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診療マル秘裏話 Vol.246 平成20年8月14日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次
1)  欠陥タンパク質の排出機構
2) 乳製品が脳卒中の発症を減らす

 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

1】 欠陥タンパク質の排出機構

細胞内で誤って合成された欠陥
タンパク質を選別し、分解・廃棄
する仕組みを京都大の永田和宏
(ながた・かずひろ)教授らの
チームが解明し、7月25日付の米
科学誌サイエンス電子版に発表し
ました。

小胞体と呼ばれる細胞内器官で
3種類の酵素などが連携して働き、
巧みに品質管理していました。

遺伝子異常などによって生じる
欠陥タンパクが神経に蓄積すると、
アルツハイマー病やプリオン病
などが起きると言われています。
永田教授は「将来、薬などでこの
仕組みを活性化できるようになれ
ば、新たな治療法につながる可能
性がある」と話しています。

チームはこれまで欠陥タンパク
をチェックするEDEMという
物質を特定しました。今回新たに
酵素として働くERdj5など
2種類の物質を発見しました。
これらは欠陥タンパクの凝集を解
きほぐして1本の細い分子にし、
小胞体の外に運び出して廃棄処分
するなどの役割を分担してい
ました。

タンパク質に関する基礎知識の動画

です。

www.youtube.com/watch?v=syZqnMbsAH0

 
 
 
 
 
 
 
 
 









































排気ガスを廃棄した。笑

 
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2】 乳製品が脳卒中の発症を減らす

牛乳やチーズなどの乳製品から
カルシウムを多く取る人は、
ほとんど取らない人に比べて脳卒
中の発症率が約3割少ないことが、
厚生労働省研究班の大規模調査で
明らかになりました。国際医学誌
電子版に今月掲載されました。
日本人の死因3位の脳卒中予防に
つながる成果で、牛乳なら1日
130ミリリットル前後スライス
チーズなら1~1・5枚で効果が
期待できるということです。

研究班は、岩手、秋田、長野、
沖縄の4県在住の40-59歳の
男女約4万人を、90年から12
年間追跡し、食事など生活習慣と
発病の関係を分析しました。

02年までに、1321人が脳卒中を
発症しました。乳製品から取った
カルシウムの量で5グループに分
けると、1日の摂取量が平均
116ミリグラムと最も多い
グループは、ほぼゼロのグループ
に比べて脳卒中の発症率が
0・69倍にとどまりました。
大豆製品や野菜、魚など、乳製品
以外から摂取したカルシウムでは、
効果はみられませんでした。

研究班の磯博康・大阪大教授
(公衆衛生学)は「カルシウム
摂取が多いと血圧が低くなるため、
脳卒中予防につながったのでは
ないか。乳製品は他の食品よりも
腸での吸収率が数倍高く、効率良
くカルシウムが取れたようだ」と
説明しています。

一方、心筋梗塞(こうそく)
など心疾患の発症率はカルシウム
摂取の有無と関連がありませんで
した。乳製品に多く含まれる飽和
脂肪酸によって心疾患の発症率が
高まり、カルシウムの効果が打ち
消された結果と考えられ、乳製品
の食べすぎは逆効果になる可能性
が高いと考えられます。心筋梗塞
だけでなく、以前のメルマガで
紹介したように男性は前立腺ガン
の心配を女性は、乳ガンの心配を
しなければいけないようです。
また乳製品の摂取量が多い国ほど
骨粗鬆症が多いと言われています。

乳製品が悪いなら、豆乳を飲みましょう
という人がいるようですが、大量の豆乳
の摂取で、身体に必要なミネラルが喪失
し、いやな症状を来した人がたくさん
おられます。豆乳も大量に摂取すると体
に悪いことを覚えておいて下さい。

乳製品の危険性を指摘している動画

です。

www.youtube.com/watch?v=V7rkWtwqKGk

 
 
 
 
 
 
 
 
 


































ガンの可能性がガンガン増える。笑

 
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編集後記

欠陥タンパク質の蓄積による
アルツハイマー病や遺伝的神経
変性疾患およびプリオン病は
現在のところ根本的治療があり
ません。小胞体の中で行われる
欠陥タンパク質の判定や廃棄
処分のメカニズムが分かった
ことはこれらの病気の人々にと
って大きな福音と言えるでしょ
う。乳製品の摂取量の増大は、
良い影響と悪い影響の2面が
あるようです。良い影響は少数
で悪い影響が多数を占めると考
えている人が多いようです。

父は、乳で遅々とした前立腺
ガンになった。笑

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