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診療マル秘裏話 Vol.196 平成19年8月30日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次
1)  急激な体重増加が心臓病を起こす。
2) オオコウモリがマールブルグ病の感染源。

 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

1】 急激な体重増加が心臓病を起こす。

若いころやせていたのに、
中年以降に10キロ以上太った
男性は、体重が安定していた
人に比べ、心筋梗塞(こうそく)
など虚血性心疾患になる危険度
が2倍高いとの疫学調査結果を、
厚生労働省研究班(主任研究者・
津金昌一郎(つがね・しょう
いちろう)国立ガンセンター
予防研究部長)が8月22日発表し
ました。

アジア人でこうした傾向が明
らかになったのは初めてという
ことです。研究班の磯博康
(いそ・ひろやす)大阪大教授
(公衆衛生学)は「年齢が進ん
で運動をやめたり、基礎代謝が
落ちたりしても若いころと同じ
食習慣を続けると、心臓への
負担が増える」と注意を促して
います。

研究班は全国8県で40-69歳の
男女約9万6000人を1990年から
最長で12年追跡しました。この
間、男性の399人が虚血性心疾患
になりました。

肥満度を表す国際的指標で、
体重(キロ)を身長(メートル)
で二度割って算出する体格指数
BMIとの関係をまず調べた
ところ、BMI30以上(肥満)
の男性は、標準的な体格(23
以上25未満)の男性に比べ
心疾患発症の危険度が1.8倍で、
肥満と心疾患の関係がはっきり
しました。女性は発症者が少な
く、関連は不明でした。

そこで研究班は次に、男性の
約半数に当たる約2万3000人を
対象に、体重の増減との関係に
注目して分析しました。すると、
20歳時点でBMI21.7未満と
やせ形だった人で、調査時までに
10キロ以上体重が増えた人は、
増減が5キロ以内だった人と比べ、
危険度が約2倍になることが
分かりました。

心疾患の診断・治療に使われる

心臓カテーテルに関する動画です。

www.youtube.com/watch?v=lEAjPeHwxlw

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


































激太り、キューピッドの矢の
ようにハートを直撃。笑

 
 
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2】オオコウモリがマールブルグ病の感染源。

エボラ出血熱に症状が似たマール
ブルグ病のウイルスが潜み、人への
感染源となる「自然宿主」は、
アフリカに広く生息する
オオコウモリの一種である可能性が
高いと、米疾病対策センター(CDC)
のチームが米科学誌に8月22日発表し
ました。

近縁のエボラウイルスも自然宿主
が3種類の別のオオコウモリである
ことを示す研究結果が、2005年に
発表されています。自然宿主の特定
は感染ルートの解明や予防につなが
りますが、チームは「感染の危険が
ある地域は想像以上に広範囲かもし
れない」と話しています。

チームによると、アフリカ中西部
の5カ所で10種類、計約1100匹の
コウモリを捕獲し、感染している
ことを示すマールブルグ病ウイルス
の遺伝子や感染歴を示す抗体の有無
を調べました。

その結果、285匹のエジプトルー
セットオオコウモリのうち、ガボン
の2カ所の洞窟(どうくつ)で捕獲
した4匹から遺伝子を、同じ洞窟の
29匹から抗体を検出しました。

ほかの9種類からはウイルスの
遺伝子や抗体は検出されませんでし
た。

チームはこのコウモリが無症状で
感染しているため、自然宿主の可能
性が高いと推測しています。エジプ
トルーセットオオコウモリはサハラ
砂漠以南のアフリカ大陸全域とエジ
プトに生息しています。

出血熱は、アフリカだけの問題では

ありません。米国ヨセミテ公園で感染

が起きたハンターウイルスのニュース

動画です。

www.youtube.com/watch?v=XFvLqeorFcA

 
 
 
 
 
 
 
 



































出血熱の自然宿主は、コウモリと
するなら、吸血鬼ではなく、出血鬼
ではないでしょうか?笑

 
 
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編集後記

中年以降の男性は、体重増加により
心疾患が増えるという結果がでました。
なぜ男性だけが体重に相関するのかと
いう点が問題であると考えます。男性
は内臓脂肪がつきやすく女性は皮下
脂肪がつきやすいからと一応理論武装
はできますが女性の場合女性ホルモン
も関係しているのではないかと言われ
ています。子供を産むためには、循環
器に非常な負担がかかります。したが
ってホルモンバランスが太っても簡単
に心疾患になりにくくしているという
わけです。コウモリが出血熱の宿主と
して、コウモリを退治すれば、出血熱
の可能性が減るのでしょうか?人間に
は重大な症状を起こすのにコウモリで
は、無症状である理由を探求するべき
でしょう。

コウモリ研究者にとって無症状は、
無賞状かもしれません。笑

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