではp53が活性化
され、細胞を自殺に導く指令を出
したり、増殖を止めて損傷修復の
時間をかせぐなど、異常な細胞が
増えるのを防いでいます。しかし、
正常に働かない場合がある理由は
謎でした。

田中知明・千葉大助教(分子
腫瘍(しゅよう)学)らは、細胞
の中で遺伝子が働く際、DNAと
特定のたんぱく質が「クロマチン」
と呼ばれる複合体を作ることに
着目しました。人間の肺ガンの
細胞のクロマチンを分析し、
p53と結合する分子をすべて調
べた結果、「CSE1」という
たんぱく質を発見しました。
肺ガン、大腸ガン、乳ガンの細胞
を使った実験で、p53とCSE1
が結合しないと細胞の自殺が起こ
らないことを確認しました。

田中助教は「CSE1は細胞の
生死を左右するスイッチ的な役割
を持つたんぱく質と言える。新し
いタイプの薬の開発につながる
可能性がある」と話しています。

p53についての研究が進むに
つれ、遺伝子治療が改良される
余地がたくさんできるものと確信
しています。

ガンリスクチェッカーなるものの

使用説明の動画です。

www.youtube.com/watch?v=vHfX_oE8hoI

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 








































革新的医療の核心を確信する。笑
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編集後記

体外離脱については、色々な
人間の錯覚、幻覚などの感覚的な
ずれによって起こることが推測
されます。遺伝子治療の改良には
p53の腫瘍細胞への効き方の
メカニズムが明らかになることが
必要です。p53とCSE1が結合し
てからあとの下流のメカニズムの
解明がまたれます。

改名することで地獄に陥るのを
まぬがれてもp53のメカニズム
の解明が遅れれば、ガンでなくな
る人が増える可能性があります。笑

 
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