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診療マル秘裏話 Vol.147 平成18年9月21日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次
1) 自閉症発症のリスクファクター
2) 学習に影響するホルモン

 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

1】自閉症発症のリスクファクター

9月5日付の米紙ワシントン・ポスト
は、父親の年齢が高いときに生まれた
子供は若い年齢の父親に生まれた子供
に比べ自閉症になる可能性が高くなる
との米マウントサイナイ医大などの
研究結果を伝えました。父親の遺伝子
情報が何らかの影響を及ぼしている
可能性を示す新しい発見といわれてい
ます。

研究チームは「高齢の父親の事例数
が少ないため、断定的な結論は出せな
いが、父親の年齢が上がるにつれて
自閉症の割合が増える傾向ははっきり
した」と話しています。

同大などの研究チームがイスラエル
で約38万人を対象に、大規模な調査を
実施しました。

その結果、父親が15-29歳のときに
生まれた子供の場合、自閉症になる
確率が1万人に6人なのに対し、父親が
30代のときの子供の場合は1.5倍の9人
でした。40代では5倍以上の32人、50
代以上では約9倍の52人に膨らんだと
いうことです。

自閉症は発達障害の一種で、生まれ
つき脳の機能に何らかの障害がある
ことが原因と推測されています。脳内
の重金属が原因と言う説もあり、
デトックスという重金属排除の治療を
しているところもあるようです。

自閉症スペクトラムについて詳しく解説

した動画です。

www.youtube.com/watch?v=cMdXq0l5GUs

 
 
 
 
 
 
 
 

































高齢の父親は、若年の父親に比べて、
恒例のことが多いのでしょうか?笑

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2】 学習に影響するホルモン

糖代謝を制御するホルモンのインス
リンが、学習でも不可欠の役割を果た
していることを、東京大の研究チーム
が線虫を使った実験で突き止めました。
人などほ乳類でも同じメカニズムが
あると考えられ、将来は認知症や記憶
障害の改善にも役立つと期待されてい
ます。9月7日付の米科学誌「ニューロン」
で発表されました。

東京大の飯野雄一助教授らは、体長
1ミリほどの線虫(学名「C・エレガンス」)
を使い、人のインスリンに相当する
物質INS-1と学習の関係を調べま
した。食塩を好む線虫の性質を利用
しました。食塩に近寄ると、えさが
得られないという体験をさせました。
この結果、正常な線虫は食塩に近寄
らなくなりましたが、遺伝子操作に
よりINS-1を持たない線虫は、
以前と変わらず食塩に近寄りました。

さらに、神経細胞間で起きている
現象を詳しく調べたところ味覚神経
から「食塩を感じた」という信号を
受け取った神経の一つがINS-1
を分泌していることが分かりました。
この働きで味覚神経の性質が変化し、
食塩の信号を神経に伝えなくなる
ことも分かりました。

これまでに、アルツハイマー病の
患者さんは脳内のインスリン量が
低下することや、インスリン分泌の
できないネズミは学習能力が低いと
いう報告があり、ほ乳類の学習記憶
にもインスリンが関与している可能
性があります。飯野助教授は「今回
の発見を糸口に、ほ乳類の脳内での
インスリンの働きが明らかにできる
のではないか」と話しています。

アルツハイマー病の予防にホップの

成分が有効であることを解説した動画

です。ちなみに動画中にも紹介されて

いますが、ビールを飲んでいるからと

言ってアルツハイマー病の予防になる

とは、とても言えないそうです。

www.youtube.com/watch?v=RP_yl71E-Qc

 
 
 
 
 
 
 
 































ちなみにホップに関する私のブログは
こちらです。

http://ameblo.jp/eitokukai51/entry-11575464869.html
血糖のみならず、学習の血統も
インシュリンは変えるようです。笑

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編集後記

高齢の父親というリスクファクター
があるのが分かっていても、高齢に
なってから、子供を作るなというの
は、非常に酷な気がします。自閉症
については、まだまだ発症のメカニ
ズムについて分かっていないことが
多いようです。発症のメカニズム
さえ分かれば、かなり自閉症児を減
らすことができると考えられますが、
今回の研究結果だけで減らすことは
難しいと思われます。インシュリン
の働きは、血糖のコントロールが主
なものと考えていましたが、
まだまだ分かっていない働きがある
ようです。今後の研究成果に期待し
たいと思います。

刻々と酷な要求が濃く出された。笑
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